くるんくるん「アルブカ・スピラリス・フリズルシズル」の魅力と育て方

南アフリカ原産の「アルブカ・スピラリス」をオランダでよりカールが強くなるように品種改良した品種が「フリズルシズル」です。

「Frizzle Sizzle」は「とても縮れた」を意味しているので、「すんごいクルンクルン!」ということですね。

フトイか青ネギの細いのをくるくるカーラーでまいたような葉っぱをしています。

こんな姿ですが、多肉植物であり、球根植物です。

「何これー?!」と言いたくなるので、別名「ナンジャコレ」というから、筋金入りです。

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フリズルシズルは夏に休眠する

フリズルシズルは、冬型種です。

冬の寒さにめっちゃ強いと思われがちですが、そうではなく、秋から春にかけてが生育期で、真夏になると、枯れたようになってしまいます。

真冬は枯れないものの、元気がなくなり、休眠気味になります。

寒さにも大して強くないです。

0℃までならなんとか枯れません。

それを寒さに強いというか言わないかは、個人の自由かも。

枯れそうになると、水やりしたくなるのが人の常ですが、カランカランに乾かして、秋が来るまで待つのが基本。

涼しい風通しのいいところで、地上部が枯れたようになっているから日当たりはどうでもいいから、なんとか夏を涼しく過ごさせましょう。

25℃を超えると枯れやすくなります。

長野でも、枯れずに夏越しさせるのは難しいですね。

しっかり日に当てないとくるくるしない

秋~春にかけて、フリズルシズルをしっかり日当たりの良い場所で管理していかないと、クルンクルンがのびたネギ状態になってしまいます。

くるっくるにするには、おひさまにしっかり当てないとダメ。

でも、それは真夏の直射日光じゃありません。

日光を当てるのは、秋~春にかけてです。

冬など、晴れて気温が暖かいうちに、お外に出してしっかり日に当ててあげましょう。

秋~春にかけて、ずっと室内管理していると、風通しが悪すぎ、日照不足にもなるので、クルンクルンしてこなくなってしまうので、なるべくお外に出してあげましょう。

冬型種でも寒さにはほどほどまで

フリズルシズルは冬型種ですが、どんなに寒くても、上に雪がドカンと乗っても平気、というわけではありません。

耐寒温度は0℃まで。

霜が降りないような暖地であれば、冬の間、屋外栽培も可能ですが、5℃を下回る前に、室内に取り込むようにしましょう。

冬の間は、暖かい日中のみ、外に出して、直射日光に当てるようにします。

バニラの香りの花が咲く?

フリズルシズルの葉っぱの間から、彼岸花のような太くて真っ直ぐな花茎が、夏が来る前に、にょきにょきと伸びていきます。

小さな体から考えるとかなり長く、黄緑色の蘭のような花を花茎の先端に複数つけます。

花が開くと、バニラのような甘い香りが漂い、お部屋に充満します~~~と言いたいところですが、私の鼻は死んでいるんでしょうか??全く臭わなかったです。

我が家のフリズルシズルは子供過ぎて、今年は臭わなかった、と思うことにしています。

花が咲いたら球根が倒れた

我が家のフリズルシズルは、地上部を半分出したような状態で育てていたので、花茎が伸び切っていったら、球根がボコンと倒れてしまいました。

しかも、花にエネルギーを使い切ったようで、球根が急激にしぼみました。

こんな状態は見ないですんだほうがよかった!と思うほどです。

種を採ってみようかな?なんて思っていたのですが、球根がボコンと倒れた以上、茎をチョン!してポイ捨てにしました。

フリズルシズルは乾燥が好き

フリズルシズルは、生育期の秋~春にかけても、あまり水を欲しがらない植物です。

できる限り、カランカランに土が乾くまで、水やりを控え、水を与えるときは土にたっぷりと水やりして、水をしっかり切っておきましょう。

上手に管理していると、球根がぷくんぷっくんに膨れてきて、「いい感じ~♫」と言いたくなるまで育ちます。

雨がかからないところで育てて

気温が25℃を下回っていても、直射日光がしっかりあたっていても、雨がガンガン降り込むような環境では、乾燥気味が好きなフリズルシズルは、過湿で枯れてしまいます。

枯れないように、雨よけのあるところで育てましょう。

春も秋も、基本的には室内栽培にして、天気のいい朝に日当たりの良い場所に出して、夕方には取り入れる、といった管理を行い、雨が降る日は、日当たりの良い窓辺で管理するようにしましょう。

