秋も深まってきたので、どこよりもいち早く紅葉する我が家のナツハゼは、今年もいち早く紅葉し、すでにほぼ散ってしまいました。
スズメがナツハゼの実を求めて、お隣の屋根の雨どいのところから急降下してくるので、フレッシュスムージーに加えようと楽しみにしていたのに、ほとんどとられてしまいました。
しかも、「敵が来た!」と言わんばかりに私の姿を見ると逃げていき、扉を閉めてしばらくするとまた急降下してきます。
冬イチゴの収穫
冬イチゴの実が食べごろになり始めました。完熟しないまま雪が降ってくると、そのまま何事もなかったかのように雪の下で赤く色づいたままになります。
物凄く目立たない花が咲いた後に茶色くなって、その中に固く赤い実が隠されたようにつき、だんだん完熟してくると外に実がせり出してきて、最後にはラズベリーのように実がせり出して、ポロンととれるようになります。
ラズベリーより一回り小さく、酸味が柔らかい反面、甘みも柔らかいので、そのままポリポリ食べるか、スムージーに加えるフルーツの一つにしてしまいます。
手元にあるフレッシュフルーツを適当に切ってミキサーに入れ、冷凍庫に入れてあるお友達にもらったジューンベリーの実を加え、前に作っておいている甘酒をお玉でポンポン入れ、低脂肪乳を適当に入れてスイッチオン!
フルーツが切れているときは、ジャムだのコンポートだのもらい物がたくさんあるので、適当にブレンドして突っ込みます。
低脂肪乳より、濃~~い長野特産のミルクを使いたいんですが、人間ドックで脂肪肝と言われて以来、牛乳は低脂肪乳にしろと、家族がうるさいんです。
コキア庭いっぱい増殖計画
緑のニラに似たぼさぼさの横にある赤いぼさぼさは何ですかい?と思われそうですが、この赤いぼさぼさは、紅葉した「コキア」別名「ホウキ草」です。ニラに似ているのは、似ているんじゃなくて、ハナニラです。
コキアは、種はとんぶりになり、枯れたらホウキが自作できるスグレモノ。都心のマダムが玄関周りでコキアの鉢植えを育てているのをよく見かけます。
植えたのが遅くて、かわいく育つ間もなく、紅葉してしまいました。
種の収穫目的で植えたのですが、最終目的は食べることではありません。庭のあちこちから新しいコキアが芽吹くのを計画しているのです。
実家にあちこち生えていて、「かわいいし、草ふさぎにも最適だよ、抜くのも簡単だしね」と母が絶賛していたので、急遽植えました。
その時の様子がこんな感じです。(8月ですね)
次男が、「モリゾーキコーロかわいい!うちにも植えようよ!」と絶賛していました。
要するにモリゾウ・キッコロのようでかわいいと言いたかったみたいです。
母のコキア増殖法は、コキアを手でしごくようにして種を取り、庭のあちこちにパラパラまく、ちょっと原始的なもの。もちろん手間いらずなので真似しました。
ヒペリカムの花と蕾と実|一度にてんこ盛り
ヒペリカムを買ってきた時は、草丈10cmの小さなポット苗だったのに、今や樹高1m幅1mに育ちました。
刈っても刈っても増殖します。本当に強い。
春に花が咲いて、それから実が付くのが普通ですが、秋にも少し咲きます。同じ枝先に、蕾も花も実もついているのがありました。
春についた大量の実は真っ黒になっていて、あちこちで発芽したら困り果てるのが目に見えているので、そのうち刈り取ることにします。
もうすぐクリスマスローズの開花
庭にシンボルツリーとして、シマノトネリコの株立ちを植えています。暖地では常緑なのですが、寒冷地の長野では秋に黄色く色づいて葉をすべて落としてしまいます。
そんなわけで落葉樹の下に植えるものと言えば「クリスマスローズ」ですね。
我が家のクリスマスローズは「ニゲル」なので、12~3月くらいまで白い花をつけていて、そのままにしていると緑の花に代わります。花に見える部分が花じゃないからですね。
もともとは一鉢を買ってきたのですが、10年もたてばわしゃわしゃの大株です。
株元をのぞいてみると、花芽がたくさんついていて、頭を伸ばし、咲く準備をしているようです。
我が家のクリスマスローズの開花時期は、クリスマスなんですが、同時に雪が降り積もる時期と重なっています。
花が見たい!と思った時は、雪の降り積もった庭に雪をかき分けて降り、さらにこのあたりかなと思う場所の雪をかき分けて、掘り起こしてからようやく花の鑑賞ができます。
季節は冬。そこいらじゅう真っ白。そんな時、なんでわざわざ白い花が見たくなるのか、私はやっぱり変わり者か??と自嘲しながら花を観賞。
そして翌朝、再び花は何処にいるやら。わからない状態に戻ります。
我が家のクリスマスローズの画像ではないんですが、同じ花のフリー画像を見つけました。
背景が緑色なのが、ちょっとうらやましいです。
クリスマスに花が咲かないクリスマスローズ
ピンクや紫など、あでやかな色の花をつけるクリスマスローズは「オリエンタリス」で、本来クリスマスローズではなく、「レンテンローズ」と呼ばれます。日本ではクリスマスローズで普及していますが、これは春先に花を咲かせるのでクリスマスには咲きません。
寒冷地の長野では開花はさらに遅れ、4~6月に咲くので、「クリスマスローズは夏の初めごろまで咲いている花」のイメージになっています。