春まで長く楽しめる寒い季節に美しい花を育てよう|パンジー・ビオラ・シクラメン・ベゴニア・フクシア

ホームセンターや園芸店の店頭に、今年の冬~春の庭を彩るための苗がいろいろ出回る時期になってきました。

寒い季節に花を咲かせてくれる植物の種類は少ないけれど、品種改良が進んで、どれにしようか迷ってしまうほど選択肢は増えてきています。

寒い季節には、寒い季節でしか楽しめないガーデニングがありますね。

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ビジュアルで選びたい【パンジー・ビオラ】

パンジー・ビオラは毎年新品種が目白押しなので、今年はどんなのを買おうか、毎年悩んでしまいます。

昨年までは、カラーバリエーションでパンジービオラを選んできましたが、今年はフリルのあるものやウサギのような形のものを選ぼうと思っています。

2018年にもビジュアルの変わったパンジー・ビオラが出回っていましたが、まだまだ出始めでちょっとお高かったし、ファジーなパステル調のカラーバリエーションのパンジー・ビオラがリーズナブルになったので、こちらでそろえていました。

今年こそは!ビジュアル重視で選んでみたいです。

もちろん、色の好みも大事。

フリルタイプ

どことなく花びらにウェーブが入っているものから、フリフリのもの、フリフリの上に手毬状に花びらの数が多いものなど、フリルタイプも花びらの形にバリエーションが出てきました。

色味も、シックでダークなものから、パステル調までバリエーションが豊富です。

私の狙っているのはパステル調のフリフリのもの。何とか手に入れたいですね。

ウサギのお耳タイプ

花びらがシャープで、ウサギのお耳のように上に二つとんがって伸びるのがかわいらしいタイプのものは、パンジー・ビオラにしてはびっくり価格でしたが、今年は少しお財布にも優しくなって、カラーバリエーションも増えてきています。

寄せ植えにせず、かわいい鉢でこんもり育てたいですね。

暑がりの冬の女王は欠かせない【シクラメン】

シクラメンの栽培適温は15~20℃なので、人が過ごすにはちょっと涼しすぎるくらいの環境を好みます。

長野の自宅では、何の苦も無く、5年以上室内にほったらかしでシクラメンが育てられますが、暖地浜松で同じように栽培しようとすると、すぐに枯れてしまいます。

室内では暗すぎる上に、暑すぎるようで、雪も降らない地域なので、思い切って冬中屋外栽培して、春になる前に長野の自宅に置き場所をチェンジしようかと思います。

フリルタイプ

シクラメンもフリルタイプが登場し、近年はフリルよりも紫色のシクラメンの方がイチオシ!といった感じですが、ガーデンシクラメンにもフリルや紫が登場しているので、今年こそフリルをゲットしようと虎視眈々と狙っています。

もちろん、他のガーデナーさんたちと取り合いなので、ゲットできる自信はありません。

屋外でほったらかしで育てたいので、リーズナブルなグループの中できらっと光っているものを見つけたいと思います。

バイカラータイプ

白いシクラメンが、布施明さんの歌じゃないけれど好きだったのですが、長野に長く住んでいると、冬に白い花はちょっとなあと思って、バイカラーのかわいらしさに注目しています。

シクラメンは暖地浜松では枯れるのと隣り合わせの植物なので、あまり高価な鉢物はちょっと。

これもガーデンシクラメンでぜひ見つけたいと思います。

暖地でうまく育てられないから再チャレンジしたい

寒さに弱い植物は、寒冷地の屋外での栽培は難しいものの、全館冷暖房完備の家で室内栽培する場合は、比較的らくちんに育てられます。

シクラメンのように暑さにも弱い植物など、さして苦労もせずに夏越しもできます。

ところが、ベゴニアやフクシアを長野の自宅と同じ調子で暖地の浜松で育てようとしたら、あれよあれよといううちに弱り果てて枯れていきました。

思わず、「え?なんで??」とぼうぜんとつぶやきました。

どっちも3年以上ほったらかしで育てられたのに、浜松では1~2週間しか持ちませんでした。

だから、再挑戦ですね。

ずっと屋外栽培してみよう【ベゴニア】

ベゴニアは、品種によってその性質が異なりますが、「リーガースベゴニア」「エラチオール・ベゴニア」と呼ばれる花が豪華なベゴニアは、10~20℃が栽培適温の暑さにも寒さにも弱い植物です。

長野で、窓辺に近すぎる場所に置くと、隙間風で枯れるというか透明になって溶けることがありますが、ずっと明るい窓辺に置いていれば一年中花を咲かせてくれます。

浜松では5℃を下回ることが冬でもまれなので、厳冬期以外は外に置きっぱなしで育てて、春になる前に長野の自宅に置き場所を変えてみるか、夏越しをあきらめるかしようと思います。

長野の自宅なら温度条件は問題ないでしょうが、1か月水をやらなくても耐えられそうにないし、底面給水にも適応できそうにないように思います。

室内栽培に挑戦するのはやめよう【フクシア】

暑さにとても弱く、寒さにも強いわけではないフクシアですが、暖地浜松の最低気温は適応範囲内ではないかと思います。

かつて愛知に住んでいたときは、即枯らしていました。暑すぎて耐えられなかったのだと思います。

雪がかかると即枯れますが、長野では長く育てていました。

しかし、浜松で育てようとして、あれよあれよと弱っていきました。

暑すぎるから室内で育てようとして、暗すぎて対応できなかったのではないかと思います。

冬中屋外栽培して、春以降、長野に置き場所を変えて育ててみようかと思います。

2019年秋にゲットしたもの

ようやく2019年の秋植え用の好みの苗を見つけて手に入れることができました。

もともとパンジー・ビオラなどは、安価な苗が多数で回っているので、インターネットで購入すると送料ばかり高くついてしまいます。

コスパの高いものをどうにかして見つけたいとあちこちうろうろしてようやく見つけました。

手前のものがピンボケですが、フリフリのパンジーを2株、手に入れることができました。

しかも、私の好きなファジーな優しいいろあいのものばかり。

どちらも100円未満。

ガーデンシクラメンに至っては、バイカラーでしかもフリフリ。

両方を兼ね添えている上に、500円しません。

この3つでやめて置けば、全部で500円以内のワンコインで抑えられたのですが、おまけを購入してしまいました。

蕾がいっぱいついているのに98円になっていたガーデンマム。

「菊を育てるのが苦手なの」というと、店員さんが親切に教えてくれました。

土がからからに乾くまで水をやらない、クターっとするまで水をやらない、日当たりは午前中3時間だけでOKとか。

どれも私の育て方に当てはまっていないので、今度こそうまく育つでしょうか。

楽しみです。

これらの植え付けに関しては、また改めて追記しますね。