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我が家の庭には、いろいろなハーブが栽培されています。
ハーブを作ろうと思って作っているのではありません。
なんだか知らないけれど、バラのついでに育てていたら、増えたり減ったり。
全然ないのは困るけれど、あって至極幸せ!というほどではない、そんな存在です。
最後にコーヒーについてのお話もあります。
バラの下草に【ローマンカモミール】
バラの下草には、やはり、ローマンカモミールがイチオシです。
植物のお医者さんとか言うそうです。癒やしのハーブですね。
ローマンカモミールは、踏んだり擦ったりすると、甘いりんごのような香りが漂い、更に丈夫になることから、せっせと踏んで楽しみます。
柔らかな葉っぱがとても好きです。
こんなに繊細な葉っぱなのに、常緑で、雪の下でも青々しています。
クリーピングタイムが咲くと春本番
クリーピングタイムのピンクの花は、5月になると一斉に咲いてピンクの絨毯になります。
もうすぐ咲くよとバラの蕾が膨れ始めるのもこの頃です。
我が家は寒冷地なのでそんなものですが、暖地ではもう少し早いでしょう。
ただし、クリーピングタイムは強いので、ローマンカモミールを駆逐してしまいます。
かなり離していても、繁殖力が強いので、ちょっと困り物。
庭にラベンダーは不可欠
我が家の駐輪場の奥に、ラベンダーが植えられています。
なぜかというと、ラベンダーのその向こうは、次男がどうしてもほしいと言って私からせしめた1畳ほどの畑スペースがあるので、それの目隠しにしています。
ラベンダーのそのとなりに、2本のブルーベリーが植えられているので、今では二重の目隠しになっていますが、じゃがいもやらネギやらが生活感を醸し出すのを隠しています。
このラベンダーは実は3代目です。
突然冬枯れして、春に芽吹いてこないことがあるので、現在「富良野ラベンダー」になっています。
冬に雪が少ないとき、水不足で枯れるのでは?と思いますが、原因ははっきりしません。
ラベンダーにありがちのようで、同じことがローズマリーにもありがちなようです。
いつでもそばで育てる【スイートバジル】
イタリアンにトマトといえばスイートバジルは欠かせません。
ジェノベーゼソースにはジェノベーゼバジルが本式ですが、今まで手に入りにくかったので、なんとなく惰性で今もスイートバジルを育てています。
毎年春になると、ポット苗を一つだけ買ってきて、秋まで育てます。
種をまくには、一袋に種が多すぎて、芽がですぎるし。
2株もいらないし、一株で十分まかなえます。
ポット苗でも安いし、どこででも手に入るし、育てるのも簡単。
無農薬で育てても、大して虫がこないのが好き。(←だいたい、ひとかぶだけだもんね)
使いこなせないハーブたち
ペパーミントは、使う料理が得意でないため、ほぼ放置していたら枯れたかも。
また種をぱぱっとまきましょうか…使いこなせないのに?
ブルーセージは耐寒性が弱いらしく、雪で即枯れました。
パイナップルセージも弱く、チェリーセージは雪でもへっちゃら。
パイナップルセージはチェリーセージによく似た赤い花を咲かせて、チェリーセージより葉っぱが柔らかめで、香りが本当にパイナップル!
セージバターとか、料理に使うといろいろ用途が!というのでセージバターを作ってみたこともありますが、使い方がわからなかった。
触るとベルベット調でとても気持ちのいいラムズイヤーは、水やりも不要な、栽培がとっても楽なハーブですが、その分どんどんはびこります。
毎年はみ出しすぎたラムズイヤーをガッとつかんで引っこ抜いて整理します。
紫の花が咲きますが・・・それが何か?というような、ちょっとひっそりと成長するハーブです。
でも、もしゃもしゃして、触ると気持ちいい。
しかし、引っこ抜いた株も含めて、使いみちがわからない。
料理に不可欠のハーブたち
使い方がわからなくて、丈夫なハーブを放置して枯らしてしまうことのある私ですが、キッチンサイドには、料理に不可欠だと思っているハーブも育てています。
キッチンサイドと言っても、もちろん屋外。
キッチンの隅のお勝手口から出たすぐの場所だから、キッチンサイドとよんでいます。
ローレルがどんどん伸びて、ちょっと邪魔なほど。
その横に立性のローズマリーがででんと幅を効かせて、2つとも、圧巻の存在感を出しています。
ローズマリーの左横に見える棒がローレルの枯れた枝ですね。この後剪定しました。
どっちも木だから、でかくなるんですが、ほぼ放置で剪定だけでいけます。
カレーやシチューに入れるから、この2つは絶対必要。
ちょっと離れたところに、ピンクのポンポンねぎぼうずがでてくるチャイブが育っています。ヨーロッパでは欠かせないハーブらしいんですが、ネギが切れたときに代わりにちょっと拝借するから、枯れてもいいけど、いてもいいかな?ハーブです。
私は永遠のコーヒー党
色とりどりのバラが咲き乱れる庭で、自家栽培のハーブを使ったティーを飲みながら、ゆったりとしたティータイムを楽しんでいます。
と言ったら、
私を知っている人たちは、「頭が壊れたんじゃないか?」と心配するかもしれません。
実はわたしは紅茶すらほとんど飲まないコーヒー党。
バラとハーブは、切っても切れない名コンビらしく、「ハーブ?うちに何個かあるかな」というと、「すてき~~!」と言われることもしばしば。
「ただの草じゃん」と、天の邪鬼な私は頭の中で毒づきます。
「一本木公園(バラ公園)に行かなくても、お宅を見ているだけで満足だわ」と言われる方がワタシ的には嬉しいです。
イケてる女は紅茶を好みイケてない女はコーヒーを好む
「イケてる女は紅茶を好み、イケてない女はコーヒーを好む」というのは、私の持論です。
保護者会などで、「何飲む?」と聞かれて、「紅茶」というママンは、皆様、可愛らしい方が多いと思います。
かつて、牛乳と砂糖を入れたコーヒーを好んでいた私。
おデブを気にして、砂糖抜きのカフェオレを好み始めた私。
おデブ対策とともに、骨粗鬆症対策。
でも、現在、ストレートコーヒーを楽しんでいます。
これまではネルフィルター
私はスタバのコーヒーは好きではありません。
エグみが強くですぎていると思うから。
もともと、コーヒー豆は豆で買ってきて、入れるときに挽いて、ネルフィルターをつけたサイフォンでコーヒーを入れていました。
古式ゆかしいアルコールランプを愛用。
自分だけのコーヒーは量産品のグラインド済みのものを使い、ネルドリップで入れていました。大して美味しくない。
ペーパーフィルターは手軽ですが、豆の持つまろやかさがなくなるので、まろやかさを残すネルフィルターを愛用していました。
脱フィルター!私にコーヒー革命が起こった!
