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種から育てる多肉植物として、時期を考えて「ギバエウム銀光玉」を選びました。
まん丸いフォルムがかわいらしいので、育ててみたくなったからです。
結論から申し上げますと、春先に消失し、結局すべて消失してしまった、失敗の記録です。
これから挑戦する方には、参考になることもあるので、あえて封印せずにご紹介します。
ギバエウム銀光玉の種まき
種の大きさは大きすぎず小さすぎず、今回の種4種としては標準サイズと言ったところでしょうか。
爪楊枝の先端に、沸騰させたお湯を冷ましたものをほんの少しつけて、先端に種をくっつけてから培地に移します。
サイコロの5の目のような形で植えました。
植え付け後は発芽するまでお楽しみです。
2017年11月9日 種まき後6日目
他の3種類に遅れること3日!ついに最後のギバエウム銀光玉も発芽しました!
ちっさいですが、何となく真ん丸でコロンとしています。かわいい!
ああ、やきもきしました~~。
2017年11月13日 種まき後10日目
4種類の中で一番最後に発芽したので、成長も一番遅れているのがギバエウム銀光玉。
右の上下に一つずつ発芽しているのが探せばわかります。
真ん中にボーダーラインが入っているように見えます。
赤血球みたいな真ん中がちょっとくぼんだ形に見えます。
どちらにしろ、まだとても小さいので形がはっきりつかみにくい状態です。
2017年11月29日 種まき後26日目
長野→東京のバス旅と、東京→長野のバス旅を無事乗り越えて、すくすく育っている気もしますが、相も変わらず左上下の2粒しか発芽しません。
「育てやすい」と書かれていたので芽が出にくいとは思いませんでした。
でも、二つぶがちゃんと育てばいいかなと思います。
2017年12月16日 種まき後43日目
長野東京間の旅行を3度も経験した多肉苗ですが、2度目あたりから地面が崩れ気味になり、3度目はかなり崩れました。
30日後あたりから、昼間に日光浴しています。
銀玉光は相変わらず二つぶっきりで、こんなもんなんでしょう。
それでも成長はしているように思います。
2018年1月5日 種まき後63日目
もともと、2粒しか発芽が確認できなかった銀光玉が、茶色くなってきたのか、消えた!?と騒ぎになりました。
長野⇔東京の行き来に連れて行かずにお留守番させたりするから・・・と泣けてきましたが、右下隅に、発見できました!
かろうじて、一粒見つけられました。
もう一つぶはどこに行ったのか、いなくなったのか、それすら確信がありません。
気長に待ってみます。
2018年2月1日 種まき後90日目
ギバエウム銀光玉も随分と大きくなり、目で見てもはっきりと分かるようになりました。
でも・・・・一粒だけになってしまいました。
1月18日に、76日遅れで残っていた5粒ずつを、新しく種まきしてみました。
2月5日、ギバエウムが3粒ほど発芽しているのが見つかりました。
2週間ちょっとで、すごいです。
本当に小さくて、他の品種と比べてもダントツ小さいです。
でも、育ってほしいですね。
2018年3月21日 種まき後132日目
悲しいお知らせです。
1月18日に種まきした銀光玉、みどりの粒が見えていたはずでしたが、消えています。
発芽率第二弾は、ぜろ?
銀光玉、難しいです!
132日めの方は、かなり大きくなりました。
ぱっと見は、コノフィツムに似ています。
もうちょっと、全体的に素材がつぶつぶしている用に思います。
この子だけは、絶対に育ってほしいですね。
2018年4月18日 種まき後166日目
ただ一粒残ったギバエウム銀光玉ですが、連日の気温の乱高下や雨続きにもめげずに、なんとか元気に生きているようです。
たった一粒なので、本当に育ってほしいですね。
色に赤みが出てきました。
2018年6月1日 種まき後210日目
休眠してしまい、どこにいるのか全くわからなくなってしまいました。
隅にいたんですが・・・
実は、本当に行方知れずになって1ヶ月近く経ちます。
え??灰色??と思っているうちに、本当に見失いました。
また芽吹く日をひたすら待つしかありません。
2018年9月19日 種まき後319日目
待てど暮らせど、銀光玉は復活してきませんでした。
消失してしまったようです。
実を言うと、茶がれてきたとき、石粒と間違えて、先端を折ってしまったことが。
いない。
どこにいるんだろう?
これは石だよな、と触ったものが、緑色の断面に。
多分それが最後の銀光玉の、最後の瞬間だったのでは。
自分で引導を渡してしまいました。
他の多肉植物と、一体何がどう違うのか。
どうすべきだったのか。
一応芽吹くのに、育ちませんでした。
銀光玉は、芽吹いたばかりであっても、早々に腰水から出して、乾燥した環境で育てたほうが良かったのかもしれません。
多肉植物の実生は、非常にデリケートですね。
種そのものも、とっても小さい。
ゴミ?
いや、種?
そんな感じ。
ホームセンターで銀光玉を見たことがありません。
私自身は、専門店でも、ギバエウムはあっても、銀光玉は見たことがありません。
育てにくさもあって、メジャーではないのかもしれませんね。
多少高価でも、うなづける、そう実感しました。
というわけで、消失してしまったので、生育日記はギバエウム銀光玉はこれにて終了です。