夏の終わりの庭のお手入れ|9月に向かう庭

7~8月はあまり長野の自宅に帰ることができませんでした。

真夏に2か月近く放置された庭は、草ボーボーで不在感が満載でした。

草を抜き、庭木の手入れをするだけで、気が付いたら2時間半が経過していました。

2019年の夏は、梅雨が長い上に、雨が降ることがとても多かったせいでしょう。

真夏に放置したのにバラの枯葉はほとんどなく、枯れ枝も全体で2枝ほどのみ。

プリンセスミチコについている花殻は10個どころではありませんでした。

ちょうど夏剪定の時期に当たっているので、せっせと剪定しておきました。

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ハイドランジア・フェアリーアイは秋アジサイに

9月になろうとしているところとはいえ、ハイドランジア・フェアリーアイが秋アジサイになっていたのには驚きました。

これまでになく、早い色づきです。

後ろの方に、まだ夏アジサイの色をしている緑色っぽい部分がわずかに残っていました。

それでも、一部はもう赤く色づいていますね。

秋の足音が聞こえてきたということの印なのですが、ナツハゼがいつも一番に赤くなるのに、アジサイが一番なのには驚きです。

ここで育てて12年ほどになりますが、一度もこんなことは起こったことがありません。

巨大なアジサイのかたまりと化しているハイドランジア・フェアリーアイには、不在時の給水用のペットボトル給水は1本も挿していません。

アジサイは、上の部分は水切れしやすいのですが、地面が乾燥しているのを好み、巨大化した暁には水やりは自然の恵みで十分になります。

昼間の直射日光ではなくて、朝日なんですが、お日様がよくあたるとかわいらしい濃いピンク色でとてもきれいです。

例年なら、枯れている花がいくつかあるのですが、今年は見当たりません。

雨が多かったせいですね。

これも自然の恵みの一つですね。

ブルーベリーが色づいて

いつもは野鳥に大部分を食べられてしまうブルーベリーですが、鳥が遠慮したのか??結構残っていました。

2本植えてあって、そのうちの大きい実がなる方はほとんど食べつくされて3粒ほどしかありませんでしたが、小さい実の方は残しておいてくれたようです。

たまたまでしょうが、私のもの♪(本来の持ち主は次男ですが、もらっちゃう。)

水も肥料もほとんどやらないほったらかし状態ですが、毎年、実をつけてくれます。

ちゃんと肥料を上げたらもっとつけてくれるかしら。

コキアが赤く色づくのはまだのよう

3年ほど前に1本苗を植えて、それ以来赤くなって枯れこんだものを、付け根の方から手でつかむようにしてしゅーしゅーと種をこそげ落として、そこらへんに種まきするという至って原始的な種まき方法で育てているコキアですが、毎年ちゃんと芽を出してくれます。

春先についうっかり踏んでしまったりするので、今年ちゃんと育ったコキアはこの二株だけでした。

でも、例年以上にコロンとかわいらしく育っています。

秋に赤くなったら、また種まきします。

草ふさぎにぴったりですもの。かわいいし。

室内植物は我慢の限界

2か月近く水をもらえなかった室内のサボテン・多肉植物・サンスベリアたちは、水切れで枯れる寸前だったものが多数ありました。

異変を起こしていたサンスベリアは、炭粉を混ぜておいたのが功を称したのか、ぎりぎりのところで踏みとどまりつつ、成長もしていました。

今回最も元気でほっとしたのが、サンスベリア・ファーンウッドでした。

サボテン類は予想通り、我関せずといった感じですね。

セレウスだけが、ところどころほっそくなっています。哀れな感じなので、ちょっとしか映っていません。

枯れる寸前!熊童子

今回、枯れる寸前!と最もダメージを受けていたのは、栽培10年を越えた熊童子でした。

あまりに哀れなお姿なので、画像にするのがつらい。

ちなみに、この前最後に見たときの姿は、これ↓。

信じられないほどの豹変ぶりです。

回復するといいのですが・・・。

枯れる寸前!桜蘭ホヤ

その次にダメージを受けていたのが、桜蘭ホヤ。

花が咲かないままミイラになり、葉っぱが黄色くてしわしわ状態。

株分けした方は、少し親株より日当たりが悪いところにいたせいか、ダメージはなし。

増えすぎて困っていたから、丁度いい?なんてひどいことは言えません。

よく耐えてくれたね、回復してね、と祈っています。

次男三男の下宿に寄り道したら

今回の長野行は、青春18きっぷが1回分残っていたので、まずは東京の次男三男の下宿に電車で向かい、泊めてもらって、通いなれた朝の高速バスで長野に戻りました。

男の子の下宿なので材料が何もないことを考えて、「食べに行こうか?」と誘ったのですが、「お母さんの手料理が食べたい」と言ってくれたので、途中で買い出ししてリクエスト企画を大量生産しました。

作っても作っても消えていくのは久しぶりなのでとても楽しかったです。

窓辺に置かれたローズマリーの鉢植えは、朝、目覚めたときに目に飛び込んできました。

長野の庭に植えてあるローズマリーの枝を次男が持ち帰って挿し木したものです。

丈夫な植物なので、しっかり根付いていますね。

このローズマリーは、実は、熱帯魚がお亡くなりになったときの埋葬用です。

(窓がものすごく汚れているように写っていますが、建物がわかりにくいように修正したつもりの後なので、奴らが汚しているわけではありません。私の技術じゃこれが限界でした。)