冬の強剪定と冬囲い|こんな時はどうしたらいい??

冬の強剪定と冬囲い(寒囲い・雪囲い)とあっさり言いますが、これでいいの?こんな時どうしたらいいの?不安になることもたくさんあります。

はじめてのバラ栽培の時、私もいろんな本や趣味の園芸のテレビ番組を食い入るように見て、専門家のやっていることを覚えようとしましたが、やったことがないので、「行間が読めない」っていうんでしょうか、イマイチピンときませんでした。

何度も試行錯誤を繰り返して、うちはこれでいいやという方法を見つけていきました。

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休眠しようとするバラはハードな剪定に耐えられる

夏場、ハードな強剪定をしたり、庭植えのバラを抜いて植え替えると、そのバラは枯れてしまうことがあるといわれています。

枯れると断定しないのは、やろうとしたことが一度もないからです。

夏場、混み枝を取り除いたりするとき、切りすぎるとかなり弱ります。

ミニバラは夏場でも株分けして植え替えますが、ダメージを回復するのにかなり時間がかかります。

これらの作業で枯らしたことがないので枯れると断定しませんが、そこまでしなくてもかなり弱るので、やれば枯れるに違いないと思います。

しかし、冬場は休眠しているので、水も吸わないし、花を咲かせようともしないし、成長する気もないしで、寝てる隙にちゃっちゃとやればかなりのことはOK!なのは間違いありません。

枝もしなやかになっているので、かなり強引な誘引をしても簡単には折れません。

ガッツリ切り詰める勇気がないとき

樹高の1/2は無理!1/3でも切れない!と思うとき、1/4くらい切っておきましょう。

もちろん残す方が3/4です。

これくらいは切った方が、葉っぱが取りやすくなります。

鉢植えも例外ではありません。

鉢植えは、このあと、プチプチを周りにまこうと思っています。

大寒の頃、もう一度自分のバラ苗を見れば、もう少し切った方がよさそうだな、と思えるようになるので、その時追加でもう少し切っても構いません。

いや、ここでも切りたくない!そんな時はそのままにして、どうなるか体験してみるのもおすすめです。

別に枯れません。

花が上の方に行ってしまって扱いにくくなるだけです。

知っている私はやった人ですもの。

もちろん、テッポウムシなどにやられて従来の1/5以下のサイズまで小さくなってしまったものまで小さく切り詰める必要はありません。

きれいに咲いている花はとっておく

強剪定をした時、きれいな状態で8部咲くらいになっている花をいくつか手に入れることがあります。

これをそのまま処分してしまうのはもったいないので、切り花として最大限利用しましょう。

これまでは、花瓶に挿して切り花として楽しんだり、ドライフラワーにしてリース材料にしていましたが、今回、自分のために作るハーバリウムの材料になると気が付いたので、ドライフラワー用のシリカゲルでドライフラワーにして瓶に詰めてみました。

状態のいい花でないときれいなドライフラワーにならない

ドライフラワーにする場合、生花をしっかり水揚げしてからでないと、きれいなドライフラワーになりません。

きれいな花でないと、きれいなドライフラワーになりません。

逆さにして1週間ほど釣っておいてもドライフラワーになりますが、色が抜けます。

その場合でも、状態のいい生花でないと、きれいなドライフラワーになりません。

バラの冬支度の途中では、きれいな花を集めて室内に持ち帰り、水を入れた洗面器の中に漬けておきましょう。

シリカゲルで作ると早くてきれい

色をなるべく残してドライフラワーを作るには、シリカゲルを利用するのが簡単でスピーディなのでおすすめです。

ドライフラワー用の粒の小さなシリカゲルを手に入れて、利用します。

シリカゲルに花を埋めて1週間ほど置いておいてもドライフラワーになりますが、電子レンジでチン!を繰り返すことで、数分で色鮮やかなドライフラワーが作れます。

マルチング(マルティング)材と敷き藁

敷き藁は春になって雪の心配がなくなるころ取り除きますが、厚めに敷き詰めたマルチング(マルティング)は、そのままにしておきます。

マルチング(マルティング)材は徐々に分解されて栄養になっていくのか、少しずつ減っていきます。

夏場、厚めに敷いたマルチング(マルティング)材があれば、根が暑さのダメージを受けにくくなるので、暑くなる前に、マルチング(マルティング)材がしっかり厚めになっているかチェックして、薄くなっているようなら足しておきます。

冬囲い(寒囲い・雪囲い)をする頃、かなり減ってきているので、また足します。

敷き藁が手に入らないとき

雪が積もったりしなければ、敷き藁はそれほど重要ではないかと思います。

寒冷地では、あった方が間違いなくバラにはいいと思いますが、長野程度の寒さの場合は、なくてもそれだけが原因で枯れることはないと思います。

現に我が家以外で、敷き藁をしているお宅は近所にはありません。

心配なら、マルチング(マルティング)材をうんと厚くしてもいいかなと思います。

何かで敷き藁の代用をするとしたら、バークチップの大きいのをガッツリ敷いたり、麻布をかぶせておいても。

ちなみに、落葉樹から落ちた葉っぱは、バラの周りも含めてそのまんまですが、春に敷き藁を取り除いて葉っぱのまんま残っているものは、あまりありません。

土に還っているのではないかと思います。

冬囲い・寒囲い・雪囲い

ずっと、寒さ除けを「寒囲い」と認識していましたが、「冬囲い・雪囲い・寒囲い」どれも古い広辞苑にも載っていないし、検索すると冬囲い・雪囲いの方が多くヒットします。

中には、わら囲い、蓑囲いなんてありましたが・・・

正しくない言葉を使っていたのか?方言なのか?ちょっと悩ましいところですが、私の中の冬支度は、寒の頃の特に寒い時期への対策なので、「寒囲い」のままで貫きたいところですが、「冬囲い」が優勢のようなので、冬囲いをトップに変えました。

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