バラの春の目覚め「芽吹き」と庭植えから鉢植えに植え替えたバラ

3月、寒冷地の長野ではまだ雪が降ったりやんだりして、屋外に多肉植物を出すなど不可能な毎日を送っている頃ですが、暖地の浜松はすっかり陽気で春めいてきました。

「大寒だよ？」という頃に芽吹き始めたバラですが、3月、とうとう花芽もつけました。

 

長野の庭で育てていた庭植えのバラを2019年1月2日に抜いて、鉢植えに仕立て直して浜松に運んできました。

2019年3月11日現在、鉢上げしたバラがどうなっているのか？ちゃんと育つのか？？ということも含めて、ベランダのバラたちがどんな様子なのか、ご紹介していきましょう。

庭植えから鉢植えに植え替えたバラのその後

2019年3月11日。

ついに、今年初めてのバラの花芽を見つけました。

2019年1月2日、長野の庭に植えて育てていたのを抜いて、鉢植えに植え替えて浜松に運んで育てているバラ4鉢のうちの一つですが、もう花芽がついていました。

ジャストジョーイ（仮）

じつはこれ、青龍だと思っていたバラ苗なんですが、赤い葉っぱからも、成長の早さからも、おそらく、青龍ではなくて、2017年年末ごろから育てているジャストジョーイではないかと思います。

どっちがどっちか、現在不明。

 

でも、元気。

しかも、芽吹きが早い。

 

長野だと、4月中に花芽が付くことすら稀です。

5月中旬についたとしても、「はや！」と思います。

 

びっくりですね。

青龍（仮）

ジャストジョーイだと思っていたけれど、青龍に違いないと思っているのはこちら↑。

本来弱い青龍ですが、どの芽にも勢いがありますね。

チャイコフスキー（仮）

チャイコフスキーは、葉っぱをビロビロ伸ばし始めました。

もしかしたら、これはチャイコフスキーではなくて、ジャストジョーイかもしれないんですが、今のところチャイコフスキーと考えています。

何しろ、名札が読めなくなっていて、見分けがつかない青龍・チャイコフスキー・ジャストジョーイのどれか。

１月2日に長野の庭で育てていたものを抜いて鉢上げした4株の中で、アイスバーグを除いて、どれがどれかわかっていたつもりが、現在自信がなくなっている3つのうちの一つ。

庭植えから鉢植えに植え替えたダメージが見当たらないので、よし！ですね。

本当はどれがどれなのか。

花がまるで違うので、咲けばすぐにわかると思いますが、やきもきします。

アイスバーグが幅をきかせる

1月2日に長野の庭から鉢上げして鉢植えに植え替えたグループの中でも、今育てている鉢植えの中でも、最も元気がいいのがアイスバーグです。

隣の鉢まで葉っぱを広げているので、どんなふうに誘引するか、今から困りものです。

支え棒を立てて、広がらないようにしようか？？悩み中です。

アイスバーグはとげが少ないので、枝を扱いやすいのがいいですね。

多花性も断トツなので、今から楽しみです。

この育ち具合を見ると、鉢上げしたことによる悪影響はないと考えていいので、ほっとしています。

育ちすぎなので、いずれ葉数を減らすとか考える必要もありますが、今のところはこのままです。

 

ガブリエルも葉っぱが伸びて

長野に置いていた土を持ってきて、ようやく2月に植え替えたガブリエルですが、しっかり新芽が伸びてきました。

浜松は暖地なので、2月の植え替えは根にダメージを与えないぎりぎりだと思います。

間に合ったようでよかったです。

葉っぱも生き生きしています。

今のところ、葉っぱが重なり気味なので、もう少し伸びたら葉数を落とすなどして、全体の重なりを減らしたいと考えています。

 

非常に脆弱な品種ですが、元気に伸びているのでとてもうれしいです。

 

しかし、この2～3日後、ガブリエルにまさかの花芽ができているのを発見しました。

枯れるリスクが高いので、咲かせようか？？とても悩んだのですが、花芽をすべて取り除くことにしました。

なんと、5個。

すごい～～！！と思う反面、悲しかったです。

弱いのに早々にお目覚めで、芽吹きが早いのも考えものです。

ナエマもすくすく成長中

2019年のバレンタインデーに購入して植え替えたばかりのナエマも、新芽が大きくなり、ぐんぐん葉っぱが伸びてきました。

ろくろっくびになるまで伸びるはずだから、まだまだ花芽はつきませんが、勢いがあります。

芽も、全体的に勢いがありますね。楽しみです。

 

アミ・ロマンティカの葉っぱはまだ小さい

つるバラなので、大きくなることを警戒して強めの強剪定を行っておいたアミ・ロマンティカは、ちょっと出遅れ気味です。

枝をなるべく横向きに寝かせるように、大寒の頃誘引もし直し、結構寝かせることができてほっとしています。

しかし、芽の出始めが遅れ気味で、まだ葉っぱが全体に小さめです。

そうはいっても、シュートがどれも太めなので、ぐんぐん育つのではないかと、とても楽しみです。

早く咲かないかな。

相変わらず弱い？エウリディーチェ

昨年の晩夏、台風の直撃で塩害の打撃を受け、もともと弱かったのにさらに弱さを増している感じのエウリディーチェですが、春の芽吹きもなんだか弱いままです。

株元近いところの芽もまだ伸びそうなので、いつまでもこんなおさびしい状態が続かないと考えていますが、いつまでこのままか。

ちょっと心配ですね。

可憐な花が咲くので、しっかり育ってほしいです。

アンブリッジローズは安定の高成長

アンブリッジローズは、もともと株も大きく育っていましたが、今年になってもやはりいい感じで大きく育っています。

とてもエウリディーチェと一緒に届いた株には見えません。

新芽もかわいいし、葉っぱもよく展開しています。

問題は、地下部の成長も著しいであろうこと。

2020年になったら、早々に鉢を外して根の状態を確認する必要があります。

もう一回り大きな鉢に植え替える？？？

そのあたりも検討が必要ですね。

あまり大きくなると困るし、根詰まりしたら絶対に困る。

難しいところです。

根をいじる植え替えは冬しかできないので、今のところは、様子を見るだけですね。

スノーシャワーとインフィニティ

スノーシャワープチシャンテとインフィニティについても、現在の状態についてまとめてご紹介しましょう。

 

 

上の画像は、こぶ病をたびたび発病していますが、元気に花を咲かせているスノーシャワープチシャンテ。

16年の付き合いなので、このまま元気に育ってほしいです。

通常、こぶ病＝焼却対象とされていますが、どうしても捨てたくない。

スノーシャワープチシャンテを剪定した後は鋏も消毒する必要がありますが、それでも大事にしています。

このまま育てていきたいです。

今年の春の芽吹きは、残した枝先よりも、株元にぎっしりです。

他のバラより芽吹きが遅いことが多いのですが、今年は標準的。

元気なので、今のところ何も心配はしていません。

 

これ↑は、浜松に3鉢ほどあるインフィニティの鉢植えのうちの一つ。

長野に2株残してあるので、そちらも早く持ってきたいですね。

ミニバラといっても、インフィニティは花も葉も大きめなので、しっかり育ちます。

ミニなのは、あくまで根張りだけ。

 

葉っぱが赤っぽいから、この株はピンクかしら。

色がわからなくなっています。

 

蕾が付いたら、インフィニティなど、ミニバラは欲しい方にお譲りしようかと考えています。

気が付いたらミニバラだけで10株を超える数を育てているので、ちょっと減らしたいなと思っています。

それまでしっかり育てていきたいですね。