四季咲きのバラ|バラの季節は長く続いて

ウバラが4月中旬ごろ一気に咲いて、駆け抜けるように咲き終わり、バラの季節が始まります。

6月になると、大部分の世間様のバラは終わりを告げているようで。

このころから、バラがちらほら咲いているお庭を拝見すると、

「がんばってる!負けないで頑張りましょうね!」

と心の中でエールを送ります。

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2019年7月3日 ホームセンターのバラはお寂し山

画像は2019年7月5日の我が家のローズフォーエバーの終わりかけの花と蕾ですが、うちの終わりかけの花の方が生き生きしているくらいです。

2019年7月3日に、近くにあるホームセンターにバラの見切り苗のいいのがないか見に行きましたが、ほとんどが枯れ果てていて、花がない状態でした。

文章がおかしい?と思われたでしょうか。

状態が悪いから見切り苗なんですが、リカバリー可能な状態で欲しい品種が、超低価格で売られているのをゲットしに行ったんです。なかったけど。

「ミニバラ!四季咲き!ずっと咲く!」なんて書かれた枯れ果てたミニバラ、ポップに偽りアリといわれても文句が言えない状態。管理が悪い。。。いや、あれだけあったら仕方がない?でも、売っているんだから、それなりにちゃんとしてほしいですね。

2019年7月5日のベランダはまだバラが咲いています

ここ一週間、毎日雨ばかりが続いていますが、ベランダのバラが元気づけてくれるかのように花を咲かせてくれています。

上の画像はアミ・ロマンティカの二番花です。

一番花よりもたくさん花数をつけてくれたので、びっくりしています。

チャイコフスキーが薄い黄色い花をまた咲かせてくれました。

春先のように縁にピンクも入らないし、花も小ぶりですが、香りが高いのは変わらないままです。この香りだけで、姿を見なくてもチャイコフスキーが咲いているのがわかります。

春に1輪しか咲かなかったエウリディーチェが3輪ほど花を咲かせています。

春先からずっと元気がなかったので、咲かなくてもいいから葉っぱを茂らせて株をしっかりさせてほしいところです。

でも、咲くと嬉しいですね。

ラクマでまったく売れなかった名もなきミニバラが一斉に二番花を咲かせています。

今日明日売れなかったら、即お友達のところにお嫁入ですね。

タイミングとしてはちょうどいい感じです。

ミニバラですが中輪なので、開花が進むのが遅い代わりに、咲くと1週間以上花持ちします。

画像は大体5~8部咲き。

いつもコンスタントに花を咲かせてくれる栽培17年目に突入したスノーシャワープチシャンテ。

今年は本当にワッシャワッシャに茂って、ものすごい花数です。

こぶ病が出ることがあるのを忘れそうです。

四季咲きのバラを彩る花たち

四季咲きのバラとはいえ、夏場は花数も少なくなり、無理に開花させないようにします。

バラも夏バテするから。

しっかり体力を温存して、秋にまた美しい花を咲かせてほしいと思います。

そんなバラの周りで花を咲かせてベランダに彩を添えてくれている花たちをご紹介しましょう。

短日性なのになぜか夏至に咲く【ルクリア】

短日性植物のはずのルクリアが、最も日が長くなる夏至に向かっている今、なぜか花を咲かせています。

ルクリアは蕾もコロコロしていてかわいらしいんですが、ハダニや温室コナジラミが付きやすいのが最大の欠点。

冬に室内に入れていて、周りにハダニを移し、春から外に出して隣近所のバラにハダニを移し、現在最も風下に隔離中。

バラの遮光で花盛り【胡蝶蘭】

ベランダで、胡蝶蘭が咲き誇っています。

胡蝶蘭も、ワンコイン以下の見切り苗で購入したものばかりで、栽培して長くなります。

一度開花すると1か月以上花持ちするので、コスパが最高の花の一つ。

胡蝶蘭の左がアンブリッジローズ、右がアイスバーグです。

どっちも葉をわしゃわしゃに広げるから、間隔をあけざるを得ず、開いたところがちょうど遮光が必要な胡蝶蘭にぴったり!

