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〇と線を使ってバラの模様を抽象的に描いたものとよく似たラインが皮目にでて、そこから分かれて葉が出てくる、真ん丸なフォルムがかわいらしい銀光玉はギバエウム属の一つです。
コノフィツムやリトープスのなかまで、南アフリカ原産の20種ほどが知られるメセン類。
同じギバエウム属の「無比玉(むひぎょく)」には、表面に産毛のような毛が生えてビロードのようですが、銀光玉には、この産毛のような毛はなく、つるっとしています。
ピンクの花を、脱皮からかなり時間がたったのちに咲かせる、ゆっくりとした開花になります。
銀光玉以外でもギバエウムはおひさまが好き
ギバエウムは、銀光玉以外の品種も含めて、おひさまの光をしっかり充てて育てると、管理がしやすく花もよく咲くようになります。
気温が0℃を下回ると枯れることもあるので、5℃になる前に冬は室内で管理しますが、それ以外の季節はできるだけ屋外で管理するのがおすすめです。
真夏は休眠期になるし、おひさま好きでも夏の直射日光は嫌いなので、夏場は涼しい半日陰で管理しましょう。
銀光玉は通常ペパーミントグリーンですが、日によく当てると、紫色がかかってくることがあります。
日当たりが悪いところで育てると徒長して、真ん丸ではなく間延びした楕円になってきます。
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ギバエウムは冬型種
ギバエウムは「冬型種」の中では育てやすい方だといわれている多肉植物です。
冬型種なので、厳冬期は元気はつらつというほど元気はありませんが、低すぎない温度環境に置いてあるとそこそこ元気に冬越しできます。
春と秋は生育期なので、ゆっくり目とは言え、ぐんぐん大きくなって株が成長していくので、週1回程度の割合で水やりをする必要があります。
夏休眠して秋になったら脱皮する
気温が上昇してくる5月くらいからどことなく元気がなくなってきて、梅雨の時期から8月いっぱいくらいまでは枯れ果てたようになって休眠します。
元気がない間はまったく水やりしないと本格的に枯れてしまうこともあるので、ほどほどに水やりは必要です。月1~2回程度は水やりします。
梅雨の時期や夏に蒸れると脱皮がうまくいかなかったり、脱皮しすぎたり、腐ってしまうこともあるので、なるべく乾き気味に管理します。
9月になり、秋の水やりを再開すると脱皮が始まり、皮の中から新しい美しい姿を現してくれます。
脱皮した皮は無理にひっぺがさない
脱皮してはがれてきた皮はすぐに取り去りたいところですが、無理やり引っぺがすと株ごととれてしまうこともあるので、自然にぽろっと取れたり、簡単に取れるようになるまで、無理にはがさないようにしましょう。
ギバエウムの水管理
ギバエウムの生育期の春と秋には、表面の土がかなり乾いてきたら株元から水やりします。
ちょっとだけにせず、底から流れ出るまで水やりし、鉢皿などに水をためないようにしてしっかり水切りします。
大体週1回を目安にして置き、1週間たっていても土がしっかり乾いていないようであれば、次の週まで水をやらないといった、メリハリのある水管理をすると、水のやりすぎを防げます。
夏でもないのに元気がないのは水が多い?
多肉植物の多くは、元気がないときほど水を欲しがりません。
枯れそうに見えるときなどは水を欲しがっていません。
気温がそれほど高くなってきていないのに、色つやがどんどん悪くなり、ハリつやもなくなってぐにゃりとしているとしたら、水のやりすぎで腐りかけています。
休眠期の水はいつも以上に控えめに
真夏は休眠しているので、極力水はやらないようにして管理した方が脱皮後の株も大きくきれいになるのですが、乾燥をしすぎると本当に枯れることもあるので、ギリギリの管理が必要です。
全くの禁水にするよりは、月1~2回の水やりはするようにしましょう。
株が小さいときは、水をためておく力が弱いので、大株より水やり頻度を多めにして対応します。
夏は直射日光の当たらない、風通しの良い明るい日陰で管理しましょう。
【ユニークな形・ギバエウム・銀光玉】2号苗・玉型メセン・多肉植物
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厳冬期などでちょっと元気がないとき
ギバエウムは冬型種なので、冬に休眠はしませんが、厳冬期など寒いため、活動が弱くなってくることがあります。
かといって、暖房ガンガンのところに置いていると、うまく脱皮しな刈ったり花が咲かなかったりすることがあるので、暖かすぎる環境も望ましくありません。
ギバエウムは南アフリカ原産なので、寒さから自分の身を守るために、活動が少し弱くなります。
このとき水を生育期と同じ調子にすると根腐れしてしまうので、土の乾き具合をよく観察して、しっかり乾いているのを確認してから水やりするようにしましょう。
やり方は、株元からしっかり水やりする点は変わりません。
ギバエウムの植え替え・株分け
ギバエウムの植え替えも、冬型種なので、秋が植え替えの適期です。
株がぎゅうぎゅうになって水やりしにくいくらいになったら植え替えるようにします。
サボテン用の粒状の土や、赤玉土・芝目土の超小粒のみでも、川砂や桐生砂などとブレンドしたものもお勧めです。
さらに、バーミキュライトやパーライト、くん炭などもブレンドして水持ちや水はけを改良してみましょう。
株分けの適期も秋です。
株が傷まないよう、優しく扱いながら株分けしましょう。
2~3日置いておいて切り口が乾いてから植えつけます。