新しいバラ苗が欲しい!カタログで新しいバラ苗を物色する

Twitterで、バラの品種を選ぶ時に「カタログから選んだ」、いい品種なのに「カタログ落ちした」といった投稿をよく見かけます。

「バラの品種をカタログから選ぶ」ということを、これまでまったくやってきていなかったので、「ふ~ん、カタログ取り寄せてるんだ・・・」と全く違うことに感心していました。

2018年5月にエウリディーチェを購入したときに「ロサオリエンティス」のカタログが付いていましたが、あんまり眺めていると夫の視線が痛くてろくろく見ないまま、どこへ行ったやら、わからなくなりました。

バラに関しては、紙のカタログは私には合っていないのかもしれません。

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バラのWEBカタログから欲しい品種を探してみた

京阪園芸株式会社サイトに、「バラのWEBカタログ」を見つけたので、「カタログ」つながりでここから欲しいバラをまた、探してみようと思います。

くどいようですが、あくまで私が欲しいバラをご紹介しています。

京坂園芸オンラインバラカタログ

イヴ・ピアジェ

2018年の結婚記念日の結婚年数本のバラの花束の中に入っていたバラの一つがイヴ・ピアジェですが、箱を開けた瞬間、いい香りが部屋中に充満したのを覚えています。

1985年フランス・メイアン社作出の、スイス高級時計・ジュエリーの老舗ピアジェ社会長イヴ・ピアジェ氏に捧げられたハイブリットティー(HT)ローズです。

登録商標の申請時にとおらなかったとかなんとか、京成バラ園が「イブピアッチェ」の名前でも流通させたので、別の品種としてカウントされていることもあります。

イヴ・ピアジェは、花径14cm濃いピンク色の大輪の花が咲き、花びらの縁に切れ込みが入っているのがとてもエレガントで、コロンとしたカップ咲き・シャクヤク咲きなのも魅力的です。

もちろん四季咲き。

ぼわんとした横梁性があり、強健ですが、樹高60cm~1.0m程度に収まるので鉢植えにもおすすめです。

切り花用の品種として扱われることが多かったため、流通量はあまりありませんでした。

近年香りのバラ人気のためかバラ苗も見かけるようになりました。

夜来香(いえらいしゃん)

夜来香は、2013年日本・青木宏達氏作出の河本バラ園ブランドローズ。

花径10~12cmの中大輪で、優雅な藤色の丸弁高芯咲きの花姿は、柔らかで優しさにあふれています。

樹高は1.2mほどまで伸びますが、幅は1.0mほどに収まる半直立性です。

ブルーローズらしい優雅な香りが楽しめます。

ブルーローズですが育てやすく、シュートもよく出るので、鉢植えにして剪定を強めにしてコンパクト樹形で管理することもできます。

杏(あん)

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杏は2015年日本Rose Farm Keiji作出の、フロリバンダローズ。

花径8~10cmの大きめの中輪の花は、アプリコット色から咲き進むにつれて桃色に変化していく丸弁ロゼット咲き。

フリルがかった花びらが咲き進むにつれて広がるので、その美しさは目を引きます。

樹高1.0mまでに収まるコンパクトな樹形になるので、場所も取らない優れもの。

優しい花色をいつまでも見つめていたくなります。

香りは微香性です。

アンナプルナ

アンナプルナは、2000年フランス・ドリュ作出のハイブリットティー(HT)ローズ。

シルキーホワイトの透けるような純白の花色の花径8cmの丸弁高芯咲きの優雅な花が咲きます。

さわやかな優しい香りがすばらしく、強く香り、秋までどんどん花をつけてくれる多花性も高く、フランスで高い人気を誇ります。

耐病性にも優れています。

樹高1.0mまでに収まるといわれていますが、横浜イングリッシュガーデンにあったアンナプルナは2m近くまで育っていました。

庭植えにすると大きくなることもあるようです。

鉢植えにする場合、コンパクトになるように剪定を強めに繰り返すのがおすすめです。

わかな

わかなは2006年日本・木村卓巧氏作出のロサオリエンティスのひとつ。

フロリバンダローズとされることもあるハイブリットティー(HT)ローズです。

花径8cmの中輪で微香性ですが、クリームホワイトの花びらは外に向かってだんだんとグリーンを帯びています。

肥料や育て方で、グリーンが強くなったり弱くなったり、アトランダムに咲いたり、咲き方が変わってきます。

何とも言えない花色が魅力のバラ。

樹高は少し大きめの1.2~1.6mになりますが、切り花として大きく切り戻しつつ育てると、コンパクトに鉢花としても育てられます。

ひとつの花が3~4週間楽しめる!?

インフィニティを越えたロングライフフラワー。

カタログは紙よりWEBが好き

2018年にエウリディーチェを購入したときについてきた「ロサオリエンティス」のカタログ。

実は、これが私が手に入れた初の紙のバラカタログ。

バラ栽培の本や趣味の園芸テキストに載っている品種紹介を見る、ネットでバラの画像がずらっと並んでいるのを見る、ということはあります。

しかし、「カタログで見つけたバラを購入する」ことがほぼないばかりか、「カタログを手に入れる」こと自体、どうも私にはあっていないようで。

国華園やサカタのタネのカタログなど、タダだったから取り寄せたことがありますが、バラのみならずありとあらゆる植物の購入にほぼ役立てたことがありません。

小説は紙媒体が好きだけど、カタログはwebカタログがやっぱり好きだと思います。

あ!

老眼で、説明が読みにくいからだわ、きっと。