花に囲まれて|突然変異のバラとガーデニング日和

いよいよGWに突入します♪

春も深まると、周りにお花があふれるので、ウキウキしてきます。

長野は寒冷地なので、冬ごもりのような色の少ない時期を長々過ごすせいか、春になると、老若男女問わず、花屋にフラフラと引き寄せられるようです。

他の寒冷地でも、きっとあるんでしょうね。

実家が700キロ彼方にあるので、おいそれと帰れないでいます。

ここ数年、子供の受験もあって、5~3年おきにしか帰省できていませんでしたが、末子が家を離れたので、去年の夏帰省できたし、夫が出張で実家方面に行くので、「連れてってやろうか?」と言われて、ホイホイついていったので、8ヶ月ぶりに実家に帰ることができました。

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実家はジャングルのようだった

母は、いつの頃からか、家を片付けるのを放棄したようで、家の中もジャングル状態でしたが、家の外は呆れ返るほどのジャングル状態でした。

すみません、疲れ果てて、写真撮ってきていません。

画像はフリー画像ですが、まさにこんな感じなので、代わりに入れました。

七段花も含めて、ヤマアジサイは数株、「勝手に増えた」というシャクヤクの蕾も列になっていて、知っているものも、知らないものも含めて、花が所狭しと咲き、山奥にしかないんじゃないか?と思っていた山野草「ホトトギス」もあります。

木をよじ登るようにハツユキカズラが巻き付いていて、母曰く「白い花が咲いてびっくりした」そうです。

今は咲いていませんが、ハツユキカズラも巨大化すると花が咲くようです。

玄関先の謎の物体はバラ??石化柳??

玄関先に、石化柳??と思うような、変なグリーンが飾ってありました。

ピンクの花は椿や造花です。

虫が枝先についていて、小汚くなっています。

「あんたに見せようと思ってとっといたんだよ」と母。

「普通のつるバラからでてきたやつ」

つるバラ??

よく見ると、びし~~っと小さなトゲが付いていて、申し訳程度にあちこちからバラらしい葉っぱがでています。

「その小さい葉っぱは、切ってからでてきたんだよ」とのことです。

近所中のひとが総出で見に来て、「どこかに投稿したら」と言われたのですが、「ふつーです」と言われたら嫌だからやめたとか。

いや、普通じゃない。

しかも、先端から申し訳程度につるバラに戻ってる。

「病気じゃないの?病気が広がるかも」という人が出て、切ってしまったようです。

残しておいて、ほしかった。

じいちゃんの形見の和蘭「セッコク」

母方の曾祖父は、99歳で、私が中学生の頃になくなりました。

曽祖父が生まれた日に植えたという巨大な松の木があったのですが、曽祖父がなくなると枯れてしまいました。

曽祖父は、松の木に和蘭「セッコク」をくっつけて育てていたそうで、母が松の木が枯れたときにセッコクをちぎって持ち帰り、家の木にくっつけて育てていたらしく、大きな株になっていました。

「ちぎって持ち帰って、木につけて育てたらいい」というので、そのまま持ち帰り、浜松の夫の下宿で木といえば藤しかなかったので、藤に縛り付けて、「つきますように」とお祈りしました。

穏やかで、日当たりのいい縁台の上で、いつも新聞を読んでいた曽祖父の姿が思い出されます。

しかし、セッコクが実家にあることに、今まで気が付かなかったとは。

いや、山野草も含めて、これほどいろいろごちゃまぜに育てているとは。

おそるべし。

長野の自宅も着々とジャングル化

血は争えない用で、長野の自宅の庭も、ジャングル化しようとしています。

規模が小さい分、マシかも知れません(←言い訳)。

緑に溢れかえっています。

年末にバラの寒肥で、はりこんで使ってみた「馬糞堆肥」が効いた?としか思えない、異様な程の元気良さです。

例年以上に小さく切り詰めたのも良かったのかもしれません。

西洋あじさい「フェアリーアイ」の花芽がついたので

枯れ果てて卒塔婆のようになっていたあじさいも、葉っぱがでてきました。

枯れた花と緑がごちゃまぜです。

先端の葉っぱをそっと押し広げて見てみると、花芽ができていました。

複数確認したので、枯れた葉っぱをようやく刈り取ることができました。

育ちの悪い枝も一緒に取り除きます。

茶枯れたのが混ざらなくなって、すっきりしました。

寒冷地なので開花も遅いんですね~。でも、楽しみです。

庭に移した「芳純」がますます巨大化

直径60cmはある鉢から、急遽庭に移した「芳純」ですが、前より確実に巨大化しています。

赤系統の花が咲くバラらしく、2週間前は全体に葉っぱが赤みがかっていましたが、緑になってきました。

一本枯れた古枝が残っています。

太いので、株元からのこぎりでカットしました。

ゆりの茎が伸びてビオラがこんもり

ビオラの下に仕込んでいたゆりがずいぶんと大きくなってきました。蕾がつくのが楽しみです。

ぎゅうぎゅう詰め??と嬉しくなるようなビオラの育ちっぷりです。

セオリー通りに摘芯してよかった。

庭のお手入れが楽しい季節

八重の山吹も咲きはじめました。

ブルーベリーもたくさん花芽をつけています。

まだ蕾の状態ですが、今年こそはたくさん食べたいです。

寒冷地では葉を落とすシマトネリコも、芽吹きの季節が来ました。

まだ蕾の状態ですが、白い細い花びらの花をたくさんつけて、雪のように散っていきます。

葉っぱは花の後にでてきます。

サラサラと風に揺れる姿が優雅です。

昨年寒くなって葉っぱがなくなった「山菜こごみ」で有名な「クサソテツ」。

腐葉土を詰め込んで庭に植えていましたが、芽吹いていたので出しました。

土を落として植え替えました。

だってね、ミミズがのたくって、虫がチョロチョロしていたんです。

あのままじゃ、家に入れられない。

今なら蚊もほとんどいないし、虫もいるものの、まだ少ないので、ガーデニングが楽しい季節です。

日がな一日眺めていてもいいくらいですね。

ゆったりとグリーンに囲まれていると、幸せだと思います。