人間ベープの私がすすめる【蚊対策】|森林香とハッカ油

ジリジリと照りつける暑い日差しも夏のガーデニングの天敵ですが、蚊にとても好かれやすい「人間ベープ」と呼ばれる私にとって、「蚊対策」は必要不可欠です。

いくら可愛いバラのためとはいえ、水やりが終わったらあちこち虫刺さればかりではやる気が皆無になります。

蚊は24℃を超えると活動を中止します。

猛暑の今、蚊が少なくなったと言われています。

ええ、私自身も被害が例年になく少なめです。

しかし、茂みの奥の涼しいところから、ふら~~っと現れていつの間にやら、ヒットアンドアウェイ。

ぷ~っと腫れ上がった足・手・耳とか首とか。

おでこもやられたことがあります。

加齢のためか、ここ10年以上、蚊の飛び回る音は聞こえません。

ほぼ、やられるばかりです。

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私の足裏は菌だらけ?

数年前に、NHK「ガッテン」でも放送され、先日「マツコの部屋」でも放送され、ネット上にも動画がありますが・・・・。

高校生の男の子が、蚊の被害が多い妹ために蚊の研究を行い、蚊にさされやすい人は、足の裏に菌の数が多く、足裏を除菌すると蚊にさされにくくなる、ということがわかったとか。

「花の水やりする前に、足の裏を洗え」

と夫に厳命されました。

石鹸で洗い流し、更にアルコールで除菌する念の入れよう。

携帯用の電動香取「ドコベー」を2つ、腰にぶら下げながらも、水やりが終わったら、毎回5箇所以上蚊に刺されていた私。

ドコベーなしでも、2箇所くらいしか蚊に刺されなくなりました。

石鹸で外に出るたび足を洗い、更にアルコールで除菌しても2箇所。

刺されにくくなるかもしれない。

でも、ゼロじゃない。

めんどくさいのに。

ゼロじゃない。

森林組合御用達「森林香」登場

「足を洗ってアルコールで除菌しても蚊に刺される」と文句を言う私に、夫は、

「やらないときに比べると、格段に刺されにくくなるだろう!?」と呆れ顔をしています。

「刺されにくい体になりたいわけじゃない。刺されたくないの!」

叫ぶ私に、夫が、思案顔をしていました。

この顔を夫がした後は、何かが起こる。

いや、何かを仕入れてくる。

そして、案の定、宅配で「森林香」が我が家にやってきました。

一口でいうと、ごっつい蚊取り線香

「森林香は蚊取り線香ではありません!」とあちこちに注意書きがされています。

でも、見た目は、なんだかどぎつい赤のぶっとい蚊取り線香です。

森林組合御用達だそうです。

蚊だけでなく、いや~な虫たちを寄せ付けない線香が「森林香」です。

森の中で落としてもすぐに見つかる赤錆色の携帯用線香入れは、後ろ側に予備の線香を入れるケースもあります。(←家庭では不要の設備ですが・・・)

長時間作業を続ける林業関係者の方を害虫から守る線香が「森林香」です。

1巻あったら、数時間は新しい線香は必要ないくらい、大容量です。

森林香をつかってみたら

ライターで簡単に火が付きます。

火を消すのに、燃えている先を水にじゅっとつけますが、その後また火をつけようとすると、存外簡単に火が付きます。

火をつけたら、結構な煙が上がります。

蚊取り線香よりモクモクですね。

我が家は総アレルギー一家ですが、この森林香の煙で喘息の発作を起こした人はいません。

絶対にいないとはいいませんが、我が家では大丈夫でした。

私も、蚊取り線香は喉が痛くなるのですが、森林香は大丈夫です。

そして、森林香をぶら下げて作業していたら、蚊に全く刺されません。

この信頼感は、他に類を見ません。

使いかけの火消しは絶対水で!

お馬鹿な私は、かつて、使いかけの森林香の火を消すのに、「先の方を切っておく方法」を取っていました。

いつものように切っていたところ、先端が飛んでいき、クッションの上に落ちたかと思うと、クッションが溶けて一部燃えました。

後に、台所の床の一部から、焦げた後も発見しました。

あわや、火事になるところでした。

たとえ先端が使えなくなってもいい、ということで、その後、火のついた先端を水にじゅっとつけて、火を消す方法に替えました。

実際は、水をつけて30分も経っていなくても、つけてみたら火がついたので、先端を切るのは愚策でしかありませんでした。

自作虫除けスプレー「ハッカスプレー」

浜松のベランダで、鉢植えのバラの世話をするのに、大した時間はかかりません。

長野の庭の手入れのように、1時間もかかるようなことはありません。

長野に森林香をおいたままの私。

短時間とはいえ浜松でも蚊にやられるようになったので、なんとかしなくては!と思いました。

長野でお役御免になったドコベー2つは、浜松にもってきているものの、フィルターを新しいのに替えなくては行けないし、どうしようかなァと思っていました。

そんなとき、TVで、「ハッカ油でハッカスプレーを作ると虫よけになる」というのを見たので、早速試してみることにしました。

ハッカスプレー(虫除け)の作り方

〈材料〉

ハッカ油        20~60滴

エタノール   10ml

精製水     90ml

スプレーボトルに材料を混ぜ入れて、スプレーするだけです。

使い方は、手や足、首周りなどにしゅしゅっとかけておくだけでOK。

爽やかなハッカの香りがして、不思議と蚊にやられなくなります。

アレルギー体質の方・皮膚が弱い方は、目立たないところにスプレーしてみて、問題ないことを確認してから使用してください。

アトピーでもある敏感肌の私でも、なんともないのですが、すべての方になんともないとは言えません。

ハッカ油はネットでなくても、薬局などでも購入できます。

スプレー液の使用期限は1週間とか2週間とか言いますが、飲むわけじゃなし、1ヶ月くらいじゃなんともありません。

もっと薄めて、植物にも

ハッカ油スプレーの、濃度を半分くらいまで下げたものを、植物の虫よけに使うこともできます。

試しに、薄めていないものをかけてみましたが、枯れたり異変が起こったりはしませんでした。

大量にかけ続けるには、倍量の方がお得かもしれません。

蚊だけでなく、ゴキブリやダニなど、ありとあらゆる虫が嫌うようです。

ただし、アロマオイルのスプレーなので、効果が何ヶ月も続く!ということはありえません。

持続性を考えて、私は継続しては使っておりませんが、殺虫剤を使いたくないけど虫除けしたい!という方にはおすすめです。

森林香を使うほどじゃないちょっとしたときに

ハッカ油スプレーによる虫除け効果は大して長続きはしません。

30分程度の屋外作業のときに虫除けしたいときは、手軽でおすすめです。

スプレーすると爽やかな香りがして、スースーして気持ちいので、さあ炎天下で作業するぞ!

というときにやる気も出ます。

長時間ではやはり森林香がおすすめですが、ちょっとだけなら、ハッカ油スプレー、おすすめです。

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