普段から水しかあげませんが、梅雨の今、水もやっていません。

でも毎日咲き続けてくれています。

小花もちょっぴり育てています

バラの周りで割いている花は胡蝶蘭以外にもたくさんあるのですが、その中から、3つをここでご紹介しましょう。

これから育てても楽しめる開花期間が長いお勧めの3点です。

いわずと知れたペチュニアです。

高価なものではありませんが、本当に長くよく咲いてくれます。

毎日の花殻摘みが面倒なほどですね。

品種もバリエーションも多く、春から秋まで咲き続ける開花期間の長さは四季咲きのバラにぴったりのよきパートナーといった感じですね。

モミジバゼラニウムは、「もみじば」という名前だと園芸店で言われ、「葉を楽しむもので花は咲かない、これはゼラニウムと似ているけれど違う」といわれたのですが、葉のにおいがゼラニウムそのものだったので、帰宅して調べたら、やはりゼラニウム。

花を4月頃咲かせはじめ、以来ずっと咲き続けています。

「ゼラニウムの中では花は地味」といわれていましたが、これはこれでなかなか派手です。

銅葉にぴったりの、オレンジ色がまぶしい、花火のような花を咲かせています。

日照と気温さえ十分にあれば咲き続けてくれるゼラニウムらしい開花期間の長さが、バラのお友達として最適です。

八重咲きインパチェンスのカリフォルニアローズ“フィエスタ“。

この株、4度目の春を迎えました。

「まるでミニバラ」といった花がかわいらしいです。

開花期間もこれまた長い。そして、暗めのところが好きなので、しげしげ茂ってしまったバラで遮光されたくらいの日当たりがピッタリです。

四季咲きのバラの周りを彩るお花があるから、広いスペースではありませんが、ベランダが一層かがやいてみえます。

コメント

  1. こまめママ より:

    こんにちは 胡蝶蘭綺麗に咲いてますね!うちの初盆の飾りの胡蝶蘭たちは
    あえなくさようなら~~~です

    今年の見切り苗はよろしく無いです うーん二番花を咲かせる気もなく、何故だか
    そのままの値段 黒点病がすごいので、うちにはこれ以上お連れすることはできませんね。 目を付けたものがあれば週一でチェックするのですが、今年はやめます!

    金、土曜と軽井沢のレイクガーデンに行って来ました。まだまだこれから咲くつるバラもあり、とても綺麗でした。6月に大野耕生先生が
    今年は7月でも綺麗です!と教えてくれましたので安心して出かけました。
    友人は30数年前に湖の周りをサイクリング‍♀️‍♂️したそうです

    実は寒がりの私は、2日ともビニールのポンチョを被っての散策でした。
    秋バラも見てみたいです

    • kinarinosumomo より:

      こまめママさん、コメントありがとうございます。
      今年の見切り苗はイマイチですか。
      状態がいまいちでも品種がよければ欲しかったんですが、私もまだ購入できていません。

      軽井沢レイクガーデンまでいかれたなら、次はもう少し足を延ばして、中野市の一本木公園まで行ってみてください。
      春と秋にバラ祭りがありますが、バラ苗がものすごく大量に販売されるので、おすすめです。
      春しか行ったことがないので、秋にも販売があるのかはわかりませんが、欲しい品種があるなら、現物を見て買える確率が最も高いのが一本木公園のバラ祭りです。

  2. こまめママ より:

    お返事ありがとうございます 中野市すごい遠いですね!
    おばさんの二人旅なので北陸新幹線でした。その後はタクシーで

    昨年のバラクラは名古屋〜塩尻〜茅野〜その後タクシーでした
    地図を見るとどちらも 遠回りですね!浜松の人は鳳来ぬけて飯田から中津川方面に
    出かけます。栗きんとん買いにね

    なんで長野は広くて大きいのだろうといつも思います。秋は何処に行こうかしら?と
    地図を広げて考えてみますね

    • kinarinosumomo より:

      確かに中野市は遠いのですが、北陸新幹線なら、東京から長野まで1時間ほど、そのあとロマンスカーや成田エクスプレスの旧型車両が使われている長野電鉄で中野松川駅まで移動すれば、北に向かってとことこ歩けば一本木公園まですぐです。
      バラ祭り期間以外は無料でいつでも入れる公園です.
      長野観光がてら、ぜひお出かけください!
      http://rose-garden.net/ipponngikouen-barakouen-naganoken-nakanosi

      中津川の栗きんとん、私も大好物です。
      実家で栗が取れたので、栗の調理はお手の物ですが、嫌いでした。
      中津川の栗きんとんのおかげで、栗も好きに。
      一本木公園からタクシーならそう遠くない小布施も栗で有名です。