楽しい植え替えざんまい再び!|サンスベリアの植え替え

サンスベリア・ファーンウッドがどんどん巨大化していくので、お財布と相談もしながら大きなかっこいい鉢を購入して植え替えました。最初の水やりも済ませて12日ほど不在にした後戻ってきたら、また一段と大きくなっている様子……え??この土、おかしい!!

見切り苗になる日をひたすら待ち続けた「サンスベリア・スタッキー・オバケ」も20株ほどあったのがとうとう5鉢…というところで、我が家にやってくることに!早速植え替えなくっちゃ。

ということで、サンスベリアの植え替え、再びです。

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土が芯までからっから!?

いつもサンスベリアは粒々のサンスベリア用の土に植えていますが、ショップでふわふわのピートが多そうな土に植えられているのをよく見かけるようになったので、今回初めてファーンウッドをココピートを多用した従来以上にふわっふわの観葉植物の土に植え替えてみました。

ところが、ふわっふわの土に植え替えたファーンウッドは、元気なようですが、土が芯までからっからに乾ききっています!以前、黒っぽい水持ちが比較的いい普通の観葉植物用土を増し土に使った時にはなかった現象です。

乾燥しやすいのはわかっていたものの、ここまで乾燥していては、また水やりしなくてはならなくなります。

粒々の土に植えたら水やりは月一回が基本

サンスベリアは水やり頻度が少ない超乾燥を好む品種。土がからからに乾かないと水やりしないので、水やり頻度は大体月に一回が基本です。

特に冬場は禁水気味に管理すると休眠して越冬が容易になるので、12~4月くらいまでは水やりしない方がうまく育ちます。

いよいよ10月になったので「これであと水やりも1回か2回で春までお休みだな~」なんてのんびり考えていました。

従来の粒々のサンスベリア用の土に植え替えた「ボンセレンシス」は二株に増えた上に、小さいにもかかわらず横から新芽がちょろっと顔を出しています(画像の大きい方の右下隅)。

ローレンティーは、もう好きにしてくれと言いたいほど、元気でガンガン育っています。

乾燥しやすい土でも限度がある

サンスベリアが乾燥を好む観葉植物だとしても、12日程度で、もしかしたら水気がすでに一滴も残っていないんじゃないか!?と思うほど乾燥していては、また水をやらざるを得ません。

水をやった翌日、多少は水分が残っていますが、もうサラサラしています。

こんなに乾燥がちだと、長期間水やりを控えたりすると水持ちが極端に悪くなってしまい、水をやっても土が水を吸わないことになってしまいます。結果として、水やり頻度をかなりアップせざるを得ず、「お留守番優等生」が「世話のかかる子」に転落してしまいます。

12~4月の水やりを控えるときにも水をやらないといけないでしょうし、禁水するなら着実な禁水ができるでしょうが、着実過ぎるように思います。

水加減ができない人向けの土?

園芸店では、多数の植物を管理しているので「これの水は加減して」と、いちいち指示を出し切れない部分もあります。

うっかり店員さんが毎日水やりしてしまっても絶対枯れないようにするには、毎日水やりしても乾燥できる土に植えておくことかも。そうすることで売れるまでいい状態で置いておけそうですね。

つい水やりをしすぎる人はサンスベリアをピートがたっぷり入ったふわふわの土で育てるのもいいかもしれませんが、私には全く向かないことがよくわかりました。

とりあえず観葉植物用土に植えてみる

ファーンウッドを植え替えて、粒々のサンスベリア用の土に植え替えようと思ったのですが、からっからに乾いて私を驚愕させたにもかかわらず、新しい根が伸びていい調子なのは間違いない様子。

かつてローレンティーを粒々の土ではなく普通の観葉植物用土に植え替えてみたことがありますが、問題なく育っていました。

観葉植物用土に植えて育てられないこともないことは経験済みなので、今度はもう少し水持ちのいい観葉植物用の土で育ててみることにしました。

オバケがとうとう我が家に!

園芸記事の中に、1280円のオバケが値下がりするのをひたすら待っているという貧乏くさい内容をドドンと恥ずかしげもなく書いてしまう私を憐れんで、クライアント様がオバケの購入資金を提供してくださいました。ありがとうございます~~!!

直ちにくだんの園芸店に向かったところ、残り5鉢になって、店の奥からもう少し目立つところに引っ越ししていました。どんどん隅に追いやられていたのでもうすぐだと安心していたのに「ヤバイ、売り切れるところだった!」とちょっと汗。

さんざん悩んで、かっこいいスタッキーの新芽が横からシューっと長く伸びているのを選びました。スタッキーはファーンウッドと似ていますが、ファーンウッドが葉っぱを切断すると断面がU字になるのに対して、スタッキーの断面は真ん丸です。

横からボンセレンシスそっくりの新芽が伸びているのもあったので、一貫性はゼロ。「オバケに仕上げる秘伝のコツでもあるのか?」と思いながら、株分けしてスタンダードのスタッキーとオバケに分けようと思います。

サンスベリアかっこいいコーナーにうっとり

せっかく購入資金を提供いただいたサンスベリア・スタッキー・オバケなので、「万が一」がないように、従来通りのサンスベリア用の粒々の土に植え替えました。株分けした新芽は100均で買ってきた大きなプラコップに穴をあけたものに植え付け。サイフォンに使うアルコールランプで目打ちの先を熱くしながらポコポコ穴を開けます。

オバケとファーンウッドを並べ置くと、もう~~~かっこええ~~♪

「かっこいいと思わな~い?」とうっとりしながら夫を振り返ると、ものすごく冷たいまなざしに出会いました。「なにそれ?そんなんあるんだね」と気乗りしないコメントが返ってきました。いいもんね、理解してもらえなくても。

あ、プラカップに植えたスタッキーは別のところに置いています。様子は冒頭の画像で確認してくださいね。