この夏最後の植物のお留守番|長期不在の時の水管理

ベランダに植物がずらりと並んだ我が家。

長期不在の場合は、ベランダの鉢植えたちは、水を張ったビニールプールに入れてお留守番させます。

7月中旬に長野に戻るためにプールにドボン、7月下旬に夫の実家に手伝いに行くのでプールにドボン、そしてまたまた、お盆に帰省するのでプールにドボンする我が家のバラの鉢植えたち。

この夏のお留守番は3回目ですね。

とはいえ、お留守番させる植物はベランダにあるだけではありません。

室内にもあるし、多肉植物などもいっぱいあります。

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水が好きか嫌いかで管理を分けて

植物をお留守番させるとき、水に浸けていくものと、水に浸けていかないもの、二通りあります。

もちろん、期間の長さにもよりますが、ここでは、一週間程度の不在時について考えてみましょう。

多肉植物は水やりしてからそのまま放置

多肉植物は、いつもの置き場所で、水をたっぷり与えてから出かけます。

間違っても水に浸けていきません。

1週間程度の放置なら、いつもの水やり間隔と変わらないか、短いくらいですが、いないうちに万が一枯れていると嫌なので水やりはやっていきます。

もちろん、水はしっかり切ります。

室内の観葉植物は水の好みで分けて

室内の観葉植物については、アジアンタムやプテリス、スパティフィラムなど、水が好きなタイプは、途中で水がなくならない、たっぷりの水で底面給水していきます。

ガジュマル、ゴムの木、ウンベラータ、ベンジャミンなどのフィカス属は、水切れも水が多いのも嫌いなタイプ。

小さめの鉢皿に1cmほど水をためて出かけます。

途中で水がなくなって、ない状態で3日くらい待ってもらうのがベスト。

蘭は培地で分けて

デリケートそうに見えて、意外に水切れにも強いのが胡蝶蘭やカトレア、デンドロビウムなどのラン。

我が家のデンドロビウムは培地がバークチップなので、バラと一緒にプールにドボンしますが、水が切れやすい排水溝から遠めの場所に入れていきます。

バークチップは水苔より水持ちが悪いと思っているからです。

胡蝶蘭とカトレアは、培地が水苔なので、たっぷり水をやっていきますが、そのままで放置します。

胡蝶蘭は葉が肉厚だし、カトレアはバルブがしっかり貯水しているからです。

バラは戻ってきても水が残っている状態で

バラの鉢植えを炎天下にほったらかしにすると、即枯れますが、水浸しの状態にしておくと、1週間くらいでは根腐れすることはありません。

我が家の場合、度重なる放置で、葉っぱがボロボロになりそう!と一抹の不安がよぎりましたが、戻って来たときはたいてい前より元気になっています。

しかし、前回のプールにドボンしている間に、ホソオビアシブトクチバがはびこっていました。

猛威を振るっていた!というほど被害が出るのは防げたのですが、ホソオビアシブトクチバは食欲旺盛なので、撲滅できたか??不安です。

鉢をプールに入れて回るだけでも一苦労

たかが植木鉢ですが、全部をプールに入れて回るのも一苦労です。

何しろ、数が多いし、バラは基本10号鉢なので重たくて、とげがガンガン刺さるし、重労働です。

「自分の趣味だから、自分でやろうね」と夫がやんわりと諭します。

いわれなくても、いつもひとりでやってます!

何時にやれば一番汗をかかないか?毎回悩みますが、何時にやっても暑いことには変わりません。できるだけ早い時間にやったほうがいいなと思っています。

汚れても敗れてもいい服で一気に仕事を終わらせ、汗だらだらになったところを全部着替えてシャワーでリフレッシュ!これしかないでしょう。

もうすぐ咲きそうなガブリエルが間に合うか

現在、150cm前後のビニールプールが2つあり、7月に2度プールを利用しているので、大体の配置も入り具合もわかっているので、いつも悩む「全部入るだろうか、入らないのをどうしよう」という悩みはありません。

胡蝶蘭など、プールに入れない予定のものも、真夏とはいえ、5日程度の留守には耐えられるのはわかっているので気にしません。

現在一番気になっているのは、見逃して1つ蕾が大きくなってしまったガブリエルです。

もう本当に咲きそうなので、咲くまで待ちたい。

間に合わなくて蕾を切ってしまうのがとてももったいない。

咲かなくても置いていけばいいじゃない?と思われそうですが、帰って来たときガブリエルに花殻が付いている方が嫌なので、咲いても咲かなくても切っていこうと思っています。

ガブリエルに間に合ってほしいです。

排水溝掃除を念入りに

ビニールプールに植物を入れるために、鉢をいったんどけて配置をし直すので、普段は掃除が行き届きにくい奥の方がしっかり掃除できるいいチャンスになります。

いないうちに台風が来て排水溝が大反乱した!なんてことが起こらないように、排水溝もしっかり掃除します。

戻って来たときに、鉢を再配置しなおす前にも、もう一度排水溝は掃除しましょう。

葉っぱで簡単に詰まってしまうので、面倒でも掃除は大切。

排水溝が詰まっていたばかりに、階下に水漏れ!?ということもあるようです。

趣味で回りに迷惑をかけないためにも、しっかり掃除しましょう。

コメント

  1. ちった より:

    私の今年の夏の鉢バラは、長期不在でないのにバケツや受け皿に水を張って腰水にしています。
    梅雨で水ぶくれした枝葉を夏に鍛えると聞くけれど… 葉っぱはしげしげの甘ちゃんで栽培してます。ただ私が水遣りをサボりたいだけで、バラが私に合わせてくれてます 笑
    きなりのすももさん宅の植物たちが元気にお留守番できますように^ ^

    • kinarinosumomo より:

      ちったさん、コメントありがとうございます。
      返信が遅くなり申し訳ありません。

      夏のバラの水やりは、いつも悩み多いところですね。
      自分にピッタリ合っていれば、それでいいんじゃないかと思います。
      長野の自宅でお留守番させていた鉢植えのインフィニティは、10日おきにしか帰れなくて、春から冬になる直前まで腰水を続けましたが、枯れませんでした。
      バラは本当に水浸しに強いです。
      暑いので、うちのバラも水が切れていないといいなと思います。