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すっかり秋めいてきて、気温が10℃をラクラク下回ってくると、水やりや虫チェックもそれほど盛んにおこなわなくてもよくなるので、お庭との付き合いものんびりとしてきます。
不在がちのためのあちこちにはびこる雑草は気になるところだけ抜いて、適度に手を抜きます。
たとえ長時間庭いじりしていても、熱中症の心配はありませんが、その代わり、風邪をひかないように気を付けなくては。
秋バラが穏やかに咲いて
庭のあちこちに秋バラが穏やかに咲いています。
春のバラと違って、花数は少な目で、咲き進むのもゆっくりです。
芳純
資生堂の香水のために開発されたバラ「芳純」は、毎年ホソオビアシブトクチバに好かれ、今年もさんざん蕾を食い荒らされてほとんど花を楽しめなかったのですが、ここにきて一斉に咲き誇っています。
オーソドックスな花姿ですが、素敵なバラの香りがあちこちに漂います。
株も1m四方くらいにしか育たないので、鉢植えで、といっても直径1m近くある鉢で育てています。
今年、葉っぱの裏に、灰色がかった白い小さな虫の卵がびっしりついているのを2度みつけ、丸ごととって捨てたのですが、それ以来、ホソオビアシブトクチバが来ていません。
あの卵がホソオビアシブトクチバのものだったに違いないと思っています。
ストロベリーアイス
ストロベリーアイスは今年、真夏にもガンガン咲いて、一度も花を途切れさせていません。
肥料はやらなかったのに、すごい生命力です。
裏のよその駐車場にはみ出したのを剪定してご近所さんにプレゼントして、お礼にお菓子をいただいたのは、このバラでした。
ホワイトクリスマス
ホワイトクリスマスは花が開くと大輪なので両手いっぱいのサイズになるんですが、雨が当たるとすぐにダメになってしまいます。雨が降りそうなので、その前にパチリ。
今年も強剪定の時、樹高の1/3まで切り詰めたんですが、成長著しく、見上げてしか見られない花で、横のウッドデッキの上から手を伸ばして、スマホで撮影しないと花も見られません。
大輪は一輪一輪が大きいので、なかなか咲き進まず、そのうち雨が当たって開いてもいないのにボロボロになることもあるので、中輪の方が扱いやすいとしみじみ思います。
プリンセス・ミチコ
剪定しなくてはいけない花も一緒に撮ったので、ちょっと怪しい感じですが、プリンセス・ミチコも、真夏はもっと花数が少なかったのですが、花が途切れない一年でした。
ホワイトクリスマス同様、背が高くて、かなり切り詰めたのに、花殻摘みするのも最大限手を伸ばして花も見ずに切るだけです。
お隣のおうちが一段高く、間に道路があるので、「うちの窓からすごくきれいに見えるわよ~」とお隣の方が言ってくれますが、私には見えない・・・・。
麗しいプリンセスミチコの育て方はコチラで紹介しています。
ミニバラもまだまだ咲いています
ミニバラも、まだまだ咲き続けています。インフィニティは5株ほど家にありますが(8株のうち3株嫁入りさせたから)最近また近所の園芸店の店頭にたくさん並ぶようになっています。
売れ残ったら、また買ってこようかな~(←こりない)
インフィニティ
インフィニティも夏にガンガン咲いたから心配していたのですが、秋バラの季節がやってきて、どの鉢もずっとでっかい蕾がついたままです。
そろそろ咲いてほしいですね。
スノーシャワープチシャンテ
今年はいい感じに花数が多く、わしゃわしゃ伸びてきてほくほくしていたら、お留守番に失敗したのか枯れかかりました。
ペットボトル給水のペットボトル(2L)を2本に増やしたら徐々に元気になってきて、ここに来てよく咲いています。
ファーザーズデイズ
オレンジ色の大きな蕾がたくさんついていたので購入したのですが、蕾のまま一生を終える花なのでしょうか?咲いた所を見たことがありません。
気が付くと蕾のまま茶色くなっています。
今年だけでなく、ここ数年そんな感じです。
マザーズデイズに比べると、ファーザーズデイズはあまり注目されていないイベントだから、それにあやかってるのかしら??
名前の分からないミニバラ
2017年国際バラと緑のガーデニングショウの会場で買ってきたミニバラです。
ずっと行きたかったんだけど、来年からはまたTVでいいやと思ったイベントでした。
「品種は何ですか?四季咲きですか?」と聞いたところ、おじさんは「ミニだ!」と堂々と答えていました。
「四季咲き?」と言ってきょとんとしてる園芸業者を初めて見ました。
このこは花開くと透き通るような繊細な色の、うす~い花びらのピンクの花になるんです。
ミニバラはたいてい四季咲きのものが流通していますが、今年、ガーデニングショウでは「一季咲」と書かれた「群舞」が大量に販売されていて、バラにこれからはまるつもりらしいマダムが多数、買っていました。(私が買った↑この子のことではありません。)
2年ほど前に見切り苗で花がないものを、100円で連れ帰って株分けして育てたバラがあります。
これが小さなピンクのかわいい花をつけました。
小輪というより、極小輪と言った方がふさわしい花の大きさです。
ガーデニングショウの群舞にそっくりの花です。
枝の細さもそっくり、とげの多さもそっくり。
とげだらけで細いくせにガンガン伸びて、花が夏前に終わるアカンやつ。
群舞を買いあさるマダムを見つめながら、このとき、あの子が「群舞」であることを確信しました。