懲りない!【再び】クワズイモの育て方と栽培記録

クワズイモを毎年100均でゲットして、これまでに何度も腐らせてきた私です。

3年以上栽培したクワズイモもあるのにもかかわらず、ここのところ毎年腐らせています。

クワズイモはサトイモ科の植物なので、水気が好きなことから、ここ2年はバスルームグリーンの一つとして栽培していますが、毎年腐らせています。

クワズイモに限らず、サトイモ科の植物は乾燥が過ぎるといつの間にか消えてしまうことが多い反面、水気が多すぎると腐りやすい特徴があります。

  • 日照条件が悪い(つまり暗い)
  • いくら何でも水気が多すぎる

腐る原因ではこの二つではないか??と考えて、今度はバスルームではなく、ほどほど明るい室内の窓辺で栽培してみることにしました。

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クワズイモとまとめて呼ぶけれど

クワズイモには、寒さに弱く特にでかくなるインドクワズイモや、葉っぱの先端がとがっていてこじんまりしたシマクワズイモヒメクワズイモ)などもあり、厳密には区別されずに”クワズイモ”とひとくくりにして流通されています。

こうも何度も盛大に腐ってくれると、さすがの私も気分的にへこんでしまうので、いつもより大きめのクワズイモをゲットすることにしました。

とはいえ、198円(税抜き)、100均のクワズイモ同様、シマクワズイモ(ヒメクワズイモ)じゃないかと思います。

葉っぱの先端がシャープなんですね。

後で気が付いたのですが、「クワズイモ」と印刷されたラベルの裏に、「シマクワズイモ」と書かれたシールが付けられていました。

巨大化すると扱いにくい

買ってきた里芋から芽が出てきたものを育てると、それなりにかっこいい観葉植物に育ちます。上の画像は、実際に里芋を育てたときのものです。

里芋の方が葉っぱがシマクワズイモ(ヒメクワズイモ)よりも巨大化しやすいので、本家のクワズイモに近い観葉植物に仕上げられます。

しかし、葉っぱがデカすぎてスペースを取りすぎる欠点があります。

でっかい葉っぱが好きな人にはおすすめです。

かくいう私も、本当はでっかい葉っぱの方が好きです。

芋だけど葉っぱを育てるから肥料も必要

芋や豆を育てるとき、肥料を控えめにしないと葉っぱばかり伸びる”ツルボケ”しやすいといいますが、クワズイモは観葉植物として育てるので、葉っぱが盛大に伸びて”ナンボ”です。

しっかり肥料はあげるようにしましょう。

毎月緩効性化成肥料を株元に少量まいておきましょう。

葉っぱが広がってきたら日照不足

クワズイモの茎が倒れてくるものがでて、葉っぱの茎が全体として広がってきたら、日照不足が考えられます。

もう少し明るいところに置き場所を変えるようにしましょう。

バスルームに置いていたクワズイモは、広がり傾向にありました。

日照不足は間違いないようです。

寒さに弱い品種もあるから

クワズイモそのものは寒さに強いものの、インドクワズイモもシマクワズイモも寒さに強くなく、インドクワズイモは特に寒さに弱いので注意が必要です。

春から秋にかけては生育期なのでしっかり水やりしますが、冬場は寒さにより耐えられるよう、屋外で栽培していたものも暖かい室内に置き場所を変え、水やり間隔を広く取り、乾燥気味で管理します。

クワズイモの植え替え

クワズイモは寒さに弱いものが多いので、植え替えは春から秋にかけて、なるべく春先に行うのがおすすめですが、小さい鉢に植えられていることが多いので、購入後なるべくすぐに植え替えましょう。

傷んだ根は取り除き、古い土は1/3程度は落として植え替えますが、秋以降に植え替える場合はなるべく傷んだ値を取り除くだけにしてなるべくいじらず植え替えましょう。

この植え替え作業を行ったのは、気温が十分に高い2019年9月19日ですが、シマクワズイモ(ヒメクワズイモ)は寒さに強いわけではないので、鉢はあまり大きくしないで、元のポリポットがすっぽり余裕で入る程度の鉢に植え替えようと考えました。

まずネットに入れた鉢底石を鉢底にセットし、

その上にココピートがたっぷりのダイソーのふわふわの土を加えました。

ここでポリポットを外したら・・・・根っこがぐるんぐるん!

この鉢では小さすぎます。さらに二回りほど大きな鉢にチェンジしましょう。

先ほどのネットに入れた鉢底石を移し替え、さらに土も移し替えました。

ちょっとピンボケで申し訳ないのですが、なるべく根っこはいじらずにそのまま入れました。

ほどいたら大変なことになりそうだし、根っこそのものはきれいだったからです。

ぐらぐらしないよう土をポンポン固めて、底から水が流れ出るまでしっかり水やりします。

この手の土は、水を一度に含まず浮いてしまうので、少量ずつ繰り返し水やりして、全体が水を含むようにします。

2019年10月28日現在のクワズイモの姿です。

かなり茎が長く伸び、下の方に出てきた新しい葉っぱが広がっているものもあります。

隣に置いてあるアンスリュームの葉っぱの陰になって日があまり当たっていない部分が広がってしまったようです。

葉っぱもつやつやしているし、元気そうです。

バスルームに置くのはもうやめにします。

ちなみに、バスルームに置いていた方の小さくなってしまった前回腐ってしまったクワズイモは、ついていた葉がかなりたおれたものの、元気に新葉が伸びてきたので、明るいところに置き場所を変えようと思います。