アンブリッジローズの魅力と育て方|購入から植え付けまで

乙女と言うには無理がある私ですが、ピンクの、特に淡いピンクのバラと、白いバラが好きです。

でも、ピンクばかりじゃ芸がない、オレンジがかったアプリコットピンクのバラも育ててみたいですね。

年末に購入した紅茶色の素敵なバラ「ジュリア」、我が家では2代目。

4月に長野から浜松に移動させたら、あれよあれよと枯れていき、枯れてしまいました。

ちなみに、一代目は花がついたと思ったら、あれよあれよと枯れていきました。

超デリケート。大好きなのに。

ジュリアの跡地に、アンブリッジローズを育てようと思っています。

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アンブリッジローズってどんなバラ?

アンブリッジローズは、1990年 イギリス・デビッド・オースチン 作出 なので、イングリッシュローズ。

四季咲き、花径8~10cm【中大輪】

咲き始めはコロンとした丸い感じの「カップ咲き」ですが、段々と花びらが広がってバラらしく咲く「ロゼット咲き」に。 花びらの数は70枚。

樹高 0.9~1.2m ✕ 幅 0.8m  コンパクトに育つので、鉢植え向き。

中程度のシュラブローズで、横張りしない直立型。コンパクトに育ちます。

香り: 強香(フルーツ系のミルラ香)

花色 : アプリコットピンク

切り花としても楽しめます。

地植えのアンブリッジローズ

はままつフラワーパークで、アンブリッジローズ数株がまとめて育てられていたので、じっくり観察。

背は低いまま、たくさん花がついています。

ミルラ香・・・結構いい香りだと思ったのですが、おばちゃんにはいい香りとしか言い切れなかったです。

バラの王道の香り「ダマスク香」とは違うなあ、といった感じですが、清々しい香りなので、好悪に分かれるということはないと思います。

大きめのガッツリした刺で、密度が少ないので、扱いやすいですね。

葉っぱは大きめ。

赤系統のバラらしく、芽吹いたばかりの葉は赤みがかかっています。

こんだけ元気で、大きくならないのは、めっけもんです。

でも、ある程度大きな鉢で育てたほうが育ちが良くなりそうですね。

アンブリッジローズを注文から届くまで

アンブリッジローズは、人気品種でもあるので、近所のホームセンターでも数株見られました。

ホームセンターで見た限りでは、脆弱感がなかったので、お買い得かな?と思いました。

「丈夫で育てやすい」「病害虫に強い」と書かれているものの、アヤシイ品種はどこにでもありますね。

近年私が購入した中では、「グラミス・キャッスル」がも~~病気がちで。

ホントは白くなった青龍じゃないの??と言いたくなるくらい、全然大きくならないし太くもならない。

これに対して、アンブリッジローズは、店頭の品ですら、「本当に大きくならないんでしょうね?」と疑いたくなるような元気な子が多かったです。

今回、店頭で直買いも可能でしたが、ネットで購入しました。

アンブリッジローズと、エウリディーチェの二株をネット購入をするため、送料が安価になって、両方揃っていて、安心感のあるお店で、ということで、「バラの家楽天店」で購入しました。

詳しい購入までの経緯は、エウリディーチェの方に記載してありますが、注文してから届くまで1ヶ月ほどかかりました。

興味のある方はのぞいてみてくださいね。

届いたアンブリッジローズの嬉しい予想外

発送のお知らせの翌日、佐川急便で届きました。

二株同梱で、葉っぱが伸びる5月末、どのくらいのサイズで来るのか?ちょっと不安でしたが、通常のバラ苗が届くサイズの箱でした。

箱を開けたら、アンブリッジローズがででんと大きいこと。

鉢で育てて大丈夫だろうか?と、また不安がよぎります。

葉っぱの赤いのは新葉の印ですね。花芽も複数ついているのがわかりました。

株が広がらないようにつけられていた麻ひもを外しても、大して広がりませんでしたが、この時期出回るイングリッシュローズの新株としても、大きめではないでしょうか。

株がふっといですね~。

トゲは、バラ園のものより密度が高そうですが、小さな株なので、こんなもんでしょう。

予想以上に大きい株が届いたので、とっても嬉しいです。

でも、こんな小さな鉢で育てられるんだろうか??用意した鉢を見て不安がよぎりました。

アンブリッジローズの植え付け

通常バラを鉢植えにするときは、鉢底石を1~2cm敷いた上に、培養土を5cmほど入れ、場合によっては赤玉土をブレンドしたりもしますが、バラ用の肥料を混ぜ合わせたところに、更に培養土を5cm以上入れた後、苗を植え付けます。

今回、年末に鉢に植えたジュリアが早々に枯れたので、そのままの土を入れ替えずに使いました。数ヶ月、しかも冬。

バラは休眠しているところなので、養分がなくなりようがないまま。

だから、そのまま使います。

苗が入るくらい穴を掘ったら、ポリポットを外すのですが、トントンしたくらいじゃ取れませんでした。

鉢底見たら、根っこが出てるくらいだから、鉢の中がパンパン間違いなし。

底のスリットに支え棒の細いのを軽く挿して、数箇所、土を押し上げたら取れました。

やはり根っこがぐるぐるです。

もうすぐ6月なので、このまま植え付けます。

冬より、この時期のほうが何もしないほうがいいので、作業としては楽ですね。

土が四角くなっていたので、四隅は上から軽く押して、簡単に形を崩しておきました。

やってもやらなくてもいいんですが、この苗の場合は、このほうが根付きやすいかな?と思ったからです。

やりすぎると根にダメージを与えてしまうので、あくまでかる~く。

中心部分が盛り上がるように培養土を足し入れます。

別に、フラットでもいいんですが、私の好みですね。

挿し木苗は大体フラットにしますが、こういう大苗は地植えも盛り上げて植え付けているので、鉢でも同じようにしましたが、フラットに植えても問題なしです。

周りにたっぷりバラ用肥料をばらまきます。

マルティング材(愛用のサンデーマルチ)を敷き詰めたら、鉢底から水がたっぷり流れ出るまで水やりします。

元のグリーンの鉢よりは結構大きいですが、それでも株が大きいので、ちょっと不安です。

2年持つかしら。

例のごとく、鉢はセリアのフラワーベースの上に置いて、直接コンクリートの熱が伝わらないようにしています。

動かすのがちょっとめんどくさいほど重いです。

1本枝が曲がっていますが、ヘロヘロではありません。

移送のとき曲がっていたのでそのまま癖になったようで、そのうち真っ直ぐになりそうな感じです。

2018年6月22日現在のアンブリッジローズ

アンブリッジローズが届いて植え付けてから、ほぼ1ヶ月が経過しました。

もともと立派な株だったので、非常に元気に育ち、どんどん蕾が上がってきました。

どうしようかな?と悩みつつ、どう見ても1年生苗には見えない育ち具合なので、咲かせることにしたところ・・・次々開花していきます。

20輪は咲いたかと。

鉢植えなのに、とどまるところを知らないようです。

大輪のかぐわしい花で、ベランダが素敵な状態になっています。

アンブリッジローズは、咲き進んでもコロンとしたカップ状を維持していて、花色が徐々に白っぽくなります。

そんなときにちょっとした衝撃が加わると・・・ばさ~~~っと!見事に散ります。

お~~!お見事!と言いたくなる感じですね。