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多肉植物や観葉植物の植え替えの適期は、品種にもよりますが、春か秋であればたいていが生育期なので、失敗しにくいタイミングになります。
春は冬眠から目が覚めて生育が旺盛になっていくところだから、新芽もどんどん出てくるので植え替えにもぴったり。
でも、しょっぼしょぼに弱っていた冬を越してようやく生き生きしてきたところ!というのにまた弱らせる可能性があるし、生き生きしてきたところをできるだけ楽しみたいから、私は春にはあまり植え替えせずに、夏の暑さに負けそうになりながらよれよれに夏越ししたところで傷んだ根と地上部の整理と、育ちすぎの整理もかねて、秋の植え替えをいつも楽しんでいます。
怪しいサインが出ている【ストレリチア】
我が家のストレリチアは品種が定かではないものの、おそらくオーガスタだと思いますが、通常、一株5本の葉っぱが伸びています。
あれ?両サイドの葉っぱが垂れてきた?葉っぱの数が多い??と思ったら、二株に分かれました。
今、そのうちの一株に、6本目と思しき芽が見えます(中央の株に新芽あり)。
花芽・・・が付くにはまだまだ小さい我が家のストレリチアなので、おそらく今度は三株に増えるのではないかと。
そう思って鉢を外そうとしたところ・・・外れない!!
水を入れ、ハイドロボールをかきだし、また水を入れ、ハイドロボールをかきだし、、、を繰り返すこと、なんと2時間!倒れるかと思いました、私が。
やっと外れたストレリチアは、まるでヘッドスパ用の道具のような広がったタコのような根っこで、先端まで入っていません。
根が下に伸びるのではなく、横に伸びる方が激しいことを、植え替えも4回目くらいですが、ようやく気が付けました。
前々回、鉢が割れました、根っこパワーで。
今回、底から押し出して鉢を外すことも可能になるように、プラスチックの普通の植木鉢に、根の状態そのものは問題ないのでまたハイドロボールで植え替えました。
横から株がぼこぼこで水やりできない【サボテン】
100均サボテンがすくすく育ち、鉢穴がない容器で育てているので、水やりは「株元から水をたっぷり入れ、上からしっかり捨てる」方法をとっていますが、大きく育ちすぎ、土が乾いているのかいないのかも見えない・水をやろうにも鉢とサボテンの間にスキがないため、株分け&植え替えを行うことにしました。
とげが多いので、革手をつけてお箸の先でかろうじてあるスキから土をつついて、株をゆっくり揺らしたらボコッと抜けました。
枝分かれが多いのですが、根がついている株はもともとの株だけなので、同じ鉢に植えなおしたら育てる上で邪魔になること間違いない枝をカッターで傷をつけて手でぽきんと折る形で分けたところ、大きくなってスリムになった元の株(根っこつき)と、根っこのない新株が数個できました。
根っこのついている方は切り口を乾かすために翌日まで他のと一緒に放置した後、新しい土で植え替え、根っこのない新株は根が出てくるまでこのまま待てに入ります。
1か月もしないうちに根が出てくると思いますが、待つのはつらいですね。
鉢底の根がどんどん増えていく【アデニウム・オベスム】
カクタスショップで大量に栽培されていた「なんですか?このひょうたんのような変なの?」といいながら購入したアデニウムですが、きれいな花が咲くので人気があり、寒さに弱く乾燥を好むタイプ。
そうはいっても、水をやった直後は土も濡れています。
実は、買ってきたとき、すでに鉢から根が出ていたのですぐ植え替えたにもかかわらず、数か月でまた根が出ていたので、もう面倒くさくて植え替えはこの次気が向いたらね~~と言いつつ、一年近くたち、鉢底で根が渦巻き始めたので、仕方なくまた植え替えることに。
プラスチックの鉢にしていた私は実に先見の明があるとほくそえみながら、裏の鉢の方をぱちぱちハサミで切り刻んで根を保護しながら鉢をはずしました。
アデニウムはストレリチアの真逆で、根の横張は大したことがないのに、下へ下へと伸びていくようです。
今度は、以前何かのバラを買ってきた時についていたなが~~~い鉢に植え替えました。
これで、半年は持つでしょうか? でもこれより長くなると、置き場所も考えなくては。。。。
巨大化が止まらない【サンスベリア・ファーンウッド】
私の記憶では、サンスベリア・ファーンウッドは購入して一年たっていないはず。
数か月前に鉢を外したら、二重底になっていたから詰め物を取っ払って土をプラスして「これでどんどん下に伸びるな♪」と思いつつ、東京に行って10日ほどして戻ってきたら、「あれ?かなりでかくなったかな?」と思ったもの。
すらりと伸びたお姿がスタイリッシュでほれぼれしますが、上下のバランスが悪くて風が吹いたら倒れそう。
この際、重くてかっこいい鉢に植え替えてやろうと考えて鉢を購入。
いそいそ鉢を外して植え替えようとしたところ・・・根が下までびっしり。
サンスベリアはいつも粒々の土に植えるのですが、ファーンウッドがそもそも植わっていた土も、店頭にあるオバケも観葉植物用のココヤシ繊維が多い土で育てられていたので、今回観葉植物用土にココピートをたっぷりと腐葉土をちょろっと足して植えてみました。
今回株分けしないでそのまま二回り大きな鉢に植え替えただけなので、一か月土から出したままにせず、そのまま周りに新しい土を足して、土がふわふわしないように水やりしてから水をしっかり切り、次の水やりはファーンウッドも来月にします。