蒼角殿栽培記録|ヒスイ色の玉ねぎみたいな蒼角殿を育てる

ヒスイ色にピカピカ光る玉ねぎみたいな球根多肉植物「蒼角殿」が我が家にやってきたのは、2018年8月30日のこと。

もうすぐ1年が経過しようとしています。

はじめて我が家にやってきた蒼角殿は、今みたいにもじゃもじゃした葉が茂っているのではない状態で、ニラがペロンと緑玉ねぎのてっぺんから伸びている感じでした。

ここでは、我が家にやってきた蒼角殿の成長記録をご紹介しています。

蒼角殿の育て方や特徴については、

蒼角殿の育て方|ヒスイ色の玉ねぎみたいな多肉植物【蒼角殿】

を参考にしてください。

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我が家に蒼角殿がやってきた 2018年8月30日

蒼角殿は、あまり流通量が多くない多肉植物ですが、育てやすいことからか、亀甲竜に比べるとはるかにリーズナブルな多肉植物です。

でも、私の多肉植物購入限界価格を越えているので、欲しいけれど、ずっと購入を躊躇していました。

いつものように、いつの間にか夫がカートに入れていたので、ええ~~たかいよ~~と思いつつ購入しました。

一緒に購入したのが初代亀甲竜だったので、錯覚で、割安感がありました。

2018年11月2日から春までベランダ簡易温室

蒼角殿は、2018年11月2日~2019年4月11日頃まで、ベランダに設置した簡易温室で他の多肉植物などと一緒に越冬しました。

画面右下に蒼角が見えます。

この時、ニラのような葉っぱは、一枚ベロンと伸びているだけでなく、上に向かっても一本伸び始めていました。

2019年6月18日 蒼角殿の変化に気づく

春以降、簡易温室を解体したので、蒼角殿は雨除けのあるベランダで、3段ラックの上段に置いたままにしていました。

このベランダは、透明な雨除けなので、日当たりはかなりいい方です。

蒼角殿のニラのようなペロンと伸びた葉は枯れ、突き出ていた新芽は、立派な葉っぱに成長していました。

週1回くらいは水やりしていたのですが、まったく異変に気が付きませんでした。

観察力の欠如です。

慌てて葉っぱガイドを付けました。

我が家の蒼角殿は蒼角殿(ボウィエア・ボルビリス)

2019年6月28日の蒼角殿

2019年8月21日の蒼角殿

夏に葉っぱがしげしげしているので、我が家の蒼角殿は大蒼角殿ではなく、単なる蒼角殿だとわかりました。

ボウィエア・ボルビリスの方ですね。

葉っぱがどんどん伸びてきているかは非常に微妙でよくわからないのですが、鉢の周りの土と球根の対比が、土が多かったのにだんだん球根が多くなってきているように思えます。

蒼角殿の球根はみるみる大きくなっていく

「蒼角殿の球根は目に見えて大きく成長していくのがわかる」といわれています。

2018年夏~2019年春にかけては、そうかなぁ?小さすぎるからかしら?といった感じで全く実感できなかったのですが、最近は大きくなってきていると思いました。

薄皮は、取らないようにしていますが、勝手に消えたり出たりしています。

球根のヒスイ色は大きくなるとイマイチに?

蒼角殿のヒスイ色の球根は、「大きくなると球根の色がイマイチになっていく」といわれています。

そうかなぁ?と思っていましたが、若干薄くなってきたと思います。

季節にもよるのかもしれません。

全体的にコロンと丸い造形美が損なわれないように、分球してしまわないように、水加減に注意していくといいかと思っています。

2019年8月22日皮がめくれたので増やしてみる

蒼角殿の皮はいつの間にかついているもので、はがさないのに形状が変わっています。

今回の皮には、まだ厚みのある部分が残っていました。

指で触ってみると、かなり浮いたような状態になっていて、すぐにもとれそうです。

強く引っ張ったわけでもないのに、ポロンと取れました。

取れた皮をよく見ると、厚みがまだ残っています。

断面は全周、しっかり乾いた状態になっています。

断面が濡れていれば、カッターなど清潔な刃物でカットしておく方がいいのですが、今回小さな破片なので、このまま土の上に置いて、芽が出てくるのを待つことにしました。

乾いた土の上にポンと皮を置くだけです。

芽や根が伸びてくるまで水やりしなくてもいいのですが、置いて3~4日したとき、3段ラックの一番下の奥の方に置いてありますが、雨が降ってきたので、適度な水やりをしてしまったかもしれません。

増えたらラッキー。

増えなかったら、タイミングが遅すぎたかな?と思って、次回に期待です。

☆☆☆

後日談ですが、1か月もしないうちに、土の上に置いたはずの皮が消えてなくなっていました。

風で飛んだのか、干からびて消えたのか、定かではありません。

次回に期待します。

2019年蒼角殿には花が咲かなかった

蒼角殿は、地味な小さめの花をポチポチ咲かせます。

ネットで公開されているのを見ただけで、実物を見たことがありません。

私は、蒼角殿の葉っぱがかなり巨大化するまで気が付かなかったあんぽんたんですが、たぶん花は見逃したのではなく、まだ見ていないのだと思います。

2018年はまだニラのような葉っぱだった蒼角殿なので、我が家の蒼角殿はまだまだお子様であるため、そう簡単には花は咲かないのでしょう。

2020年になれば、花が見られるかもしれません。6月頃に咲くらしいので、気温が上がってきたら見逃さないように気を付けます。

2019年10月7日 葉っぱが半分枯れた

9月中旬ごろから葉っぱの枯れこみがはじまり、どんどんと進んでいきました。

現在、半分というより、それ以上葉っぱが枯れています。

そして、球根が古い玉ねぎのように!

球根そのものはがっしりしています。

また、皮をむいてみたら、中には緑ではないものの、みずみずしい感じの球根が出てきました。

  • 日照が強すぎた。
  • そろそろ秋だから冬支度を始めた。

冬支度もあるかもしれませんが、日に焼けすぎたのが原因ではないかと思います。

暖地の真夏のいつまでも続く暑い日差しは、多肉植物には毒だとしみじみ思いました。

エケベリアなど、焼け焦げているくらいです。

暑すぎるのも問題だと思いました。

2019年10月30日 10月中旬から室内栽培

台風19号が来たときには、ラップにくるまれた植物の山の中にラックごとくるみこんでいたので、ベランダでやり過ごすことになった蒼角殿ですが、さすがに雨が多すぎるのか、球根部分が変な形になってきたので、台風直後から室内栽培に切り替えることにしました。

しばらく水やりを控えていたので、球根が少し元気を取り戻したようなので、ちょっと皮をむいてみたところ、よかった~!緑色でした。

無事残っている葉っぱはつやつやしていますが、先端部分が枯れこんでいます。

冬の間、残っているといいなと思います。

簡易温室の替えビニールはすでに購入済み。今年もベランダで簡易温室の中で、明るくぬくぬく越冬させようと思います。