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いろいろな育て方の解説やサイトに「サボテンは毎年植え替えましょう」と書いてありますが、私はそんなにまめに植え替えたことがありません。
植え替えたほうがすくすく大きくなるのでしょうが、植え替えなくてもすくすく育っています。
これを更に植え替えると、巨大化する恐れがあるので、そこまで育ってもらっては困る我が家では、植え替えは控えめです。
元気に育っていれば、急がなくてもいい!これ以上でかくなるのはお断りだから!というのが我が家の方針です。
あまりに鉢が窮屈そうで、水がなかなか染み込まなくなったら、渋々植え替えるのが我が家流でしょうか。
おすすめの土はサボテン用のつぶつぶの土
植え替えに用いる土は、サボテン・サンスベリア用と書かれたつぶつぶの土を愛用しています。
赤玉土の超小粒もいいなと思うのですが、堀川カクタスガーデンさんが使っているような粒ぞろいの美しい超小粒が手に入らないので、ぶっちゃけ、サンスベリアのおあまりをそのまま使っています。
サボテンは水はけさえ良ければ、土質は選ばないので、川砂でも、バーミキュライトやパーライトでも、使って育たないことはないのではないかと思います。
手に入りやすい水はけの良い土を選んで植え付けるようにしてください。
赤玉土の超小粒は芝目土
鶴仙園の鶴岡さんに「美しい粒ぞろいの赤玉土の超小粒が手に入らない」とぼやいたところ、「芝目土を使うといいよ」と教えてくださいました。
ええ、その前に、近所(長野)のホームセンターで微塵だらけのを見たので、買えなかったんですと答えました。
しかし!ホームセンターに20リットルの芝目土にでっかい袋を見かけるようになり、これが美しい粒ぞろい。
長野と違って、浜松とか~~横浜とか~~芝生の需要のありそうなところだからでしょうか。
おすすめです。
サボテンの植え替えの仕方
サボテンの植え替えは、普通の植物の植え替えとほとんど変わりません。
鉢から出して、土をできるだけ簡単に手で落とし、新しい土に植え替える、だけです。
トゲがあるので、刺されないように気をつけましょう。
傷んで茶色くなっている根っこがあったら、取り除いておきます。
半分に株を切り分けたいときは、手でそっと2つに割ってみます。
割りにくいときは、カッターで軽く切れ込みを入れてから手で割ります。
割ったりしたときは、切り口が乾くまで、1週間程度空気中で放置しておき、その後、乾いた土に植え付けます。
切ってないときは、そのまま乾いた土に植え付けます。
水やりするのは、植え付けてから1週間以上経ってからにします。
最古参リプサリスの場合
我が家のリプサリス。
これ、トゲなしタイプですが、立派なサボテンです。
今年の冬になると、めでたく成人します。
20年間で植え替えたのは2回?3回?でしょうか。
大きくならないように、不定期的に散髪しています。
これ以上大きくなると、入っていたかごに入らなくなるので、大きくならないようにセーブして育てています。
サボテンがでかくなって持て余したら
サボテンを上手に育てられるようになると、みるみるでかくなってしまいます。
最初5cmくらいだったのに、気がついたら30cm,というのもザラです。
水やりしようにも、鉢に溢れかえっていて、土が見えないということも。
そんなときは、株分けして、植え替えも一緒にやりましょう。
上の画像のサボテン、「頭の良くなる鉛筆」と言うそうなんですが、子供が誰も勉強しなかったので、「頭の良くならない鉛筆」ですが、10年ほど前は5~10cmくらいのちっさな鉛筆でした。ちなみに、一度、半分くらいに散髪しています。
好きなところでチョン!切り取る
文字通り、好きなところで切っていいです。
まん丸いのを半分に切るのはおすすめしませんが、うまく切れれば枯れないと思います。
ここがないとちょうどいい、と思うところでちょんちょんカットしていきます。
清潔なハサミで切り取るか、清潔なカッターナイフで切り取るか、手で折るか。
お好きな方法でチャレンジしてください。
手で折る場合は、勝手にポロッと取れるタイプでない場合、トゲに注意してくださいね。
切り口が乾くまで1週間以上放置
切り口が乾いてくるまで、そのまま1週間ほど放置しておきます。
切り口が下になるように、まっすぐ立てておいたほうがきれいに育つといいますが、1週間くらいではそう画期的な差はでないので、立てて置く方法があれば是非実践し、なければ横においておいても問題ありません。
植木鉢をひっくり返して、底の穴に刺しておくと良いらしいのですが、入る茎なら入れられるのですが、入らないコロンコロンしたものは、無理に入れなくていいでしょう。
1週間では根っこが生えてきたのは見たことがありません。
1ヶ月くらい放置していれば、根がでてくるので、そこまでおいておく方もいらっしゃいますが、私はそのまま忘れ去るのが怖くて、1週間~10日以上放置したことはありません。
乾いた土に植え付ける
切り口が乾いてきたら、乾いた土を鉢に入れて、そこに植え付けます。
小さいものは、土の上にぽんと置いただけでも十分です。
根っこがついているものは、根っこを1~2cmに切り詰めても良いらしいのですが、私はほぼほぼ切り詰めません。
このあたりも、好みではないでしょうか。
はじめて水やりするのは、土に植え付けて1週間以上経ってからにします。
植付け後1ヶ月位はグラグラなので、下手な水やりをするとスッポ抜けるので気をつけてください。