アネモネの育て方|球根から育てるアネモネ

アネモネは、まだ寒さの残る2月ごろに花が咲き始め、5月中は花が楽しめる、寒さに強い球根植物です。

開花株が、春を待ちわびているまだ寒い冬に、園芸店の店頭をいち早く賑わせてくれます。

アネモネの開花株を買ってきて育てるのも楽しいのですが、秋に球根を植えるとあっという間に芽吹いて、緑のもしゃもしゃに。

春まで花は咲きませんが、冬の間もぐんぐん育つから、開花を待つ間もワクワクします。

春の香りを運んでくれるアネモネを球根から育ててみましょう。

難しそうに見えて、これが実はとっても簡単。ぜひチャレンジしてみましょう。

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アネモネの花びらに見えるのは実はガク片

アネモネは、まだバラなども咲いていない花の少ない時期に次々と咲いてくれて、花もちも1週間程度あって長いので、たっぷり楽しめます。

アネモネの花は、夜や雨の日は閉じていて、明るくなってきたら花開きます。

花びらに見える色とりどりのものは、実はガク片で、花は真ん中に寄り集まってこんもりしている花芯の部分です。

アネモネの球根はとがったほうが下

球根の多くは、尖ったほうが上になりますが、アネモネは尖ったほうが下になります。

尖ったほうを下に向けて球根を植え付けます。

写真からもわかりますが、どこが上なの!?という球根もあります。

わからない時は、横向けに植えるのがおすすめです。

アネモネにおすすめの土

アネモネは、水が全くないと枯れてしまいますが、湿った状態があまり好きではありません。

水はけの良い土を選んで植え付けるようにしましょう。

培養土に、バーミキュライトやパーライト、川砂などをブレンドしたものもおすすめです。

アネモネは球根の上に土は1~7cm

アネモネの球根は、その上に1cm土があれば十分ですが、寒い時期に花を咲かせる植物なので、寒冷地では3cm以上、上に土が来るようにしましょう。

庭植えの場合は、上に土が7cm位あると、雪などの影響も心配しなくてすみます。

寒冷地であれば深植えに、暖地であったり、鉢植えであれば浅植えにしましょう。

球根と球根の間は、重ならない程度に少し開けていれば足ります。

球根を給水させてから植え付ける

アネモネの球根は、買ってきたばかりの時は、水分がかなり飛んでいる状態になっています。

気温が下がってっくる11月以降は、いきなり植えても構いませんが、まだ気温が高い10月頃に、アネモネの球根をいきなり植え付けると、球根が腐ってしまうことがあります。

10月頃にアネモネの球根を植える時は、予め、ココピートやバーミキュライトなどを湿らせておいたところに球根を埋めておいて、給水させてから植えつけます。

3日ほど置いておけばOKで、表面の埋め込み材が乾いてきたら霧吹きで水を足しておきます。

3日後取り出したもの。ぷっくりしていますね。

根が出ているものもあります。

5℃以下に1ヶ月以上置く

アネモネは、5℃以下の温度に1ヶ月以上当てないと、蕾がつかないので、室内栽培する場合も、12月中は屋外で管理するようにしましょう。

アネモネの水は、表面の土が乾いてきたらたっぷりとあたえるようにします。

肥料は液体肥料を毎月水代わりに与えましょう。

アネモネの栽培記録【2018~2019】

2018年10月15日に3日かけて給水させたアネモネの球根を植え付けました。

栗?といった感じで回りにちょろみえしているのはチューリップの球根です。

この後隠れるくらいに土を入れました。

2018年10月29日 もしゃもしゃに

ビオラが苦しそうなくらいに、アネモネの葉っぱでもしゃもしゃになってしまいました。

かわいそうですが、致し方ないですね。

こんなに早くに芽吹くなら、単独で育てても水やりを忘れそうにないですね。

2019年2月18日 チリチリからの復活

水切れしてはいけないといいながら、年末年始に放置したため、水切れし、チリチリになりました。

ようやく、見られる姿になってきたと思います。

花芽が上がってきたのでほっとしました。

2019年3月20日 最初にきれいに咲いたアネモネ

2019年3月1日からアネモネの開花が始まりました。

一番花は、実は、花びらというかガク片が一枚しかありませんでした。

水切れの影響かも・・・今年はみんなこんな花かも・・・と思っていたら、ちゃんと咲きました。

この花は、もう咲いて1週間ほどたったものです。

こんなに長持ちするなんて、思っていなかったので、驚きました。

2019年4月4日 切り花でも楽しむ

アネモネの花が終わりかけると、まだきれいなのに花茎が倒れてくることがわかりました。

まだきれいなので、切り花にすると、3日くらい楽しめました。

画像は、鉢が倒れて折れたチューリップと切り花にしたもの。

ながく楽しめます。

2019年4月5日 アネモネの開花が続く

色とりどりのアネモネが次々咲いて楽しませてくれます。

全て一重咲きのようですが、これはこれで美しいですね。

八重咲の品種もあります。

いろんな花姿のアネモネも楽しいですね。

まだしばらくは楽しめそうです。

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コメント

  1. こまめまま より:

    お久しぶりです!アネモネ可愛いですよねー でも何故か翌年は咲かないです、何処か行ってしまうのですね。やる事が雑だから…

    今年の薔薇はものすごく うどん粉病が広まっています、うちだけかしら?
    近所に薔薇を沢山植えてある家が無いので、よくわからないのですが、寒暖差かな?と
    2月にダコニール、3月から、サンヨール、サプロール、カリグリーンとローテーションさせてきたのですが やり過ぎ?という意見が旦那から 怒!
    花壇の地植えにもポツポツと 白いモワモワが

    最後の手段?として 米のとぎ汁➕黒砂糖をスプレーしながら葉っぱやら、ツボミをこすっています。昨日の雨の中屋根の下でやりましたが寒かったこと!
    今日もやりましたよ、2日でだいぶキレイになりました。3日やる、とネットで読んだので
    明日もやってみます。実は昨年、本格的にオーガニックでやる気で米ぬか
    パラパラとまいたのでうどん粉病はほとんどでなかったんですよね。
    でも黒点病とチュウレンハバチを食べてくれる?というアシナガ蜂に刺されて
    あえなく撃沈しました。 あ~奥が深いですねえ

    そうそう、1番状態が悪いのが 河本ローズさんの ルシファー‼️です
    なんで買ってしまったのか?と今年もつぼみを減らすパターンです

    • kinarinosumomo より:

      こまめママさん、コメントありがとうございます。
      現在、サイトの大幅リニューアル&記事の総見直し中のため、新規記事の作成が中断中です。
      アネモネの記事は、以前書いた春咲きの寄せ植えの記事があまりにも駄文だったので、書き直したうえ、アネモネの育て方を新しく記事に直したものです。
      球根は、新しいのを買ってきたほうがいいと私も思っています。チューリップも私は消えます。

      うどん粉病は、現在のところ、我が家のバラには出ておりませんが、パンジーに出たので、丸ごと引っこ抜きました。ほかに移ると困るから。
      うどん粉病は、うちではベニカXスプレーオンリーですね。べたべたにかけておけば翌日大部分が消え、それでも消えていないところを切り落とします。
      食べないバラに対して、私はオーガニック志向はないので、試したことがあるのは木酢液・竹酢液くらい。
      今ならまだリカバリーできそうなので、特に悪いところをがっつり切っておくのはどうでしょうか。

      先日来、寒い日も多いので、風邪をひかないようにしてくださいね。