ツルバラ「クリスティアーナ」の魅力と育て方|初心者でもOK?

ピエール・ドゥ・ロンサールに雰囲気がにていて、育てるのにおすすめのバラでご紹介したツルバラ「クリスティアーナ」に今注目が集まっています。

クリスティアーナは、乙女心をくすぐるカップ咲きのピンクのバラです。

クリスティアーナがどんなバラなのか、その魅力はどこにあるのか、本当に初心者でも育てられるのか?ちょっと検証してみましょう。

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クリスティアーナが日本にやってきたのは2015年

クリスティアーナは、2013年ドイツのコルデス社作出のバラです。

香りが良いのが特徴です。もちろん、「強香」です。

ドイツの調香師の方が詳しく述べられている香りの分析があるんですが・・・ちょっと難解なので、「爽やかな香りから、クラシックローズの香りへと香りが移り変わる」と、私は理解しました。

「四季咲き」または「繰り返し咲き」とされているので、秋以降は花数がめっきり減ると考えたら良いのかと思います。

日本に入ってきたのは2015年なので、これから人気が高まる予感のバラです。

クリスティアーナはカップ咲きの香りのバラ

クリスティアーナの魅力は、何と言ってもその花姿にあります。

ピュアホワイトの花びらの、中心部分が紫がかったピンクに染まっています。

フロリバンダローズらしく、枝の先端に房咲きに花を咲かせてくれます。

花びらの数はなんと、100~120枚!ゴージャス!

そして、最近注目度の高い「香りのバラ」。

愛らしい8cmのバラの花がコロンコロンと枝についた姿を想像すると、うっとりします。

ツルバラでフロリバンダって、どういうこと??つるの先端だけに花がさくの?と思われるかもしれませんね。

ツルは、横方向になるべく長くなるように誘引すると、途中途中から短い枝が伸びてきます。

そこに花が咲くんですが、一輪だけでないということですね。

ただし、ツルバラなので、ある程度太く長いつるになってからでないと、花数はそれほどではないでしょう。

クリスティアーナは、耐病性に優れていると言われています。

「強健種」とまで言わないのは、巨大化しないからだと思われます。

バラで「弱い」と言われているものは、ハンパなく弱いです。

ものすごいデリケートです。

クリスティーナは、デリケートな雰囲気の花なのに、バラとしてはデリケートではないようなので、はじめの人にもおすすめしやすくなります。

はじめのうちの成長がゆっくりのツルバラ

クリスティアーナは、「はじめのうち成長がゆっくりのツルバラ」と言われています。

それってどういうこと?お得なの?鉢でも行ける?と思われることでしょう。

ツルバラが本領を発揮するのは、でっかく育ってから。

でっかく育つまで時間がかかるので、ジレジレする時間が長いことを意味しています。

でも、クリスティアーナは、でっかくなるといっても、2m程度に止まります。

そして、広がりません。せいぜい1mくらい。

ここがポイント高いです。

でっかくなっても「もう、じゃまー!」というサイズではないのです。

ただし、鉢植えにはちょっと大きいかも。

地上部と同じくらい地下部も大きくしてあげたほうがいいと言われるバラです。

鉢植えで育てるなら、いずれは、巨大な鉢に植え替える覚悟で鉢植えをする必要があります。

クリスティアーナは初心者でも育てられる?

クリスティアーナはつるバラ。

つるバラは、通常、鉢植えで育てるのに向いていません。

「クリスティアーナを育てようかと思ってるんだけど、どう思う?」とお友達に聞かれたら、私がどう答えるのかというと、「日当たりのいい土地、どのくらい開いてる?」と聞くかと思います。

バラは、地植えで育てたほうが生育もよく、手がかかりません。

「鉢で育てようと思ってるんだけど」と言われたら、聞いた人が、どのくらいバラ栽培に慣れているかで答えが変わってくるかと思います。

全くの初心者の場合、「できるだけ深さがあって、でっかい鉢で育ててね。はじめは直径も深さも30cmくらいでいけるだろうけど、いずれは60cm級を覚悟してね」といいます。

全くの初心者であれば、水のやりすぎも、やらなさすぎも起こりやすく、どちらにも耐えられるようにするなら、ある程度の大きさのある鉢は不可欠です。

ある程度慣れているようなら、「最初はなかなか育たなくて、ヤキモキするかもしれないけれど、数年、深さ30cmくらいの大して大きくもない鉢でもOKのつるばらなんてそうないから、お手軽サイズで長く楽しめるかも。でも、本領を発揮するのは、つるバラだもん、でかくなってからだよね~~それまで、長いね。」というでしょう。

で、私、きなりのすももは、もし、クリスティアーナを育ててみませんかと言われたら、どう答えるかと言うと、「育ってきたとき、植えるところがないですね~~どうしましょうか」と答えるかと思います。

ピエール・ドゥ・ロンサールはくれると言われてもいらないけれど、クリスティアーナはほしいなあ~~。

でも、バラが本領を発揮するのは、ある程度大きくなってから。

コンパクトにベランダに収納できているうちがダメというわけではないけれど、地上部が大きくなったら地下部も大きくなるし、いずれは地植えにしてあげたい。

夫の浜松赴任が何年続くか全く不明ですが、その間鉢で育てて、徐々にサイズアップしていき、いざ転勤になったら、長野に持って帰って地植えする!いいな~~、この計画!

クライアント様におねだりしようかしら♪(←ほしいなら、自分で買えよ)

ということで、もし鉢植えで育てるのなら、いずれ地面が用意できる方におすすめしたいです。もちろん、巨大鉢で貫いてもOK?

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