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「愛の告白は赤いバラっていうけど、私赤いバラは嫌いなんだよね~」と身の程知らずに豪語した、今を去ること30年以上前のこと。
「どうせもらうなら、ピンクの方がいい」とあっけらかんと当時の彼である夫に言い放ちました。
若気の至りです。
今年も、夫が、結婚記念日に結婚年数本分のピンクのバラの花束を贈ってくれました。
結婚記念日のバラの花束【2019】
28本の結婚記念日のバラは、6種類のピンクのバラの花でできていた、これまでにないパターンのものでしたが、29本の結婚記念日のバラの花束は従来通り、同じバラで作られていました。
今年のバラは、花びらの縁の部分が濃いピンク色になっているところが、大好きなストロベリーアイスに似ています。
付け根に近い部分には、グリーンが入っています。
色のコントラストが非常に美しくて、そのかわいらしさに引き込まれます。
29本のピンクのバラの花束
今年は29年目なので、いわば、30年より1本少ない、超中途半端な本数の年です。
19本の年だったでしょうか、花屋さんがサービスで1本赤いバラを入れて切りのいい数字にして送ってくれたことがありました。
きりのいい数字の花束は、割とリーズナブルに買えるのですが、中途半端な本数になると割高になるそうです。
例えば、25本パックに4本足すといった感じでバラ売りを4本足すと、30本パックよりもずっと割高になるそうです。
1本2本は微笑ましくても10本を超えると罪悪感も
昨年も申し上げたように思いますが、10本を超えたあたりから、罪悪感を感じるようになりました。
大寒前後は、バラが一年で一番高い季節です。
はじめ、バラが1本だけの花束を持ち帰ってくれ、玄関を開けたら、「はい」と渡してくれたので、なんだかほほえましい感じでした。
しかし、年々豪華になっていき、罪悪感を感じるように。
ないと寂しい。でも、なんだか悪い気がします。
切り花・挿し木・ドライフラワーで楽しみつくす
節分なので、気温が高くないから、バラでも比較的長持ちしますが、切り花はあまり日持ちがしません。
切り花として楽しむのは、2日以内と決めています。
でも、せっかく夫が贈ってくれたので、存分にバラを味わいつくすことにしています。
まずは切り花として楽しむ
結婚記念日にもらったバラの花束は、まずはラッピングを外して花瓶に差して、切り花として楽しみます。
茎の周りには、水分を保持できるものがつけられていますが、キッチンペーパーだったり、ジェルだったり、お店によって様々です。
今回は、粉状にした紙に水を含ませたものでした。
茎を水の中で5mmほど切り落とし、熱湯に切り口を1~2分つけ、水に戻して切り口をさらに5mmほど切り落とす「湯切り」をすると、より長く花が楽しめます。
しかし、これは、切れ味のいい鋏を持っていケース限定。
鋏の切れ味が悪い場合は、プロがプロ用の鋏で切った切り口のほうが状態がいい場合もあるので、鋏に自信がないときはそのままにしましょう。
花びらがほんのりと開きかけてきたら、切り花で楽しむのを終了します。
挿し木にチャレンジしてみる
バラを水から出して、いい位置にいい新芽がついている茎を15cmほど、挿し木用に切り取ります。
切り取った茎は、3時間以上水に差して置きます。
持っているなら、メネデールなどをつけておくといいですね。
挿し木用の土・赤玉土・鹿沼土・バーミキュライトなど、殺菌済みの土を湿らせて、棒で穴をあけたところに挿し穂をさして、周りをちょっと抑えてから、底面給水にしておきます。
切り花で販売されていたバラの挿し木は、100%付くとは限らないので、大目にがっつり挿し木して、付いたらラッキー程度に育てます。
今年は去年の轍を踏まないように、自然淘汰させようとせず、塩害ですべてぽしゃることのないように、ある程度育つまでは室内で管理しようと思います。
2019年2月22日の挿し木苗(挿し木後18日目)
今年の結婚記念日のバラの花束の挿し木は、昨年の轍を踏まないように、完全室内栽培・箱入り娘状態で栽培中です。
葉っぱが出そろいました。
この辺りは、昨年と同様。
昨年は、ここからお外に出したりしたんですね~いきなり。
今年はもっと大きくなってからにします。
少なくとも、植え替えて、しばらく大きくしてからしか出すつもりはありません。
大事に育てます。
2019年3月11日の挿し木苗(挿し木後35日目)
↑上画像は3月9日のものですが、挿し木苗の、葉っぱが垂れてきたものが出てきました。
茎が上まで茶色くなったものまでちらほら。
3月11日、もう駄目になった挿し木苗を取り除きました。
本数が少なくなってしまいましたね。
明日当たり、水の代わりに薄めた液体肥料を与えてみます。
2019年3月15日の挿し木苗(挿し木後39日目)
今年の挿し木苗は早々に全滅しました。
残念ですが、致し方ありません。
来年に期待します。
ドライフラワーにして長く楽しむ
バラをラッピングし直して、もう一度花束の形に戻して、さかさまにつってドライフラワーにします。
ドライフラワーにした花束は一年間飾り続けた後、リース材料にします。
今年、花束に戻すとき、前面から見て花がなるべく数多く見えるように段差をつけて並べなおしました。
ドライフラワー用のシリカゲルを長野に置いてきてしまったので、2~3本ほどハーバリウムにしようかと思ったけれど、没に。
来年は2月になる前に、手元にシリカゲル、おいておこうっと。(←もらったばかりのくせにまたもらえる気でいる)
結婚記念日当日の夕飯はいつも恵方巻
今年も、恵方巻の話題とともに、結婚記念日がやってきました。
節分と結婚記念日が同じ日なので、二人で豪華ディナーやらランチやらに行くのは、当日を避けて都合のいい日にずらし、当日の晩御飯はいつも恵方巻と手巻き寿司。
メニューを考える必要がないので、ある意味楽ちんです。
恵方巻の作法は、恵方を向いてだまって巻きずしを1本丸まる食べるもの。
関西には古くからある風習です。
我が家ではかねてより、長いほうの辺を半分に切った海苔で、海苔巻きより短く、細巻より太い恵方巻を作ります。
オーソドックスな我が家の恵方巻の芯は、マグロ+青ネギ+鰹節+しょうゆを包丁で細かくしながら混ぜ合わせたたたき。
今年は夫のリクエストで、芯の半分をトロたくに変更。
世間で販売されている恵方巻・・・あれはなんでしょう??
関西出身の我が家では、ここ15年ほど、理解不能の嵐が吹き荒れています。
太い。
そして長い。
だから切ってしまう人もいる。
食べきるまでにしゃべってるし。
あんなに太くて長かったら、一本食べたら他のものが何も食べられない。
具材が一緒くたで、味わう暇もない。
だれだよ、あれを恵方巻って言ったの!?
10億円分廃棄になるのも、憂鬱な事態です。
もし、来年も覚えていらっしゃったら、短めで細めの恵方巻、チョイスしてくださいね~~♪