3月下旬でも見られる河津桜【遠山郷】

長野県飯田市南信濃「遠山郷」は、静岡県との県境に近い、山の中にあります。

「秘境」ともいわれるほど木々が生い茂る山間部にあり、「神々が舞い降りる不思議の谷」ともいわれています。

浜松から自宅のある長野市に戻るとき、通常はもっと西側のルートを通るか、一号線を清水まで抜けて、北上するか、どちらかのルートを使うのですが、今回、はじめてR153を北上し、遠山郷を経由して長野市に戻ってみました。

2020年3月19日に訪れた遠山郷では、早咲きで、とうに静岡で終わっている河津桜が満開の花を咲かせて出迎えてくれました。

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道の駅「遠山郷かぐらの湯」の河津桜

遠山郷は「日本のチロル」と呼ばれる、山間にあるまち。

かぐらの湯の裏手に、遠山川に沿って河津桜200本と枝垂れ桜26本が植えられています。

和田本町ご出身の、浜松市在住の飯島祐男さんが寄贈された桜だとか。

開花状況が「信州遠山郷・秘境の旅」の中でも紹介されています。

道の駅「遠山郷かぐらの湯」

〒 399-1311

長野県飯田市南信濃和田

かぐらの湯のHPはコチラから。

かぐらの湯の建屋に向かって右側に、遠山郷にあるさくら「遠山さくら」である河津桜の標準木がありました。

木の根元に看板が立っています。

かぐらの湯の建屋の裏手に回ると、桜並木があります。

遠山川に沿って桜が植えられています。

会談があるので、河原に降りることができ、下から桜を見上げることもできます。

澄んだ青空と艶やかなピンクの桜の花が美しいですね。

川の流れへと枝を伸ばす桜を見るのも美しい。

河原は柔らかな砂地で、いろんな石が落ちているのも興味深い。

2020年は4月上旬くらいまでなら、桜が見られるのではないかと思います。

河津桜の美しさは、ソメイヨシノとはまた違いますが、やはり花びらの散りゆく姿が特に美しいですね。

いつまでも見ていたい美しさでした。

暖冬の影響で2020年の河津桜も早送り

「河津桜」といえば、静岡県を代表する、早咲きの桜です。

河津桜は、例年、2月上旬になると花が咲き始め、3月上旬まで約1か月も咲き続けます。

ソメイヨシノが1週間であっという間に散ってしまうのに対して、河津桜は見ごろの期間が長い桜です。

花色もピンク色が濃いため、艶やかです。

2020年の河津町の河津桜は、1月下旬に咲き始め、2月中旬にピークを迎えました。

そんな河津桜が遠山郷では2020年3月下旬に見られたのですが、例年であれば、もう少し遅かったのではないかと思います。

遠山郷に少し遅い河津桜を見に行こう

2020年3月19日、静岡県浜松市から長野市にある自宅に自宅の手入れに戻る途中、いつも通る道とは異なる道を進み、帰宅することにしました。

私の選択ではありません。

時間にゆとりがあるときは、山道・悪路が大好きな夫が「節約になる」と主張して、とんでもない道を選びます。

先週末に花桃を見に行った花桃の里を抜けて、R152を通って長野県に入り、道の駅「遠山郷かぐらの湯」で休憩しました。

遠山郷では、静岡県で3月初旬に終わってしまった河津桜が、ピンクの花を木いっぱいにつけて出迎えてくれました。

まさに満開。

2020年春は予想していたものの、予想以上に早く咲き進み、静岡の河津桜を見損ねていたので、遠山郷の満開の河津桜の出迎えに、喜びもひとしおでした。

暖冬でよかった冬通るのは不可能なすごい悪路

遠くに見える中央アルプスには雪がかかっていました。

信州遠山郷のロードマップによると、「カーブの連続 細~い道。」とあるのは、

東西を走るR418

R418とR473を南北につなぐ天竜川沿いの23.3km

この2つのルートですが、R152を通って浜松市から抜けるルートも、ほっそ~~~~い道の連続!

R152について、ロードマップ上にコメントは一切なく、太い道のように感じられる書き方がされていますが、悪路で有名なルートのようです。

R152は静岡県内も大概細い道でしたが、例のごとく、県境を越えて長野に入ると、途端に悪路のレベルが悪い方にUPし、道路というより山道といった方がいいような道。

ガードレールもないグネグネの細い道、崖から落ちたらそのまま谷底に落ちる!?

遠山郷の道の駅より北側は、道幅のしっかりしたよい道が続いていました。

南から行くのであれば、回り道になりますが、R153か高速道路を使って飯田山本ICまで行き、阿南を通るルートがおすすめです。

三遠南信自動車道(無料)→R151→県道244号→R418と進むのがよいのではないかと思います。

悪路を通らないなら温泉にまた行ってみたい

河津桜は非常に美しかったけれど、新型コロナウイルスの影響で、かぐらの湯が閉鎖されていて、飲食は一切できませんでした。

通常であれば、飲食もできますし、ジビエもあるそうです。

長野県内の日帰り温泉のクオリティの高さはよくわかっているので、かぐらの湯も、高いクオリティが期待できます。

温泉が再開されたらまた行こう!と思いたいことろです。

しかし!、R152は私の助手席人生の中でも1.2を争う悪路でした。

あの道をまた通るなら、絶対行きたくないです。

また、長野県側からあの道を逆方向に走って浜松に戻るのなんて、絶対に嫌です。

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