浜松に引っ越しして、美味しくて、びっくり価格じゃないコーヒー豆のお店はないものか、あちこち探し歩きました。
美味しくても、一番安くて100g千円以上するんじゃあ、ちょっとねえ。
もうだめかと諦めかけたとき、めっちゃ美味しいお店を発見!
お店の方に許可をもらっていないのでお名前は出しませんが、素敵な喫茶店で豆も分けていただいています。
サーバーに分量の豆をいれ、水を入れて、常温で6時間置いてから、濾して飲む
そのお店がやっている水出しアイスコーヒーの入れ方も教えてもらったのですが…。
表題にある通り。
分量の豆を入れたサーバーに分量の水を入れて、かき混ぜたら、常温で6時間置いて、濾してから飲む、というもの。
いやいやいや、嘘でしょう!?と思ったら、これがめっちゃスッキリ美味しい。
お店はこれを濾す時はペーパーフィルターで濾していましたが、私は茶こしでもやってみました。
フィルター無しのほうが更に美味しい!
ペーパーフィルターは豆の油分を取ってしまう
マスターに教えていただいたのですが、ペーパーで濾すと、豆の油分をペーパーが吸い取ってしまうため、まろやかさがなくなるのだとか。
ネルフィルターは最低でも毎週、煮沸消毒しないとお腹がぴっぴになってしまうので、扱いがややこしいフィルターですが、ペーパーのように油分を取らずに、エグミだけ絡め取ってくれます。
一番豆の油分を損ねない入れ方というと、サイフォンかフレンチプレスが一番のようです。
サイフォンも、ペーパーフィルターよりネルフィルターがいいですね。
我が家はフレンチノープレス?
現在我が家は、夫がクラウドファンディングで買ってきたポットを使っています。
フレンチプレスのように、底にぎゅ~~っと豆を集めないので、圧力(プレス)を全くかけないから、フレンチノープレス?
小さな穴の空いた陶器で二重に濾します。
飲み終わったとき、カップの底に、ギリシャコーヒーみたいに微細な豆が溜まっていますが、えぐみなんてない、スッキリとしてまろやかでうまみの強いコーヒーが楽しめます。
まな板の横に中フィルターを置いていて、何故か包丁の先がちょんとあたってしまい、早々に一部が割れてしまったのですが、替えが買えない。
クラウドファンディングだもん。
浜松のアパートで使っていますが、長野ではサイフォンにするか、サーバーに直接豆とお湯をいれて茶こしで濾して入れるかしています。
フレンチノープレスのやり方
1.ポットにお湯を入れておき、ポットとカップを温めて置く
2.ポットのお湯を捨てて、分量の豆を入れる
3.沸騰したお湯を少量入れて、豆を蒸らす(1分)
4.お湯を分量まで注ぎ入れて、蓋をして蒸らす(4分)
5.お湯を捨てたカップに、濾しながらコーヒーを注ぐ。
濾すのは、茶こしでもフィルターでも、お好みで。
私は先述のとおり、穴の空いた陶器フィルターで濾しています。
豆をかき混ぜるか否かもお好みで。
私は混ぜませんが、分量のお湯を注ぐとき、注ぎ口が細いポットを使っていますが、どーっと勢いよく入れます。
コーヒー豆の奥深いブレンド
現在喫茶店で分けてもらっているコーヒー豆は、そのお店のブレンド数種類のうちの1種類。
こだわりのお店なので、ブレンドする前のストレート豆を、ブレンドの分量で小分けしたものを譲ってくれます。
見るだけでわかるのですが、それぞれの豆も煎り具合が変えてあります。
「0.1グラムまで分量を揃えるように」
まじですかい。
私が分けてもらっているブレンドは、4種類の豆が使われているので、朝夕、夫にコーヒーを淹れるとき、秤で豆の量を4回計って、挽いて入れています。
めんどくさくないかって?
そりゃ~~めんどくさいっす。
でも美味しいからリピーター。
先日、一人分になっている、お店のドリップパックを5パック、夫の会社用に分けてもらいました。
ドリップパックなので、量りがいらない。
でも手間がいらないと思ったら大間違い。
入れ方の説明書は、文字がぎっしり。入れるのに作法がありました。
飲んだ夫いわく、フィルターがあるからか「いつもより少し苦めにはいるかな」だそうです。
コーヒーはブレンドも奥が深い。
一度に大量に売ってくれないし、一度に大量に買ったら、せっかくのいい香りが抜けてしまう。
豆がもうすぐ切れるな~~と思ったら、数日前に電話しておき、新しい豆を用意してもらいます。
次はいつ頃連絡すればいいかしら。