庭植えのバラを抜いて植え替える|別の場所へ植え替え&鉢上げ

庭植えのバラを植え替えるには、1~2月の寒い時期が最適です。

この時期、バラは休眠しているので、根をガッツリいじることができます。

他の季節で同じことをすると、てきめんに枯れることがあるので、なるべく寒い時期を選びます。

大寒の頃がベストですが、寒冷地ではこおりすぎていることもあるので、その場合はもう少し暖かくなるまで待ちます。

今回、自分のスケジュールの都合もあって、お正月気分が全く抜けない1月2日に植え替え作業を行いました。

朝、雪が10cmほど積もっていて、その後も雪がちらついていましたが、バラには冬支度してマルティングを厚く敷き詰めた上に敷き藁もしていたので、バラ苗の周りの土は凍ってはいませんでした。

ここでは、我が家の植え替えの概要をご紹介します。

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2019年1月2日の雪の朝「植え替え大作戦」決行

自宅の庭の南側一面を覆い隠すように、そびえ立つ壁のように、境界ギリギリまで寄せて、隣家が立ちました。

今まで日当たり良好だった我が家の庭は、午後1時でも全く日が当たらないシェードガーデンと化しました。

ナツハゼなども日当たりが悪すぎて枯れるんじゃないかと心配です。

とりあえず動かせるバラを動かして救出することにしました。

かくて、2019年1月2日、お正月翌日の雪の降る朝、寝てしまって起きそうにない三男を除いて、夫と長男・次男も動員して、一大植え替え作業を行いました。

唯一の日当たりに移せるバラを移す

かろうじて、我が家の西側一面は道路に面しているので、日照があります。

現在プリンセス・ミチコがよく育っているので、西側に動かせるバラをできるだけ動かすことにしました。

芳純・エマグローテンドロスト・ホワイトクリスマスを庭から西側に移植することに。

これらを移植するために、エコキュートの吹出口に近いところに植えてあったヘデラを撤去。

元はポット苗とは思えない成長ぶりでした。

また、我が物顔に広がっていたヒペリカムは小さく選定した後、抜いて、庭の方に移動させました。

ヘデラも10年以上植えていれば、クレマチスか?と思うようなごん太うねうねの状態に。

ヒペリカムも、元は小さなポット苗でしたが、まさに樹木と化していました。

ヘデラの後には、1m以上の樹高にならない、広がりにくいエマグローテンドロストを。

広がっていたヒペリカムの後には、大きく広がり気味の芳純を。

栽培一年のアイスバーグがヒペリカムの横に植えてあったのですが、アイスバーグを浜松に移植するために抜いて、その後には、横にあまり広がらず縦に伸びるホワイトクリスマスを移しました。

鉢植えで育てられそうなものは鉢植えに

鉢で育てられそうな、栽培5年弱の青龍、栽培1年のアイスバーグ・ジャストジョーイ・チャイコフスキーの計4株を、庭植えから鉢植えに仕立て直して、浜松に持っていくことにしました。

青龍は強健種と間逆な性質を持っているので、おそらく根はそれほど張っていないだろうと考えました。

栽培1年のアイスバーグ・ジャストジョーイ・チャイコフスキーは、その後は安心できませんが、今回抜くのは問題ないだろうと考えました。

後に残るバラが枯れないか心配

庭には、10年以上栽培して大株と化してしまって、鉢植えにできそうもなく、植え替える場所がないバラ、モーツァルトストロベリーアイスハマナスローゼンドルフシュパリースホップが残っています。

これだけ日照が悪いと、大株でも持ちこたえられないと考えられますが、どのようになるのかもしっかり観察したいと思います。

いずれ、弱りすぎないうちに、バラ苗の寄付を受け付けてくれる公園に寄付も検討しなくてはと考えています。

モーツァルト

モーツアルトは、株にありが巣食っても生き残った強健種だし、我が家の最も東南側に植えてあるので、次の家が立つまではなんとか生き延びてくれるのではないかと思います。

東側の隣家の南側を覆い隠すように、更にもう一軒家が建つ予定らしいので、東側から唯一朝日が入っていますが、これももうじき入らなくなるのではないかと考えられます。

ストロベリーアイス

我が家の南側のフェンスいっぱいに広がるように伸びて、モーツアルトと勢力争いをしていたストロベリーアイスですが、巨体を保てないことも考えて、現在コンパクトに剪定してあります。

東側からの朝日だけはあたっていますが、花はどうなるのでしょうか。

とても心配です。

ハマナス

通路に勝手に子株を作ったハマナスです。

ほしい方に、新しく一鉢に仕上げてプレゼントしてもいいなと思っていたのですが、おびただしい量の鋭い刺に、次男と夫が「こいつは、凶器以外の何物でもない」と断言するので、子株は処分しました。

移すことも考えましたが、「枯れたほうが世界のためになる」とまで言われたので、そのまま見守ります。

ローゼンドルフシュパリースホップ

かつて、我が家の南側の壁面に広がるように育っていたローゼンドルフシュパリースホップですが、5年ほど前、カミキリムシの幼虫「テッポウムシ」の被害にあって、1/5くらいに小さくなり、現在は、かつての1/3くらいではないかと思います。

東西からの光は入りますが、南からは全く入らないので、生育が心配です。

太い枝は3cmクラスにすぐに成長する強健種なので、素人が移せるようなバラではないので、今のところは見守るばかりです。

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