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台風が何度も接近して来るのは嫌なものですが、来るたびに猛暑が弱まってきて、秋の気配が深まっていきます。
いよいよ、四季咲きのバラの本領発揮の第二シーズン、秋バラの季節がやってきます。
私の例年のスケジュールでは、猛暑の季節から、バラの新しい苗の物色シーズンに突入します。
実は、今年も例年通り、新しい苗の物色を開始しています。
バラに限りませんが。
新しい苗の物色シーズン
ガーデニングに最も不向きなシーズンと言えば夏。
夏は、バラも観葉植物も、チリチリに日焼けしたりして、弱ってきます。
だからこそ、新しい苗物のハンティングシーズンなんですね!
枯れる前に!ということで、なんでも値下がりしやすいです。
「おおっと、これは・・・私でも救済できない?」という植物群も出てきます。
ちょっと弱りかけた、「助けて~~」と言っていそうな、通常は高価なのにワンコインに値下がりされて、私が通りかかるのを待っている植物たちが大好きです。
元気ハツラツな植物を買って、そのまま育てて更に巨大化されたら、持て余します。
私でないと助けられないようなギリギリのラインがベスト。
元気がいいのを購入するのは、上手に管理しないと枯れそうになる、幼苗だけ。
バラは、葉っぱがほぼほぼ無くなりそうな状態が好きです。
でも、最近、置場所がかなり減ってきたので、以前は絶対買ったようなものも諦めて、「もう我慢できない!」という苗が現れるまで、ひたすら物色を続けています。
葉っぱがチリチリ。かれちゃう??
炎天下のバラ。
ちゃんと世話しているつもりでも、葉っぱがチリチリになってきます。
葉っぱがほぼなくなっても、茎が緑色で、新芽が生きているようなら(茶がれていなければ)、秋が来れば復活します。
鉢植えのバラで、朝夕水をあげてもチリチリ葉っぱが止まらないバラは、鉢が半分くらい浸かる水を入れたバケツにつけて置くと、数日で元気になります。
鉢植えのバラは、実際、2週間位水につけっぱなしでも枯れません。
庭植えのバラの場合は、水につけることはできないので、朝夕の水やりをいつもより大量に。
蕾や花にかからない程度に、葉っぱにも水をかけておく。
土の周りに、マルティング材を厚めに敷き詰め直して、根を保護。
体力を温存させるため、肥料の追肥はお休みする。
これくらいしかやりようがないのが現状です。
秋が来るのをひたすら待つばかりですね。
枯れた葉っぱは取るもの?取らないもの?
炎天下のバラの葉っぱは、茶がれてチリチリのものが多くなります。
そのままおいておいくべきか?取り除くべきか?
結論から言うと、どっちでもOKです。
重なり合った葉っぱの、下側の葉っぱが茶がれやすい傾向にあります。
枯れた方の葉っぱは、もともと日当たりも悪いし、混んでいるから、取り除いたほうがスッキリします。
でも、取っても取らなくても、枯れ込んでくる葉っぱは出てくるもの。
取ったからと言っても、次に一枚も枯れてこないとは限りません。
取らなかったからと言っても、やっぱり次に一枚も枯れてこないとは限りません。
取る余力があって、取ったら風通しが良くなりそうなら、取りましょう。
1本だけ取るのは・・・と全部頑張る必要もありません。
剪定はどのくらいまでやってもいいの?
茶がれてしまった枝は、取り除いて構いませんが、混み合って来た枝を切ってもいいものかどうか、悩むものです。
夏場は、強剪定に耐えられないといいます。
冬のように、全体を1/3まで切り詰める、というのは全くおすすめできません。
びっくりして枯れることがあるといいますが、やってみたことがないので、枯れると断言はできません。
あえて検証して見る気もありません。
葉っぱと葉っぱがわさわさして、混み合っている枝があるとき、ここを切ったら風通しが良くなるな~~と思うような枝を、ちょっこし切るくらいにしておきましょう。
混み枝は、虫がすくいやすいので、ただでさえ弱った株が更に弱るのはみたくないので、切る余力があるときに、ざっと点検して切るようにしましょう。
逆に、秋まで放置しても、虫が大量発生していない限り、枯れるところまでは行かないものです。
秋の気配と追肥の再開
秋バラのためには、追肥を再開する必要があります。
緩効性化成肥料を追肥するときは、すぐにダイレクトに効いてくるので、9月になってからでも十分間にあいます。
問題は有機質の肥料ですね。
9月になってからでも構わないのですが、有機質の肥料は、有機堆肥に比べると高濃度ですが、効き始めがちょっとゆっくりなのは同じです。
土の中で、分解されてから効いてくるので、秋になってしまってから追肥したのではちょっと遅れ気味に。
有機質の肥料だけを追肥するのであれば、9月になる前、8月中旬ごろから追肥をするのがおすすめです。
緩効性化成肥料もあわせて追肥するのであれば、9月に同時に追肥しても、OK。
我が家のバラの追肥は?
ここんところ、長野の自宅に帰れていないので、自宅の庭植えのバラについては、追肥の再開は9月に入ってからになります。
それよりも、全て枯れ果てていないか、超心配。
浜松のベランダの鉢植えには、先日追肥しました。
この前使った肥料はコバエがブンブンになって苦情が来たので、ちょっとはりこんで、お高い肥料にチェンジしたのですが、気になっているのが「有機質」の文字。
すぐに効かないじゃん。
ヘタすると、これもコバエブンブンじゃん。
ということで、いつも9月に追肥していたところ、急遽、8月下旬に追肥しました。
9月になったら、液体肥料を水代わりに何回か、まいてみる予定です。
有機質なので穴をほってみた
鉢植えに有機質の肥料を施肥するのは面倒くさいので嫌なのですが、買ってしまったので、仕方なく施肥してみました。
効かなかったら・・・・いや、デルバールのサインがあるんだから、流石に効くだろう?と思った私。
本当言うと、趣味の園芸でおなじみの金子先生がにっこり笑って「効くんです、これ!」といったほうが買ったんですけどね。
鉢のはしっこのほうを軽くほじほじ。
肥料をひとつかみ入れて
元通り埋戻し。
これを各鉢に2~3箇所ずつくらい、行います。
大きいのは3箇所、小さいのはめんどくさくなったので2箇所。
9月になって蕾が上がってきて、その蕾が少なめになってきたら、もう一度同じことを繰り返します。