楽しい植え替えざんまいpart2 | 多肉植物&観葉植物

part1では「ストレリチア」「サボテン」「アデニウム」「サンスベリア・ファーンウッド」の植え替えについてお話ししました。

本来、秋の植え替えは10月前に終わらせておきたいところですが、今年はやや遅めになってしまい、寒冷地ゆえ寒さが忍び寄るのが一足早いので気をもみましたが、エアコンの電源を入れたくなる前に植え替えを終わらせることができてほっとしています。

9月初頭では、最近、猛暑が長く続くことからちょっと早く、10月中旬まで行くとちょっと遅い感じです。

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古参の観葉植物【ドラセナ&コルジリネ】

ドラセナもコルジリネも同じリュウゼツラン科なのでとてもよく似ていて、コルジリネに「ドラセナ」と書かれて流通しているものもありますが、葉っぱの付け根を見るとすぐに区別がつきます。

葉っぱの付け根が細くなっているのがコルジリネで、細くならないのがドラセナです。

画像の三つの鉢植えのうち、二つはコルジリネとわかりますね。

大きいコルジリネはもう10年以上このままで、最初の頃、育ちすぎた上の方を切って牛乳瓶に挿してお風呂に置いたら、そのまま腐ることなく10年近くい続けています。

今年は面倒なので、一番大きいコルジリネはそのまま放置。

小さい斑入りのコルジリネは土がなくなっていたので、一回り大きな鉢に観葉植物用の土で植え替えました。

ドラセナは大きい方のコルジリネに届く勢いの芽を切って、一回り大きな鉢に従来と同じくハイドロボールで植え替えました。

切った芽を挿し木しようかと思ったのですが、これ以上増えても困るだけなので、処分しました。

肥料を上げると育ちすぎるから、あげない選択肢も考えるのですが、考えるだけでいつも終わります。

オリーブ【ルッカ】【オークラン】

上野に行くと、どうしても足が向いてしまうのが、マルイの裏手の観葉植物が売っているお店です。

近寄ると絶対何か買いたくなるから近寄ってはいけないのに近寄ってしまいます。

案の定、吸い寄せられて、オリーブの木を2株、購入しました。

オリーブの実を成らせようとすると、他家受粉させるのがよいそうなのですが、1ダースほどオリーブの苗が売っていて、しかもそのほとんどの名札が違うとなると、今買わなくてはもう手に入らない!と思わざるを得ません。

オリーブ栽培を思い立ったワケ

長野市街地でも庭木にオリーブを植えているご家庭が多く、都心の下町を散歩していてもやっぱりオリーブを植えているご家庭が多いので、ヘンクツな私は「オリーブはいらん」と思っていました。

めっちゃ昔ですが、新婚旅行の時に機内食でオリーブの実が出まくって、これがまずくて、「一生いらん」と思ったこともあり、私の人生にオリーブはオイルだけでいいと常々思っていました。

しかし、またもやNHK「あさイチ」で収穫したオリーブの実をお湯1Lにつき岩塩大さじ2杯を溶かしたものに漬け込んで、濁ってきたらお湯を新しくすること3週間以上であくが取れ、塩抜きしておいしく食べられるようになる、と言っているのを見て、ダーリンの酒のおつまみ栽培計画(何年かかるか?)を実行しようと思い立ったのでした。

オリーブをスーツケースに入れて運ぶ

上野のマルイの裏で買って帰ったオリーブの苗木は小さいものなので、大きなレジ袋に入れられたものを片手で持って、電車に乗って夫の下宿に持ち帰ったのですが、夫の下宿で育て始めたら家族から苦情が出るのはわかっているので、「だいじょうぶ、長野に持って帰るから」と言い続けたものの、子供は疑いのまなざしでした。

オリーブの木は柔らかいので、「丸めたり編み込んだりいろいろできる」と紹介されており、実際丸めようとするときれいに丸まるので、小さいスーツケースの上の方に土がこぼれないように周りを丸めた古新聞紙で固めて、二重にしたレジ袋に入れてスーツケース内の荷物の一番上に入れて持ち帰りました。

帰宅後取り出したところ、何事もなかったかのようでした。

こういうことをすると、気分だけはプランツハンターのようですね。

自宅で一応性質を調べると

自宅でオリーブの品種について調べてみると、「ルッカ」はやや珍しい品種、「オークラン」になると希少種のようでした。

近所でもオリーブが何の防寒処理もされずに枯れずに庭植えされているので耐寒性についてはあまり気にしていなかったのですが、オークランは「寒冷地では冬越しは難しい」という記載が。

調べないで買うからこんなことに・・・・と思っても、どうしようもありません。

両方とも、日当たりが最高とはいいがたい北向きの玄関先に、枯れて買いなおしたユーカリの鉢植えとともに置いて育てようと思っていたのですが、オークランだけ室内栽培するか?両方室内栽培するか??えんえん悩むことになりました。

腐葉土をたっぷり混ぜ込んで育てたいから

オリーブの実が最終目標なので、ふわふわタイプの観葉植物用土に腐葉土をたっぷりと混ぜ込んで育てたいし、やっぱり外で両方育てよう!と決意しました。

となると、耐寒性が問題になっているオークランをより大きい鉢に植え、寒さが厳しくなる前に周りをわらでくるんで防寒対策をして、いよいよだめなら家の中に、そうでないならそのまま玄関先で頑張ってもらうことにしました。

室内に取り込むかもしれない方をより大きい鉢に植えたら面倒じゃない?と思われるかもしれませんが、鉢が大きいと周りの土が多くなるため、根が凍るといったダイレクトな冷害を受けにくくなるので、より弱い方を大きい鉢に植えたほうが助かる率が上がります。

たかが腐葉土ですが、たっぷり混ぜ込むと、どうしても変な虫が家に出てきかねないし、おひさまたっぷりの方がいいだろうし(←北側に置いて何を言う?)、これ以上室内に大きい鉢が1つ2つ増えると邪魔だし。

そうです、日当たりのいい広い置き場所が残っていないんです。

残っている日当たりのいい広い置き場所は普段いない三男の部屋くらいなんです。

鉢が大きいと窓辺にはのらないから、彼の机の上とか、サイドデスクの上とか、それくらいしかないんですが、絶対に怒りそうでさすがに置けないんです。