横浜秋のバラ園【2018】横浜イングリッシュガーデン・港の見える丘公園・山下公園

我が家の秋バラはオンシーズンに入ったばかりですが、世間様の秋バラは終わりを告げつつあるようです。

SWに先駆けて、横浜のバラ園、どこに行こうか?調べていたら、すでに閉園していて入れないところも。

とはいえ、SW直前に横浜を訪れるこのチャンス、自分で好きなところへ行けばいいと言われれば、バラ園とガーデンセンターのはしごでしょ、ということで、横浜イングリッシュガーデン、港の見える丘公園、山下公園をハシゴしてみました!

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横浜イングリッシュガーデン

横浜イングリッシュガーデンは、1961年に閉鎖された古河電気工業の横浜工場の跡地にテレビ神奈川が住宅展示場を建設したところの一角に、2010年「横浜バラクラ・イングリッシュガーデン」がオープンし、2012年「横浜イングリッシュガーデン」と名前を変えてリニューアルオープンしたものです。

つまり、横浜イングリッシュガーデンはテレビ神奈川が経営するガーデンで、バラ園としてはそれほど歴史が古いわけではありません。

バラについての公式情報では、

  • 春バラ 約1800品種、2000株
  • 秋バラ 約1200品種、1600株

ということなので、一季咲きのバラが600品種400株?

何やら計算が合いませんが、一季咲きが2割程度含まれていると考えればよいのではないでしょうか。

ツルバラの性質から考えて、女性がため息を付くというバラのアーチが楽しめるのは、春限定と考えればよいかと思います。

ただし、名だたるガーデナーが席を置くガーデンなので、秋バラが最も期待できるガーデンの一つと言えます。

入り口手前からすでにバラがお出迎え

住宅展示場が広々スペースを織りなしているので、比較的に場所がわかりやすいガーデンです。

入口手前から、すでにバラたちが出迎えてくれます。

バラではありませんが、園内のいたるところでも、アノダ シルバーカップがお出迎えしてくれました。

ガーデンの入り口の植栽も色彩までも計算しつくされていて、美しく仕上げられています。

園内はいたるところでバラ以外にも花が

ツルバラはほとんど咲いていないものの、数輪ずつ咲いているのが驚きです。

手入れがいいんでしょうね。

あちこちに目をひく寄せ植えも見られます。

イングリッシュガーデンらしいさりげない植栽が心憎い演出です。

見たかったモダンローズがずらり

ブルーローズで名高いガーデナー河合伸志氏がスーパーバイザーのバラ園とあって、これ見たかったやつ!というブルーローズがいたるところで見られます。

フランスで人気があって、日本ではまだメジャーではない薫り高いホワイトローズ・アンナプルナも大株で登場。

咲き進むと花色が全く違って見えるだけでなく、花びらも表側と裏側とで色が違うバラもあって、驚きです。

あちらもこちらもいい花がたくさんあって、興奮の坩堝になります。

バラの咲き方のまとめ記事に追記しようと、いろんなバラと銘柄を撮れる限り撮っていたら、スマホの電池が切れかかりました。

ピークを過ぎているので、入場料もワンコインとリーズナブル!

赤いバラがとても素敵で、余り赤いバラって好きではなかったのですが、赤もいいなあと。

バラと十月桜のコラボレーションも素敵。

まだまだ見どころ満載です。

園内はバラ園としてはそれほど広くはないのですが、所狭しとバラが植えられていて、密度が高い上に、入り組んでいるので、どこまで見たのかわからなくなるほど。

何度回っても違う側面が見られます。

港の見える丘公園と山下公園

横浜イングリッシュガーデンからそれほど遠くないところに、港の見える丘公園と山下公園のバラ園が、隣接するようにあるので、こちらも足を伸ばしたいところです。

港の見える丘公園は330種類約2100株、山下公園は200種類約2500株、植えられていますが、秋バラがどのくらい見られるのか(一季咲きがどのくらいなのか)公式情報からはよくわかりません。

港の見える丘公園のバラ園は平成3年、山下公園の開園は昭和5年ですが、バラ園がいつからあるのかは公式ページからは見つけ出せませんでした。

ともに、平成28年にリニューアル工事と新しい植栽を行っています。

今年2018年は台風による塩害で、海辺の公園のバラは花数が少なめだとか。

しかし、どちらも入場料無料なので、覗いてみても損はありません。

港の見える丘公園

塩害で今年は期待できないという評価は、間違いではないと思いますが、浜辺でよくここまでリカバリーできたなと感心するしかありません。

広い公園の、山の手の方にローズガーデンがあるので、辿り着く前に結構へろっヘロになりましたが、行ったかいがあるようなバラ園です。

ツルバラの花数が多いので、びっくりしました。

秋にこんなに花がつくことがあるんだなあ、としみじみ思いました。

「春に来なくちゃダメよあなた!」と通りすがりの方に言われましたが、春とは違う秋バラの良さもあるので、秋バラがみたかったんだよ!と声を大にしては言えない私。

バラ以外の花々も咲き誇っていますが、とにかく敷地が広くて、すでに足がパンパンで十分楽しめなかったかもしれません。

暖かい地域であり、まだまだこれから挽回して、花数が増えていくのではないかと思います。

入園料無料ですから、ちょくちょく訪れて、塩害からリカバリーする姿をみたいですね。

山下公園はちょっとさみしい

ツルバラは秋にはほとんど開花しないので、このあたりは当たり前の状態ですね。

それでもツルバラが一輪キラリと開花しています。

でも、残念なことに、これが一番きれいな花と言ってもいいくらいでした。

塩害が直撃。

しかも、港の見える丘公園より、日当たりが今ひとつです。

リカバリーが難しいようです。

今年の秋は寂しい状態です。

来春に乞うご期待でしょう。

コメント

  1. こまめまま より:

    いーですねえ 横浜!私は以前は中華街にしか興味なかったですが、薔薇を植え出したの

    で、来年あたり行ってみますね。実は1月に浜松フラワーパークに行き葉っぱの無いつる

    薔薇を真剣に見ていたら、他のお客さんにひかれましたよ!おそらく 一人で一体何をして

    のだろうか?と

    その後 島田のバラ園でしっかりとお勉強しました。

    でもいざ伸びてきたつるバラの剪定 誘引奥が深いですねー

    再来週はみどりーなで 高山ローズの先生からお勉強です

    • kinarinosumomo より:

      こまめままさま、コメントありがとうございます。
      一日間の予定だったので駆け足で回ったので、疲れ果てました。

      葉っぱのないツルバラ、いいですね~~。
      どんなふうに誘引しているのか、よくわかっていい感じですが、ガン見していると不審者に見られるかも。
      私も写真を取りまくって走り回るので、スタッフにいつも不審者を見る目つきで見つめられます。

      勉強会、素敵です! わくわくしますね。
      楽しんでください。