バラの冬囲いと強剪定|あくまで我流のバラのお手入れ

バラ栽培にどっぷりはまったここ10年、あくまで我流のバラの冬のお手入れ法を、実際の画像とともにご紹介していきましょう。

本当に樹高の1/2程度までは切り詰めていますが、大株についての使用前使用後の画像を取り忘れました。

よくよく確認したら、ほぼ、途中経過をとり忘れていました。。。

後で、ストロベリーアイスの株元をめくってこんな感じ!とわかるように画像をとったので、参考にしてください。

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長野市街地の我が家はたいして雪が降らない

たいして雪が降らないの定義が人それぞれなので何とも言えませんが、豪雪地帯や北海道に遠く及びません。

「雪かき飽きた~!」と叫びたくなる日は両手もないし、屋根に上って雪下ろししたこともありません。

だから、私の寒囲い(冬囲い・雪囲い)は豪雪地帯に比べると超!テキトーです。

でも、これでも、寒さでバラが枯れたことはないし、春に芽が出なかったことはないので、十分なのだと思います。

強剪定と葉っぱとり

まず最初にやるのは、樹高の1/2~1/3くらいまでを切り落とし、葉っぱをすべて取り去る作業です。

度胸のない私は、大体1/2~2/3を残し、今年こそは残す方を1/3にしようと思いつつ、1/2が限界です。

専門家は逆をすすめられていて、残す方が1/2~1/3です。

完了時の写真でわらだらけでわかりにくいですね。樹高1mのエマーグローデンドロストを50cmくらいまで切り詰めています。

「え~せっかく育ったのに、もったいない!」と叫び声が聞こえそうですが、ここで剪定を甘くすると、翌年バラの樹高が伸びすぎ、背の低い私はすべてのバラの花を下から見上げるしかできなくなるんです。

実際何度もやらかしました。

あかいぷくんとした芽の上で切る

このあたりが半分くらいかな?と思う位置の前後をざっと見て、赤くぷくんとした新芽が出ている場所をみつけて、そのすぐ上で切り落とします。

外芽を選んで切り取るといいますが、その新芽が伸びてきた時に、他の枝の邪魔になりそうにないのを残します。

細枝と葉っぱはきれいに取り去る

細い枝は冬の間にたいてい枯れるので、太そうな枝ばかり残します。

上の画像はこの前株分けしたインフィニティ4鉢です。

ミニバラだってはげちょびんにします。

直径3cmくらいまで太くなった枝と、2cmくらいまでの枝のどちらかを切るなら、メインのど真ん中の枝でなければ直径3cmの古い方の枝を切って、勢いのある新しい枝の方を残します。

上の方に密集している葉っぱは枝ごとごっそり取り去れるように切り落とし、下の方の葉っぱは仕方ないので手でちぎります。

くどいようですが、前年の病害虫を来年に持ち越さないために、葉っぱはきれいに取り去って、袋に詰めて処分して、株もとにもできる限り残しません。

庭植えは有機堆肥、鉢植えはバラ用肥料

虫が上がってくることがあるので、鉢植えには有機堆肥は使いませんが、庭植えには寒肥の時はバンバン有機堆肥を使います。

冬は誰も窓を開けっぱなしにしないし、土をかぶせてしまえばにおい漏れしないし、じっくり冬の間に分解して春にドカンと効いてくれます。

おすすめの有機堆肥は鶏糞・馬糞

現在のところ、私のおすすめは、コスパも効きも最高でにおい強烈な「鶏糞」、コスパ最悪でも効きがよくにおいは穏やかな「馬糞」。

今年は奮発して馬糞にしましたが、去年の鶏糞が少し残っていたので、少しずつ鶏糞も庭植えのバラに施肥しました。

寒肥の施肥は穴を掘って埋める

私の場合は庭植えのバラ限定ですが、株から20cm位離れたところに穴を掘り、有機堆肥をガッツリ放り込み、掘り上げた土をかぶせて出来上がりです。

大きく育った株には株の周りに数か所、穴を掘ります。

鉢植えのバラの場合は、上からバラ用肥料をまくだけにしています。

これもすでに終わった所からマルチとわらをめくったところ。

右下の銀色がスコップですが、株からちょいと離れたところ、これは超大株なので、40cmくらい離れたところを数か所、穴を掘って堆肥を埋め込んでいます。

このスコップの同心円状、今回は4箇所入れました。

株の周りをマルティング&敷き藁

寒肥の施肥が終わったら、株の周りにマルティング材を敷いておきます。

かつてバーク堆肥を愛用して我が家の庭をコバエの巣窟にした経験から、黒いのはノーサンキューで、現在はサンデーマルチを愛用しています。

お好きな手に入りやすいマルティング材を使われたら良いと思います。

そして、その上に、敷き藁を適当に塊のまま敷いておきます。

わらは夫の会社の元同僚のコメも作っている方に分けてもらっています。

敷き藁はなければ、ないで、長野市街地程度の雪では枯れないと思います。

代わりのもうちょっとわかりやすい画像

アイスバーグを植え付けたところなんですが、表面の土が出ています。

枝葉を全部取り除いて、強剪定した植え付け済みの苗は物によってはもっと大きいですが、枝だけになってコンパクトです。絡み合わないよう、絡んだ枝や絡みそうな枝も切り取ります。

この後マルチを敷く前に、株の周りを何か所か移植ごてで掘って、穴に堆肥を入れ、掘り上げた土をかぶせておきます。

株周りにサンデーマルチを厚く敷いておきます。

この上にも雪が載るので、さらにわらを敷いておきます。

次はちゃんと画像をとろうと思います。。。。丸まる一年後ですね。。。。。

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