【2020】休眠しないバラ|大寒なのにすでに目覚めているバラ

全国的に寒冷地でも雪が少ない2020年のこの冬、ダウンコートに一度も袖を通さないまま、しまい込んでいます。

日々のお出かけには、例年なら晩秋にお役御免にする薄手のジャケットをそのまま愛用中です。

通常なら2月中旬ごろに咲く河津桜が1月にすでに開花している模様です。

バラもおかしくなって当然ではないか?そう思う今日この頃です。

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春と間違えた?休眠しないバラ

藤の葉っぱなども見えてわかりにくくなっていますが、画像のバラは、2020年1月23日のジャストジョーイです。

右隣の茶色い鉢のバラはエウリディーチェで、コチラも葉っぱは伸び始めていますが、ジャストジョーイほどではありません。

↑上の画像は、2020年1月7日のジャストジョーイです。

年末の強剪定から2週間ほどでこの様子になっていたので、これでも驚愕しました。

アングルを変えると、葉っぱの多いことがよくわかります。

1月上旬にこの姿になったのは、はじめての出来事でした。

1月23日と比較すると、明らかに葉数が増えて、いつ花芽が付いてもおかしくない状態になってきました。

チャイコフスキーも眠らない

↑上の画像は、2020年1月23日のチャイコフスキーです。

葉数がかなり多くなっていて、とてもではないですが、葉っぱを全部取り去って強剪定をして1か月後の大寒の頃の姿とは思えません。

とはいえ、春先に比べると、葉が展開してはいるものの、全体的に若干小さい葉のままになっています。

ジャストジョーイと比べると、まだまだ眠いのに、起きようか起きまいか、決めかねてまどろんでいるといった状態に見えます。

休眠させられないが手を付けられない

ジャストジョーイもチャイコフスキーも、2019年春にいの一番に開花した株なので、葉っぱの出が多少早くても致し方ないと思うものの、ちょっと早過ぎ感があります。

いずれにしても、二つとも展開していない新芽がほぼないため、葉っぱ取りをやり直すこともためらわれ、もう好きにしてほしいと見守っています。

暖冬だから虫が目覚めるのも早いだろうと予想されるので、オルトランをまくのをいつやるか?考え中です。

ちょっぴり目覚めつつあるバラ

ジャストジョーイとチャイコフスキーが「2020年休眠しないバラ」と考えたとき、大体休眠しているようだけれど、ちょーっと目が覚めかけているかな?といったバラもいくつかあります。

↑上の画像は、2020年1月23日のアンブリッジローズです。

新芽のほとんどが大きく膨らんでいますが、枝の先端の方の葉っぱのみが展開しています。

同じように、アイスバーグも、先端の葉っぱのみ目覚めているようです。

全体的に新芽がしっかり膨らんでいるので、葉っぱが出てこない心配はゼロですが、いつほかの葉っぱが伸びてきてもおかしくないものの、さすがに寒いから成長がそれほど著しくないのではないかと思います。

先端を切り落とすか?

アンブリッジローズもアイスバーグも、現在は様子見しています。

場合によっては先端の展開した葉っぱ部分を切り落とす、剪定のし直しをしてもいいのではないかと考えています。

下の方のまだ展開していない芽が、この先十分に育っていくようなら、切ったからと言って、葉っぱが出てこない心配はありません。

成長著しい、というほどではないので、このままにするか否か・・・思案しています。

目覚めの遅い品種はまだ目覚めていない

手前(右)から、ガブリエル、青龍、ナエマの順に並んでいます。

もともとこの3つは、例年、葉っぱの展開し始めも遅めです。

2020年の今も、新芽はかなり大きくなってきてはいますが、葉っぱは展開していません。

もともと春の目覚めが遅い品種は、フライングもしにくいようです。

アミ・ロマンティカは、アンブリッジロースやアイスバーグほどではありませんが、先端部分のみ幾つか葉っぱの展開が見られます。

目覚めの遅い品種に含めてもいいんじゃないかと考えました。

アミ・ロマンティカはつるを長めに伸ばすために、冬支度としては、先端部分と側枝のみ切り落としました。

多めに枝を残したゆえでしょうか、葉っぱが展開しているのも、先端の細めの枝ばかりです。

先端のみ切り落とすこともできるのですが、大した葉っぱの展開でもないので、このまま放置しておこうと思います。

先端がどうにかなったとしたら、その時に切り落としても何ら問題ないのではないかと思います。

無理に休眠させる?させない?

Twitterなどを見ていると、バラが休眠しないので、葉っぱを取り直した方、私同様、どうしようか悩んで放置中の方、いろんな方がいらっしゃる中、全員が異常事態に悩んでいるように思われました。

全部葉っぱを取り直すのも、一つの方法だと思いますが、葉っぱが次に出てこなかったらどうしようと思う小心者の私には、なかなかできない技です。

夏場などに葉っぱを全部取り除いても出てくることが多いので、出てこないと考える方がおかしいように思います。

こんなにバラが休眠しないのは私には初めての経験です。

経験したことがないことに対する対処なので、何が正解かわからない。

結果として、葉っぱをとるのもとらないのも、どちらもアリではないでしょうか。

やってみて、これからの様子を見て、はじめてわかることなのだと思いました。

休眠しようとしないバラに息子のかつてを思い出す

年末年始を長野で過ごし、浜松に戻ってきたら、2週間前に強剪定&葉っぱ取りして休眠させたバラが、青々とした葉っぱを出していました。

さしずめ、「休眠?眠くないも~~ん」とうそぶいているかのようです。

夜更かしする長男に「夜はちゃんと寝なさい」

「眠くないも~~ん」

「しっかり寝ないと大きくならないんだよ!大人になって後悔しても知らないよ!」

成長ホルモンは夜しっかり寝ないと出ないと常々言い続けた私に、「俺は後悔なんかしないんだよ~」とうそぶいた長男。

のちに、「今、猛烈に後悔しています」と懺悔しました。

現在、休眠しようともしないバラたちを見ていて、かつての長男の幼少期を思い出しました。

バラは子供じゃないから、後悔することはないんでしょうが、「今年の花事情には一波乱あるかもしれない」と思いました。