4月に夫が浜松に転勤になったのを機に、久々の「暖地&ベランダガーデニング」と、不在がち、すなわち、毎日手をかけなくても維持できる「寒冷地&毎日世話できなくてもできるガーデニング」の両方の確立を模索してきました。
7~8月は、四季咲きといえど、バラも暑さで消耗するので、花をなるべく咲かせないようにするし、暑すぎてガーデニングも短時間で済まそうとしてしまうし、新たに何かを育て始めるにはあまり向かない季節なので、ガーデニング熱もどうしてもトーンダウンしがちです。
浜松暮らしも4ヶ月を経過しようとしている今、振り返ってみて、こんなはずじゃ、なかった!ということがあれこれでてきました。
「こんなはずじゃなかった!」をまとめて振り返ってみましょう。
さらばスカイツリー、こんにちは富士山?
夫が東京に赴任していたとき、上野恩賜公園に歩いていける距離に住んでいたので、スカイツリーは朝の散歩でよく見えました。
ツイッターでグリーンのことをつぶやけないとき、「今日のスカイツリー」でお茶を濁すのは、超便利。
浜松に行ったら、「今日の富士山」でお茶を濁そうと計画していました。
ツイッターをご覧の方にはもうおわかりでしょうが、つぶやけませんでした、富士山。
ここ4ヶ月近く、一度も富士山にお会いしていません!
そばの高速を走るとき、曇って見えない。
新幹線でお側を通るとき、いつも予約が見える側じゃない方を取っていて、いつの間にか寝落ちしていて見ていないか、暗くて見えない。
極めつけが浜松! 超平地。
山なんて、ひとっつも!見えない!!
まあ、北の方に行けば山はそこそこ、ひく~~いのが見えます・・・。
しかし!近所に富士山ビューポイントがあることがわかりました!
いつも買い物に行く方向の真逆で、炎天下富士山を見る前に暑さにやられそう。
涼しくなるまで、富士山はお預けです。
憧れの多肉植物の屋外栽培!のはずが
せっかく気温が上がりきる前の暖地に移動させたのだから、これまでほとんど外に出したことのない多肉植物や胡蝶蘭をベランダ栽培する!と張り切っておりました。
しかし、東海地方のめっちゃ暑い気温と、降るときはガンガン容赦なく降る雨を忘れていました。
多肉が水浸し。
乾く間もなく毎夜水浸し。
そして、雨がふらなくなったと思ったら、暑すぎて干からびてきました!
結局、多肉植物はGW前から、ずっと室内の明るいベランダサイドで飼育しています。
長野にいるときと、かわらないまま・・・。
秋以降、屋外に移す!その日まで耐えます。
遮光はどこへ?胡蝶蘭の屋外栽培
浜松に移動させて、「こんなはずじゃなかった!」をいい方向に実現させたのは、胡蝶蘭の屋外栽培でした。
周りをバラの鉢で囲んで、横からある程度遮光しているものの、我家のベランダの屋根は透明なアクリル板なので、明るすぎるほうが問題視されていました。
上からの光はガラス越しと変わらないようで、明るいとはいえ、ある程度光量が抑えられているのではないかと思います。
胡蝶蘭が、びっくりするほど元気に花茎を伸ばしています。
葉っぱに穴が空いたり萎れたりしたものも結構出るのですが、次々花を咲かせるので、4月に持ち込んだ時点で花がついていましたが、約4ヶ月間、花なしの日がありません。
長野にいたときは、横にダランといった感じの葉っぱでしたが、今は上にぴーんと伸びています。
「どうやって遮光しよう??」と悩んでいるうちに、盛夏が訪れようとしています。
元気だから、いいか?ということで、そのまま育ててみます。
2月スタートのバラの挿し木のその後
夫が結婚記念日にくれたバラの花束から、バラの挿し木に最も向かないような2月に挿し木を始め、それでも葉っぱを伸ばしていた挿し木ですが、東海地方の強い雨に、私の留守中、雨水が大量にたまり、枝が水面にプカプカ浮くというアクシデントに見舞われました。
帰宅後見たところ、土の上に乗っかっている枝もあったものの、なんとか育っているようなのでそのままにしていました。
その後、夜半にガンガン雨が降り、朝見たら枝が水の上にプカプカ浮いている事件が度々発覚。
おかげですっかり世話をする気力を失いました。
そうこうしているうちに、葉っぱが枯れ始めるものがでてきました。
5~6鉢もバラの鉢が増えたら置くところがなかったので、ちょうどいい淘汰が始まったと黒い考えに陥っていきました。
そうはいっても、根もしっかり生えてきているようなので、そろそろ土に植えてあげようか、と思い始めた頃、風邪を引き、寝込んでしまいました。
高い熱はでないものの、咳とたんと鼻水が止まらず、1週間寝たり起きたり。
水やりができないほどではないものの、植え替えまでやる気になりません。
ある程度治ってきたと思ったら、夫が私の捨てたはずの風邪を拾い、丈夫なはずなのに4日ほど寝たり起きたりに。
「なんちゅう悪どい強烈な風邪だ!」といいつつ、治りきらないまま3週間。
ふと見ると、バラの挿し木で葉っぱごと生き残っているのは、2本でしょうか。
ちょうどいい数でした。
根っこが残っていて、芽が動いているものが2本、根っこが残っているものが3本ありました。
根っこが残っているものは、そのまま続けて様子を見ることにして、2本残っている5番を鉢に植えてみました。
オーバーフローしたときに入れ替わっていなければ、5番は、 オランダスクルールス社「メサイヤ!」です。