バラの咲くベランダガーデニング【2019】青龍

バラの季節もいよいよ本格化してきました。

開花の遅れていた品種も、ぼちぼち開花を始めました。

毎年、遅くに咲くバラは、やはりスタートダッシュが遅いもの。

スタートダッシュの早いバラが開花を一休みしているすきに咲いてくれたりすると、本当にうれしいですね。

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ベランダの柵から飛び出していた【青龍】

健康増進のために始めたお散歩。

お買い物もなるべく歩いていきます。

そもそも夫が車に乗って出勤しているから、他に方法がないだけです。

てくてく歩いて戻ってきたとき、ふと自宅のベランダを見上げたら、柵の間からバラがビヨヨ~ンと飛び出しています。

アイスバーグがまた飛び出している??飛び出すほど咲いていたっけ?

帰宅して、確認したら、飛び出していたのは青龍でした。

2019年、何かが違う青龍

今年の青龍は、何かが違います。

2019年1月2日に長野の庭から掘り起こし、鉢上げして浜松に運んだ青龍(2代目)。

一緒に運んできた他の鉢植えのバラより、生育が早すぎる!と思ったら、ジャストジョーイと間違えていたので、やっぱり遅いのが青龍で、間違いなかったんですが、蕾がいつもより多くついています。

1か所に5輪くらいが、5セットほど。

いつもより、かなり多めです。

いつの間にやら2セット?と思ったら

花に水やりしていて、青龍の蕾のかたまりがいつの間にやら2セットになっているなあと思っていました。

弱い青龍なので、蕾が落ちちゃたかなと。

でも、5セットあったはず。

そういえば、柵からかなり飛び出してなかったっけ??

よくよく見てみると、青龍の枝は、藤の枝に押されて30cm以上柵から飛び出していました。

藤の枝をグイっと手繰り寄せたら、青龍の枝が1本ついていて、青龍の方を保護すべく藤の枝をよけたらさらに奥からもう2本、青龍が出てきました。

花が終わって花芯がむき出しのものも一輪。

これが咲くのがちゃんと見られなかったことを思うと、ちょっと悔しいです。

強健種とは真逆の青龍

青龍は、故小林森治氏作出の、「魔性のバラ」の異名のある、きれいなんだけど病気がちであまり育ちがよくない元気のない品種。

10年ほど前、1代目の青龍を夫がかってくれた時、全然茎が太くならないし、花付きも妙に悪いし、黒星病だらけになって、なんじゃこりゃ??と思いました。

青龍がどういうバラなのかは、たまたま目にした園芸記事で初めて知り、そんなに弱いバラなの!?とようやく認識。

直ちに、庭植えにしました。

ベランダのひさしがぎりぎり届くくらいの強い雨の当たりにくい位置で、日当たりと風通しが良くて、隣に強健種のバラがいないスペースです。

1代目青龍が最も咲いたのは枯れる直前だからこそ

1代目青龍が最も咲いたのは、テッポウムシに食べつくされて枯れる寸前でした。

ものすごい数咲いたな~~と思ったのもつかの間、すべての蕾が咲ききる前に枯れ果てました。

今年の青龍(2代目)の蕾が多いと、また枯れるんじゃないか!?と一抹の不安がよぎります。

長野から持ってくるとき、根の状態もまあまあだし、株元も小さいけれど、おかしなところはなかったので、大丈夫だと思うんですが、前回の経験があるので不安がよぎります。

おかしなところって、どんなところ?と思われるかもしれませんね。

密度が低くなって、鋏の先などで簡単にボロボロとれる状態になっていると、そこにテッポウムシが潜んでいるので、そうなっていないかを心配します。

青龍は雨が降ったら残念な花が咲く

あまり丈夫ではない青龍ですが、その花の美しさは定評があります。

しかし!きれいに咲くのはわずか。

ちょっと雨が当たったら、咲き始めたときにはすでに花びらの先が傷んでいます。

多めの雨が短時間降り、そのあとカラッと晴れると、バラが生き生きしてくるようで好きですが、青龍については、またイマイチの花が咲くと思ってがっかりします。

でも、まだまだ蕾があります。

素敵な花姿の花もいくつか見られるに違いないと、期待しています。

うどん粉病も心配

我が家の青龍は、うどん粉病はそれほど発病しません。

葉っぱも蕾もそんなに密につかないから、風通しが悪くなりようがなくて、うどん粉病にはそれほどかかりにくいのかもしれません。

しかし、今の青龍は、鉢がずら~っと並んだベランダ暮らしです。

隣近所は結構茂っているので、風通しがいつもより幾分悪くなっています。

今年はうどん粉病も心配です。

青龍はまだ出てはいませんが、予断は許しません。

青龍は黒星病が出やすい

青龍は毎年毎年、これでもかというほど黒星病が出ます。

少なくとも私が育てた2株は、ともに黒星病に慢性的に侵されていました。

薬剤の使いこなしが得意でない私は、黒穂病が出たら、目立つ葉っぱをすべて取り除いて対処します。

もともと葉っぱが少ない青龍は、先端に蕾があるだけの、ほぼ丸裸の状態に容易に陥ります。

当然ですが、咲く花もしょぼく小さめになっていきます。

蕾を切ろうか?切るまいか?毎年悩みます。

切って切り花として咲くならいいんですが。

そのタイミングも重要ですね。

コメント

  1. こまめまま より:

    おはようございます こまめままです。あっちコッチから失礼します

    青龍 素敵ですね、一度お目にかかりたいです。青の薔薇、無いですよ、どこのお宅にも

    我が家の清流は河本ローズさんので、めんどくさくなったので地植えにしてしまいました

    案外お元気な感じでレイニーブルーと仲良く咲いてます。

    うどん粉まみれで瀕死のルシファーは丸坊主でちょっと剪定しました。やっと芽吹きまし

    たが、今年は秋バラ 3輪くらいでしょうね

    OGで皆様のお庭拝見して思いましたが、私の目指していたのは ローメンテナンスの庭、

    だったわと

    上田市の安藤造園の安藤洋子さんの本を読んでコレコレ!と思って始めたのに、薔薇の魔

    力に引きずり込まれてしまいました。 我が家は古民家リフォームした家でしたから

    相変わらず庭の真ん中には ザ和庭‼️が鎮座してるのでした。そんな事を考えさせていた

    だけた昨日のOG巡りでしたよ

    といいつつ、日曜は横浜のバラフェスタに行くつもりです。いかがですか?

    • kinarinosumomo より:

      こまめままさん、いつもコメントありがとうございます。
      ローメンテナンスの庭、私も重要だと思います。
      色々育てようとすると、一つのメンテナンスにかけられる時間は限られてしまうから、
      ある程度楽ができるようにしなくてはと思います。
      メンテナンスが楽になるようにしていると、病害虫の発生も少ないように思います。
      そうなると、さらにらくになるし、いいことづくめですね。

      我が家で最も芽吹きが遅れているのは、エウリディーチェです。今ようやく、出ていた葉っぱが伸び始めたところです。
      弱~~い花芽も一つついているんですが、ガブリエルのように摘んどこうか悩んでいます。
      ガブリエルはもう30芽ですまないから、すっかり摘むのが嫌になりました。

      日曜日に横浜バラフェスタ!!楽しんでくださいね。