夏の間は水やりしないで

気温が25℃を超えたあたりから、フリズルシズルは水やりは全くやらないで、涼しい日陰に移動させましょう。

乾いて可愛そうだから水をやると、かえって腐ってしまうので、マイナスです。

乾ききったほうが元気に過ごせますし、仮にしなびたようになったとしても、秋になって水やりを再開すると、すぐにぷくんとした球根に戻ります。

厳冬期も水やりは控えめに

1月下旬~2月上旬の厳冬期、冬型種であっても、生育が少し弱まり、元気が無いように見えます。

こんなときは、水やりをいつもよりもう少し控えて、より乾燥度合いが強くなるように管理しましょう。

3月になるころ、こころもち元気が戻ってきます。

球根は土の下がおすすめ

我が家のフリズルシズルは、届いたときに、土の上に球根が出ていたので、そのまま出ている状態に植え替えて育てましたが、本当は球根が土に完全に埋もれている状態のほうが好きです。

球根が成長していく状態が見られるので、出ている方が見応えがある、といえばそうなのかもしれませんが、より良い状態に地上部を育てていくには、埋めたほうがいいので、私も来季からは埋めっぱなしにしようと思います(すでに埋めた)。

夏に枯れても捨てないで

フリズルシズルは、冬型種なので、夏の間はガッツリ休眠してしまいます。

水をやってもほとんど吸わないので、水をあげるだけ無駄というより、蒸れて腐る元になるので、かえってマイナスになります。

地上部も枯れ果てるので、「枯れた!」と思いがちですが、そういうものです。

25℃以下に気温が下がってくるまで、涼しく風通しが良い場所に置き場所を替えましょう。

秋になって水やりを再開すると、新しい芽がにょきにょき伸びてきます。

日当たりの良い場所に置き場所を移しますが、それまでは、枯れたようでも捨てずに育てましょう。

その後の我が家のフリズルシズル

我が家のクルンクルンこと、フリズルシズルは夫が、私が欲しがっていたから買ってくれたもの。

気温が上がってきて、「これも枯れちゃったね」と地上部が枯れ果てたものを寂しそうに見ていたので、「こういうもんだよ、秋になったら元気になるから!」と言いました。

「捨てたら?新しいの買ったら?」と言おうと思っていたようで、いないうちに捨てられなくて、良かったです。

夏の間、地上部分は完全に枯れていましたが、2018年9月10日

水やりを再開して1~2週間後だったでしょうか。発芽が見られました。

良かった!大手をふって枯れていないのをアピールできます。

そして、2018年9月25日現在、にょきにょき伸日たものもあり、3箇所から芽が伸びています。

まだくるくるしていませんが、波打って伸びているものもでてきたので、そのうちくるくるしてくるかと思います。

気温がもう少し過ごしやすい温度に下がってきて、いい天気の日には、外に出してしっかり日に当ててやらねばと思っています。

日当たりが良いほうがよりくるくるしてくるというクルンクルンなので、できればやってきたときのように、盛大にくるんくるんしてほしいところ。

雨が得意ではないので、出しっぱなしにせず、天気が良ければ出す、といった形にしないと、何がおこるかわからない。

どのこも、丈夫に育ってほしいです。

2019年3月15日現在のフリズルシズル

葉っぱも盛大に伸びて、先端も二つになり、花芽もダブルになりました。

ずっと室内に置きっぱなしだったので、あまりくるくるせず、伸びたねぎのようですが、今年はこれで良しです。

秋になったら、日当たり良好を目指します。