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夏、暑さでバラも夏バテします。
夏バテしたバラのためには、肥料も余分です。
肥料を与えないようにして、水だけはしっかりと与えます。
蕾も、バラの株が弱るので、できるだけ咲かせないようにするために、切り取る方も。
……というのは、夏のバラの手入れの常識。
で、いつから秋バラの手入れになるの?秋バラ、どうしたらいいの?
秋バラのお手入れに悩んでいる方に、秋バラのお手入れについて、ご紹介していきましょう。
あくまで私流なので、参考にしつつ、自分にピッタリの方法を模索してください。
いつから秋バラのお手入れになるのか?
春バラ、夏バラ、秋バラ、と言っても、同じ四季咲きのバラの、季節ごとの花の違いから呼び替えているだけですね。
夏バラは痛々しいほど小さくて、花もちゃんとした形にならないことがよくあります。
いつからなら秋バラと言えるのか?
そりゃ~~自分が秋と感じる頃が秋バラでしょう!
夏バラのお手入れは暑い!と思ったら
夏バラのお手入れとして、追肥をやめるのは、私の場合は7~8月。
今年は特に猛暑で暑さがすごかったし、暑くなるのが早かったので、春の最後の追肥は6月初旬でした。
そこから8月の下旬まで、肥料は与えていません。
秋バラのお手入れは、過ごしやすくなったと思ったら
8月下旬に、過ごしやすい日が続きました。
まだ暑い日も続くのでしょうが、かなり過ごしやすくなったので、鉢の一番端っこのマルチを避けて、更にその下の土を少し掘って、そこに肥料を入れ、土をかぶせてマルチを戻しておきました。
私の秋バラのお手入れの開始は、自分が暑さが緩んできたと感じて、過ごしやすくなった時点が大体の目安です。
だいたいいつから?と、厳密に決めているわけではありません。
気候は変動します。9月まで暑さがずれ込めば、9月に入るまで追肥しません。
追肥すると、バラはあれよあれよといううちに、蕾を上げていきます。
緩効性化成肥料を与えた場合は、1週間もかかりませんが、有機質の肥料の場合は、効き始めるまで2週間はかかるので、まだ暑さは残っているけれど、もう過ごしやすいな、と思う時期に早めに与えます。
枯れた葉っぱはどうしたらいい?
夏バラのお手入れに共通することですが、暑い日差しでバラの葉っぱが枯れかかることがあります。
日陰に移すとか、遮光するとか、そういった方もいらしゃいますね。
別に反対しませんが、私はやりません。
夏に葉っぱがしょぼくなるのも、バラの姿だと思っているし、ずっと炎天下でも恐ろしいダメージを受けたこともないので、鉢植えでもほぼ移動しません。
たとえ葉っぱが一枚もなくなっても、すぐに枯れるとは限らないので、しっかり水やりが基本です。
今年は春に株分けしたミニバラが一鉢、枯れました。
そんなもんだと思っています。
枯れた葉っぱを取る取らないは自由
夏の暑さで枯れた葉っぱを、取る取らないは、持ち主の自由だと思います。
取っても、枯れる葉っぱは減りません。
取らないでいると、台風が通過した後など、排水口にたっぷり枯れ枝が詰まっています。
台風が来る前ときた後は、排水口の葉っぱ取りは必須作業ですね。
私の場合は、気温が穏やかになってきて、ガーデニング作業をしてもいいと思うときに、体調が悪くなければ葉っぱ取りをします。
蚊対策に、手足にハッカスプレーをかけてから作業します。
ついでに、黒星病とか、虫のカジリ跡とかないか、確認していきます。
見つけたら、周りも含めて切り取るが私流。
薬剤はその次ですね。
秋バラの追肥は蕾の数が少なくなってきたら
夏が終わったと自分が感じ始めたときが、秋バラのお手入れの開始だと決めています。
追肥を再開すると、しばらくすると蕾があちこちに上がってきて、花もちらほら咲き始めます。
ああまた、バラの季節がやってきた!とワタシ的には思います。
息子たちに言わせると、「バラなんざ、年中咲いているじゃないか」で終わらされてしまいます。
そこは、私の腕で咲いているのよ!と主張したいところですが、言ったところで「ふん」と言われて終わり。
まあいいわ、バラの世話をせっせせっせするおかげで、あんたたちにベタベタしないでいられるんだから、バラに感謝しなさいと心の中で思います。
花の数が少なくなってきてからでは遅い
バラの追肥を行うのに、「花数が少なくなってきてから」では遅いと思います。
花数が少なくなってきて、それから追肥すると、効き始めて蕾が上がってくるまでに、
1週間ほどはかかってしまいます。
蕾がすぐ開花するわけではないし、その間花がずっとないことに。
花がたくさん咲いていても、蕾が少なければ、即追肥します。
大体は1ヶ月ごとには追肥しています。
ただし、秋が深まってくると、追肥しようがしまいが、蕾の数は減っていきます。
蕾が全然ない状態にならない限りは、まだまだ追肥して花を楽しめるシーズンだと思っています。
年末に冬囲いをするまでの間、常時花が咲いて蕾がついている状態にするのが、ベストな状態で秋バラを目一杯楽しんでいることになると考えています。
雪が降っても積もっても、バラは咲きます。
でも、冬しっかり休んで、春のために体力を蓄えてほしいので、年末には強剪定をして冬囲いをして、秋バラを終わりにします。